名古屋ブルーノート閉業へ理由は?コロナによる数か月の休業が影響か? 

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2020年8月15日で、名古屋・栄のジャズクラブ「名古屋ブルーノート」を閉業すると、運営会社がホームページ上で発表しました。

名古屋ブルーノートは、ニューヨークのブルーノートの日本のチェーン店です。2002年11月に名古屋市栄に開店しました。株式会社ミュージックベンチャーが運営しています。

ブルーノートは、今までは東京と名古屋の2個所にありました。名古屋ブルーノートの廃業により、今後はブルーノート東京の1個所になります。ブルーノート東京は、1988年に開店し、株式会社ブルーノート・ジャパンが運営しています。

名古屋ブルーノート閉業の理由は?

名古屋ブルーノートは、日本の4店目のジャズクラブ「ブルーノート」として、2002年11月に開店しました。

大阪と福岡は1990年に開店していましたが、2007年8月の契約先変更に伴い、ビルボードライブへ店名変更しました。現在では、日本のブルーノートは、東京と名古屋の2店になっていました。

ライブハウスは、新型コロナウイルス感染症で、感染が拡大した初期の頃(2020年2月)に、大阪市で「大阪京橋ライブハウスArc」、「Soap opera Clasiccs-Umeda」でクラスターが発生しました。それ以来長期間にわたり、営業自粛が続いていました。

客が触れ合い、汗と熱気に包まれ、3密「密閉、密接、密集」空間が、ライブハウス業界の魅力です。今までの営業形態では、新型コロナウイルス感染症の感染防止に限界を感じているライブハウスが多いです。

名古屋ブルーノートも、2020年2月下旬から、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ライブを中止していました。2020年7月3日から、感染対策のガイドラインにしたがって、具体的な対策をしたうえで、ライブを開始していました。

「ライブホール、ライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」あります。内容は、店舗の規模や公演の様態を十分に踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、必要な対策を講じるようになっています。

2020年7月21日の愛知県、名古屋市、豊田市、清須市、岡崎市の新型コロナウイルス感染症の感染者が、53人と多くなり、増加しています。ライブハウスは、今回の感染拡大に、関係していませんが、患者の増加は、ライブハウスの集客にマイナスの影響をします。

名古屋ブルーノートは、7月になり、営業再開しましたが、今後の集客が見込めないため、今後の公演はすべて中止し、8月15日に廃業することを決定しました。

名古屋ブルーノートの歴史は?

名古屋ブルーノートの歴史は、2002年11月の開店から始まりました。アメリカ・ニューヨークの名門ジャズクラブ「ブルーノート」の日本の4店舗目として開業しました。

名古屋ブルーノートには、過去には、有名なジャズ歌手やピアニストが出演し、これまで千組以上のアーティストが出演し、来場者は90万人を越えると言われています。

予定した公演を中止して、販売済みのチケットを払い戻すために、会社は、しばらく存続します。浜田秀昭支配人は「2月以前の状況に戻すのは厳しい」と苦渋の決断をし、廃業しました。

名古屋ブルーノートは、過去に、渡辺貞夫、日野照正、阿川泰子といったレジェンドのライブ等で、多くの集客がありました。名古屋ブルーノートの廃業に、多くの出演者とファンから惜しむ声が寄せられています。

森口博子さんは、「ショック!悲しいです。毎年、ファンのみんなと一体感が生まれた名古屋ブルーノート。大切な大切な私たちの居場所でした。・・・」とTweetしています。

矢野沙織さんは「デビュー当初日本人女性奏者がなかなか受け入れてもらえなかった中、私を歓迎してくれたのは名古屋だけでした」と感謝しています。

柴田淳さんは「これは悲しすぎる」、加瀬正之さんは「寂しい限りです」などと、惜しむ声が寄せられています。

まとめ

新型コロナウイルス感染症のために、イベント業界は瀕死の状態になっています。2020年8月21日から苗場スキー場(新潟県湯沢町)で開催予定の「ふじロックフェスティバル‘20」が中止になりました。

廃業するイベント関連会社が、これから多数出てくる可能性があります。

新型コロナウイルス感染症対策本部の感染防止ガイドラインによると、ライブハウスは、ステージと観客の間隔を2m以上確保するか、透明なアクリル板で覆い、出演者に客席への声援の呼びかけ、ハイタッチをしないように求めています。会場で2mの距離を守って配置したときの集客数が問題です。着席200人の会場で50人程度、100人の会場で20人程度しか集客できません。

この程度の集客では、ライブハウスの採算に無理がでる上に、非日常空間でエンタテインメントを楽しむことができません。

名古屋ブルーノートは、新型コロナウイルス感染症が収束せず、さらに第二波が来ることが予測されていることで、事業を継続することは困難だと判断したと考えられます。

4月以降、北海道や大阪、都内のライブハウスの閉店が相次いで決定しています。ライブハウスの経営者は、「かなりの長期戦を覚悟しなければならない」と心配しています。

新形コロナウイルス感染症が収束して、ライブハウスの通常営業が再開されることを祈っています。

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