SNSなど誹謗中傷に行動起こした著名人は?

芸能

SNSに触れる機会がある人にはぜひ知っておいていただきたい話があります。面と向かって言えないことを指先ひとつで呟き、人の心を傷つける“誹謗中傷”によって木村花さんは自分から命を絶ちました。22歳という若さでした。

テラスハウスに出演していた女子プロレスラー・木村花さんの死について、芸能人やSNSユーザーは議論を繰り広げています。そして、様々な場で活躍している多くの芸能人が誹謗中傷に対しての苦悩や憤りの声を上げています。

SNSなどの誹謗中傷がなぜここまで話題になった?

平成に入り、携帯端末は急激なインターネット・アプリの発展を遂げ、時代は令和に突入しました。今では子供から年配の方まで世代を問わずスマホやタブレットを使う人が増えてきました。

「顔も名前も知らない全くの他人と気軽に交流が楽しめるツール」としてSNSが主流になった現代。「友達だけど携帯番号は知らない…」という人も多いと思います。日本国内のSNS登録人口は7000万人を超え、その盛り上がりは衰えを知りません。

そんな中、「初対面の人に酷い言葉をかける」「目に見える部分だけを見て人格否定をする」など、SNSに触れることで“ネットリテラシー”を守れない人が増えてきているのも現実です。ネットリテラシーとは、噂話やデマに踊らされず的確な情報利用をする為のルールのことを言います。

一度ネット上に誹謗中傷を書いて投稿したり、真偽不明の情報を精査せずに投稿してしまうと、たとえすぐに投稿を消したとしても、誰かの目に留まって投稿が繰り返されていくリスクが伴います。ネットリテラシーを理解できているかの線引きは曖昧で、中には小学校低学年の子供でもゲーム等で誹謗中傷をすることがあります。

中にはネットリテラシーを充分理解しているはずの大人が、日々のストレス発散のために本人に届くのを分かっていて近所の仲良しな人と噂話をする感覚で、面白半分に誹謗中傷の投稿をし続ける悪質なパターンもあります。

記憶に新しいのはテラスハウスに出演していたプロレスラー・木村花さんの急死のニュースです。22歳という若さで自分から命を絶ちました。亡くなる理由のひとつにSNSでの誹謗中傷があると言われています。ですが、木村花さんがどんな人なのかはテラスハウスを見ただけですべて伝わってくるわけではありません。

木村花さんをはじめ、誹謗中傷を受けている人が「私はそんな人ではない」と訴えていたとしても、誹謗中傷をする人にとっては「テレビや表に出している姿がその人のすべてだ」と決めつける節があります。“匿名”というシステムは、時として人を傷つけたり命を潰してしまう凶器になり始めています。

誹謗中傷に声を上げた著名人はだれ?なぜ声を上げた?

有名な誹謗中傷の話として、芸人のスマイリーキクチさんの誹謗中傷被害の事件があります。

キクチさんは誹謗中傷を受けた当時は放っておこうと決めていましたが、インターネット上で「本当の話なんだ」と憶測がどんどん膨らんでいった事に不快感を覚え、キクチさんは法的手段に出ることを選び、約10年間の誹謗中傷被害に決着をつけました。

この事件はインターネット上で誹謗中傷を行った事で、日本で初めて男女19人の加害者が一斉に摘発された事件です。

元AKB48で、現在は自社ブランドの社長を務めている川崎希さんも誹謗中傷に苦しんできたひとりです。弁護士を通して警察に相談したところ、ブログ上に2人の女性が長期にわたって誹謗中傷の書き込みをしていたことが判明し、加害女性は「他の人も誹謗中傷の投稿をしているからバレないと思った」と誹謗中傷の事実を認める事件がありました。

他にも“はるかぜちゃん”として子役から活躍されている春名風花さんは活動を始めた小学生時代から誹謗中傷に悩まされ、「警察に相談しても取り合ってくれなかったため自分で稼いだお金で裁判に立ち向かった」という話もあります。

女優の高畑充希さんも「突然通り魔に遭う感覚で、動揺している間に心は死んでいた」と過去に誹謗中傷の被害に遭っていたことを告白しました。

誹謗中傷が連日話題になる中、Youtuberとして活躍しているてんちむさんは「誹謗中傷は時に殺人になる」と投稿し、Fischer’s(フィッシャーズ)のシルクロードさんも誹謗中傷を繰り返す加害者に向けて、「人は簡単に壊れる」と動画を通して誹謗中傷に苦言を呈しています。

誹謗中傷の被害に遭った芸能人も、芸能人である前に同じひとりの人間です。

キクチさんの誹謗中傷事件をきっかけに、これまで数々の誹謗中傷に苦しんできた芸能人が「芸能人は言われっぱなしで我慢しなくていいんだ」と思ったことでしょう。だからこそ、匿名のSNSで起こった誹謗中傷により、木村花さんの命が絶たれたことに怒りをあらわにする芸能人が多かったのだと思います。

まとめ

「批判」と「誹謗中傷」は全くの別物です。

テレビを見た感想を話し合うことは誰にでもありますが、タレントの人格を否定する投稿や、あることないことをまとめただけの記事を鵜呑みにしてその人のすべてを知った気になって傷つける投稿をしてはいけません。

頭にきて勢いで何も考えずに送った言葉は、言った人の記憶からは消せても言われた方は一生消えない大きな傷になります。送信する前に、人を傷つける文章になっていないかを考えていけるSNSになっていってほしいです。

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