マスク供給改善?価格はどうなる?生産に参入した他業種企業は?

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2019年12月に、中国湖北省武漢市において、新型コロナウイルスによる肺炎の発生が報告されました。中国を中心に、世界各国で新型コロナウイルス感染症の発生が報告されました。

日本においても、2020年2月頃より、新型コロナウイルス感染症の発生が報告されました。新型コロナウイルス感染症の対策として、手洗い、部屋の換気、マスクの着用に効果があると医療専門家に言われています。

マスクの消費が増え、購入が難しくなり、日本においてマスク不足が社会問題になりました。マスクの購入が難しくなった理由を説明し、供給改善、価格、生産参入企業について調査しました。

なぜマスク不足がここまで大きくなった?

マスク不足が発生したのは、新型コロナウイルス感染症の発生によるマスクの消費量の増加によるものです。マスクが、殆ど日本国内で生産されず、主として中国から輸入していることも原因です。

新型コロナウイルス感染症が発生した2020年2月頃の日本において、マスクは、主として中国からの輸入品でした。日本のマスクの消費の約8割が、中国製品です。中国で感染症の患者が増加したため、中国国内のマスク消費が増加し、中国からマスクが輸入できなくなりました。

また、中国のマスクを世界の各国が奪い合うような状況になりました。日本における新型コロナウイルス感染症の患者の増加につれて、外出時にマスクを着用するようになり消費量が急増し、ドラッグストアが持っていたマスクを売りつくしました。

マスクを高額で転売するために、買い占める人まで出てきました。高額な価格での転売は、人の弱みに付け込んだ悪い行為だと思います。買い占めたマスクをネットで高額で転売する人が多くなり、社会問題になりました。

そこで、2020年3月10日に、政府が「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」によりマスクの転売を禁止しました。ドラッグストアで購入量に制限を設けても、入荷量が少ないので、毎朝開店前に長い行列をしても買えなくなりました。マスクの価格も高くなりました。

2020年3月5日に、安倍首相が、マスクを月6億枚以上確保していると言明しましたが、マスクの入手困難は解消しませんでした。政府が、各家庭に2枚の布マスクを配布することにしましたが、不良品が発生し、5月になっても一部の地域にしか送られていません。

マスクが品不足になったのは、需要と供給のバランスが崩れたためです。2018年の1年間で55億枚(月4.5億枚)のマスクが供給され、国内生産2割、中国からの輸入が8割でした。中国からの輸入が止まったため、約45億枚のマスクが、日本国内に供給されず、品薄になり高額になりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大による消費量の増加があり、2020年2月には、普段の倍の約9億枚の需要がありました。供給が非常に少なく、マスク不足が拡大しました。マスクが中国から入荷しないことを知った人が、買い占めたのも、マスク不足を大きくした理由です。

トイレットペーパーの買い占めもあり、一時はパニックになりました。マスク不足を解消するために、政府の政策として、国産する企業に補助金を出して、日本国内におけるマスクの生産を促進させ、マスク不足の解消を計画しました。

マスク生産に参入した企業はどこ?勝算はあるの?

「マスク等生産設備導入支援事業費補助金(マスク生産設備導入)」の制度を利用して、異業種からマスク生産に参入しました。

大手電機会社のシャープは、早くから日本国内で不織布マスクの生産を計画し、注目を集めました。液晶ディスプレイを製造していた三重工場で、3月24日からマスク生産を開始しました。

シャープは、クリーンルームがあるので、マスク製造装置を導入すれば生産できる体制であったのが強みです。2020年3月31日からは政府向けに出荷を始めました。マスクの生産能力は、1カ月900万枚(生産能力1200万枚)の計画です。5月から個人向けに60000箱(1箱50枚入り)を抽選で販売したところ、応募者が680万人になり、100倍になりました。

パナソニックは、クリーンルームを利用して、社内向けのマスクを生産しています。医療現場への医療用マスクの生産も検討すると発表しています。

アイリスオーヤマは、宮城県の角田工場にマスク製造工場を導入し、2020年6月から月6000万枚のマスクを供給する計画を発表しています。

海外で生産していたメーカーが、国内で生産する動きもあります。

エリエールプロダクトは、海外で生産していた不織布マスクを国内生産し、月400万枚(生産能力1300万枚)を安定供給することを目指しています。

新型コロナウイルス感染症は、長く付き合っていかなければならない疾患です。マスクをするのが、最も有効な感染防止対策であり、マスクの消費は継続してあります。

ヨーロッパやアメリカのように、今までマスクをする習慣の無かった国でもマスクの消費が増えています。中国のマスクを、安定して購入するのは難しくなっています。異業種からマスク生産に参入するのは、勝算があるためです。

マスクは、店頭には並んでいるの?いつ並ぶの?

2020年5月12日のNHKニュースによると、都内一部地域で、店頭にマスクが大量に並び、品薄解消に向かうと報道しています。

5月8日に、菅官房長官は、「店頭でマスクを入手できる環境が整ってきている。4月には4億枚、さらに5月には1億枚程度増加する見込みです」と言っています。

Twitterを見ても、マスクが店頭に並んでいるとの報告が多いです。価格も下がってきてると報告されています。

「中国製だけではなく日本製のマスクもけっこう店頭で見かけるようになってきた。」

「都内の一部の地域で店頭にマスクが大量に並び、価格も一時期に比べ下がっています。」

「近所のサンドラッグで、幸運にも偶然店頭に置いてあったマスクが購入できました。価格は60枚入りで一箱598円、品質も問題なしの良品でした」

などの意見が目立ちました。

マスクの品薄は解消される傾向にあります。国産品が安定供給されるようになると、さらに店頭で購入しやすくなります。

まとめ

新型コロナウイルス感染症との戦いが長引くと、外出するときにマスクを付けるのが当たり前になります。毎日マスクを使用する生活になると、多くの人が白の不織布マスクでは物足りなくなり、マスクでおしゃれをするようになります。

器用な人は、手作りで自分の好きな柄の布を使ってマスクを作り、TPOに合わせてマスクを使い分けるようになります。洋服に合わせて、マスクのデザインを考えるようになると思います。

マスクを使用した、新しい生活に慣れて、新型コロナウイルス感染症に打ち勝ち、健康な生活を送ることを祈っています。

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