映画『糸』公開 あらすじ・結末は?原作と違う?撮影時期ロケ地はどこ?

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「なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない」

そんな歌い出しで始まる、中島みゆきさんの『糸』という曲をご存知でしょうか?作詞・作曲を中島みゆきさんご本人が手がけていて、世代を超えて様々なアーティストの方たちがカバーしていることでも知られる名曲です。アラサー世代の筆者が高校生の頃には音楽の教科書にも載っていました。

そんな授業で取り扱われることもある名曲『糸』が、その歌詞の世界を元に何度も巡り合う男女のストーリーとして映像作品となりました。

2020年8月21日公開予定の映画『糸』はどのような物語になっているのでしょうか?詳しく調べてみたいと思います。

映画『糸』公開 あらすじ・結末は?見どころ、ネタバレ?

※こちらの内容はネタバレを含みます。ご注意ください。

さて、気になるそのあらすじですが、映画『糸』は公開前のため多くは明らかになっていません。しかし、今回の映画化に先駆けて2019年12月28日に小説『糸』が出版されています。この小説『糸』は映画の脚本も手掛けている林民夫さんが書き下ろしたものということもあり、おそらくですが同じストーリーになっているのではないかと言われています。

映画『糸』の公式サイトに載っている情報や登場人物たちと照らし合わせてみても小説『糸』との大きな違いは見受けられなかったため、大どんでん返しでもない限り同じ結末となるのではないでしょうか。

壮大な物語の始まりの地は、広大な大地を誇る北海道です。平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)は13歳の時に出会い、初めての恋をします。しかし、養父から虐待を受けていた葵は町から逃げ出し姿を消しました。漣は葵を見つけ出し、駆け落ちをしようとしますが、まだ幼い2人はすぐに警察に保護され、葵は母親とともに北海道を後にします。漣は葵を見送ることすらできませんでした。

その後、葵は東京で水商売の世界に入り、ヘッジファンドの社長・水島大輔(斎藤工)と恋に落ちます。そして21歳となった漣と葵は友人の結婚式で再会しました。漣は8年間葵のことを忘れられずにいましたが、2人は他愛のない話をしただけで別れ、葵は水島の車へと去っていきました。

やがて水島の会社が倒産してしまい、水島は葵のためを思って1人沖縄へ逃亡しますが、葵は追いかけていき沖縄で共に生活をすることになります。
一方漣は結婚式から戻った後、勤務先で出会った桐野香(榮倉奈々)と結ばれささやかな幸せを手にしました。

ある日漣は香と一緒に暮らす手続きをするべく役所へ行くと、そこには北海道へ戻ってきた葵がいました。葵は絶縁した母が危篤との噂を聞いて、母の入院先を探していました。しかし手掛かりがなく困り果てていた葵を見た漣は、函館にいる葵の親戚の元へ車で送ってあげることに。その提案は葵への未練からくるものではなく、ずっと心残りになっている13歳の時の旅を終わらせるためのものでした。

そうしてそれぞれの未来のために過去を清算し、北海道・美瑛のチーズ工房で働き地元で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回り自分の力を試したい葵は別々の人生を歩み始めました。

しかし、葵が北海道から戻ると再び水島は姿を消してしまっていました。そして1人になった葵は友人と共にシンガポールでネイルサロン事業を始めることになります。

時は流れて、漣と香の間には結という娘が生まれましたが、わずかその3年後に香は癌で他界してしまいます。

一方シンガポールの葵はその努力により事業が成功し、会社は成長していました。しかしその後、共同経営者である友人・高木玲子(山本美月)が会社の資金から大金をだまし取られたことで会社は潰れてしまいました。

すべてを失った葵は東京に戻り、たまたま「子ども食堂」についてのネット記事を目にします。その記事の中で幼い葵にご飯をこっそりと与えてくれていた近所のおばあさん・村田節子(倍賞美津子)が「最初にご飯をあげた子(葵)に会いたい」と言っていることを知り、北海道にいるおばあさんを訪ねました。

そしておばあさんとの再会を果たし、作ってもらった食事を口にすると、おばあさんからの「おかえり」の言葉に葵の目からは止めどなく涙が溢れました。葵はずっと帰る場所を探していたのです。そして泣いている葵の背中を小さな女の子が抱きしめてくれました。

女の子が美瑛のチーズ工房で働く父の配達に付いてきたことを聞いた葵は、その子が漣の娘であると気付きますが、おばあさんから女の子の母親が亡くなっていることを聞いて漣と結に声をかけられなくなりました。そして漣は葵に気付かず結と歩いて行ってしまいます。

このまま漣と葵は離れ離れになっていくのかと思われましたが、結が漣に、おばあさんのところで初めてご飯を食べた人に会った、と話したことで事態は一変します。漣は急いで食堂に戻りますが、葵はすでに函館発のフェリーへ向かった後でした。漣は急いで後を追います。

平成が終わるまであと10分というとき、葵は函館港に停泊中のフェリーに乗り込みました。しかし出向間際、漣の声に気付いた葵はフェリーを飛び降り、見事2人は再会を果たす…という結末で幕を閉じます。

この映画の見どころは豪華なキャスト、そして時代と共に北海道・東京・沖縄・シンガポールと舞台が変わっていくところでもあると思います。様々な舞台で豪華俳優陣が見せてくれる演技が楽しみですね。

映画『糸』 原作とは違うの?撮影時期・ロケ地はどこ?

映画『糸』は先述の通り、中島みゆきさんの名曲『糸』を題材にして書き下ろされたものなので原作というものは存在しません。強いて言うのであれば、この曲『糸』こそが原作とでも言うべきでしょうか。

名曲『糸』は1992年発売の中島みゆきさんのアルバムの中の1曲として収録され、世間に発表されました。一説によると、この曲は中島さんが友人の結婚をお祝いして製作された曲と言われており、人と人との巡り合いや出逢った2人が1つの形になることを「糸」や「布」といった言葉を使って中島さんの世界観で表現された曲です。発売から20年以上経っていますが、どの世代からも愛される名曲として名高いものとなっています。

様々な舞台で時の流れが表現されている映画『糸』ですが、その撮影時期やロケ地についても気になりますよね。撮影の時期については2019年7月から12月にかけて撮影されていたようです。この時期には北海道でボランティアエキストラの募集も大々的にされていました。

ロケ地については、映画の舞台となっている北海道の美瑛町や函館市・上富良野町・帯広市でのロケが目撃されていました。その他にも沖縄の今帰仁村や東京の芝公園、シンガポールのシャングリ・ラ・ホテル・シンガポールなどで撮影されていたことが分かっています。映画の舞台となった場所でそのまま撮影されたようですね。

ちなみに北海道各地のロケ地に関しては詳しい場所についても公表されており、香の出産シーンを撮ったと噂される深川市立病院や、漣の勤務先となったチーズ工房の撮影をした中川郡幕別町の「チーズ工房 NEEDS」などの名前が挙げられています。

函館市にある地域交流まちづくりセンターでは映画『糸』の北海道ロケ地マップも配布されているので、こちらもロケ地巡礼をしたい方には見逃せない場所ではないでしょうか。

さらにネット上では菅田将暉さんが訪れたとされる旭川市のラーメン屋さんの情報までありました。「旭川らうめん青葉」さんというお名前のお店だそうですので、ロケ地巡りをされる方はこちらにも行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

映画『糸』は大人気俳優の菅田将暉さんと小松菜奈さんのW主演ということでも注目を集めています。『ディストラクション・ベイビーズ』や『溺れるナイフ』でもお2人は共演しており、『溺れるナイフ』でもW主演を務めていたということで菅田さんと小松さんの組み合わせの人気の高さが伺えますね。

余談になりますが、映画の中で小松さん演じる葵がネイリストとして起業します。このネイルの監修を、実際に表参道で営業しているネイルサロン「美爪研究所Grand Max」というお店がしているそうです。

映画の世界にどっぷりと浸りたい方はこちらでネイルをしていただくのも楽しいかもしれませんよ。

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