Amazonが映画館事業に進出か?Amazonは狙いどこか?

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今年5月27日に、米Amazonが世界最大の映画館チェーンであるAMCを買収するというニュースに注目しました。

なぜAmazonが映画館事業に進出をして、Amazonは何をみすえているのか。そしてその後Amazonはどうなっていくのかをご紹介します。

Amazon映画館事業進出の経緯は?勝算はある?

Amazonは2018年にアメリカ専門映画館チェーンのランドマーク・シアターズを、2019年にはハリウッドの歴史ある映画館、エジプシャン・シアターにそれぞれ関心を寄せてました。

つまり以前から映画館チェーンの買収に関心を寄せていたAmazonなので、今回の世界最大の映画館チェーン、AMCエンターテイメント・ホールディングス(以後AMC)の買収に興味を持つのも驚くことではありません。

さらに2019年11月には映画製作会社が映画館チェーンを傘下に置くことを独占禁止法で禁じていたものの規制の改正しました。映画制作も行っているAmazonからするとこの法律改正は非常に有利に働くといえます。実際ライバルであるNetflixも映画館買収に意欲的ということもあり、Amazonとしても是非手に入れたい事業と言えるのではないでしょうか?

そんな中、AMCの株は今回の新型コロナウイルスに伴う映画館の休業が響き年初から5月初旬にかけて43%近く株価を下げていました。負債額は日本円にすると約5300億円にのぼり、AmazonはAMCに救いの手を差し伸べるホワイトナイトという立ち位置です。

5月10日前後のニュースではこの報道の影響で、AMC株が前日から45%アップするほどでした。Amazonは年間約12本ほどオリジナル映画を制作しており、現在はAmazonプライムで公開しているだけです。しかし傘下の映画館で上映できるとなるとより魅力的な作品を制作するきっかけにもなると言えるのではないでしょうか?するとそれを見るためにAmazonプライムの会員数が増えるきっかけになる可能性もあります。

以上のことからもAmazonが映画館事業進出において、十分勝算があるといえます。

映画事業進出で、Amazonはどうなっていくの?

1つ目にAmazonが制作した映画がアカデミー賞などの映画賞の候補資格を得られるということです。

現在はアカデミー賞の候補作品となる条件を、ロサンゼルス市内の劇場で7日間以上上映させることを義務付けており、ハリウッド中心主義の映画業界がeコマース企業の賞を取る資格は無いとする風潮がハッキリとあらわれておりました。

しかし全米に380箇所以上の映画館を抱えているAMCを買収することでAmazonのオリジナル作品を受賞候補にする資格を得ることが出来、アカデミー賞を取った暁にはAmazonプライムの市場価値が上がり今以上に会員が増える可能性が大いにあると言えます。

2つ目がAmazonが得意としているサブスクリクションモデルをより一層盤石なものにするということです。

Amazonプライム会員であれば380箇所以上ある系列の映画館で毎月もしくは毎週配信される過去の話題作や人気投票で選ばれた作品を自宅のテレビではなく映画館という、非日常空間で体験できるというものが実現するのではないでしょうか?

逆に今まで数ヶ月待たないと自宅では見ることの出来なかった新作映画が、数週間や数日で自宅でも見ることができるようになる可能性もあると思います。全く想像は出来ませんが、Amazon Goの映画バージョンの様な何かを考えている可能性もあり得ます。

今の時代自宅で映画や動画を見る事が一般的になっており映画館に行く人が減ってきてます。さらに映画の上映から配信までの期間が実際どんどん短くなる傾向にある現代ですが、Amazonが考えるサブスクリプションモデルは今後も目が離せなさそうです。

まとめ

今回のニュースをAmazon、AMC双方は今回の買収の噂を否定も肯定もしてません。

映画業界見方や体験の仕方など大きく変わる年になる可能性が大いにあるこのタイミングでのこのニュースなので、もうしばらく様子をみながらプライム会員も継続して待ちたいと思います。

 

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