シルクドゥソレイユ日本公演中止世界も破産申請の影響か?

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2020年6月29日に、世界各地で公演していた、カナダのサーカス集団「シルクドゥソレイユ」が、カナダの裁判所に破産手続きを申請しました。

シルクドゥソレイユは、1984年に、火喰い芸の大道芸人・ギ―・ラリベルテにより、カナダのケベック州に設立されました。

2015年7月に、アメリカのTPGキャピタルが60%、中国の復星国際が20%、ケベック預金投資年金ファンドが10%の割合で、株式の90%が10億ドルで買収されました。

シルクドゥソレイユは、常設公演(レジデントショー)と巡回公演(ツアーショー)を平行して行っていて、世界中で幅広い人気を集めています。シルクドゥソレイユは、レジデントショーのための高額な常設公演会場の買収で負債を増やしていました。

シルクドゥソレイユのショーは、サーカスの伝統様式に、エンタテインメントを組み込むスタイルで、動物を使った曲芸はありません。大道芸、サーカス、軽業、ジャグリング、空中ブランコなどを合わせたショーで、独特のエンタテインメントの舞台を構成しています。

世界中で人気のあったシルクドゥソレイユが、なぜ破産申請したのか調べました。

シルクドゥソレイユなぜ破産申請理由はなに?

シルクドゥソレイユは、ラスベガスを中心に世界中で公演を行ってきました。2020年3月に、新型コロナウイルス感染症の流行により米国ラスベガスやメルボルンなど、世界44個所の公園が中止になり、売り上げがゼロになりました。

シルクドゥソレイユのラマール最高経営責任者は「新型コロナ流行で全公演が中止され、売り上げがゼロになるなか、同社の将来を守るために断固とした行動に出なければならなかった」と、破産申請とスタッフ解雇の理由を説明しました。

次に、シルクドゥソレイユはの今後の公演、日本公演について調べました。

シルクドゥソレイユ今後の公演どうなる?

シルクドゥソレイユは、破産手続きに入り、会社更生手続きによる事業再生を目指します。再生計画で、大手投資ファンドTPG、中国の復星国際などが、つなぎ資金に必要な5千万ドル(約54億円)を決済しました。

シルクドゥソレイユの借金は、10億ドル以上と言われ、再建は悲観的とも言われています。破産手続きに伴い、劇団員3480人(団員の約9割以上)を解雇する方針を発表しています。

シルクドゥソレイユのメキシコ公演に出ていた、日本人アーティスト・川南光さん(32歳)は、公演の中止により、日本へ一時帰国し、実家のある北海道壮瞥町で、トレーニングして再開に備えています。

川南光さんは「エンタテインメント業界は打撃を受けたが、再び世界を驚かせたい」と話しています。川南光さんは、2本のロープを使って、ダンスをする「ダブルダッチ」を演じていました。

大勢の曲芸師や技術者の一時解雇を発表しているので、川南光さん他、日本人スタッフの今後が心配です。

カナダ・コンコルディア大学経営学部のミシェル・マグナンは、「時間がたてばたつほど、専門的な技能は失われてしまう恐れがある」と、シルクドゥソレイユの将来に懸念を示しています。

日本公演は?

日本でのレジデントショーは、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート内の公演劇場で、「Zed」が行われました。

公演期間:2008年10月1日~2011年12月31日

内容は、主人公Zedが、「天」と「地」の二つの世界を旅し、Zedの成長により、二つの世界が一つになる物語です。

日本でのツアーショー(巡回公演)は、1992年から各地で行われています。2007年からは、ダイハツ工業が、冠協賛し、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台で公演していました。

TWITTERを見ると、2019年5月29日に、「ダイハツ キュリオス」日本公演全553公演が終了したと報告しています。

2019年のシルクドゥソレイユ創設30周年記念作品「ダイハツ キュリオス」日本公演では、来場者数137万人を突破しました。
2020年は、日本においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、シルクドゥソレイユの公演は行われていません。

まとめ

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、シルクドゥソレイユのように大勢の観客を集めるエンタテインメントは、世界中で開催が中止されています。

今後の新型コロナウイルス感染症のワクチン、治療薬が開発されるまで、もう少し時間がかかると思われます。ワクチン、治療薬が開発されたときには、シルクドゥソレイユの大勢のスタッフが解雇されて、再結集が難しいことも考えられます。

新型コロナウイルス感染症が収束して、シルクドゥソレイユが早期に復活することを祈っています。

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