マスク不足解消?なぜ各店舗でマスク売れ残るのか?

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新型コロナウイルスの猛威から身を守るためマスク需要が高まり、日本中からマスクが消えてしまいました。マスクの転売規制が法律で定められ、インターネット上での転売が出来なくなってからは、路上販売で高額マスクを見かけた方もいらっしゃると思います。

そんなマスク不足生活に、ようやく解消の兆しが見えてきました。少しずつマスクが並び始め、手軽な値段でマスクを購入できるようになってきました。なぜマスクが店頭に急激に並び始めたのかを調べました。

マスクが一時と比べ飽和状態になったのはなぜ?

2020年1~2月頃から、全国各地でマスクを見かけなくなってしまいました。
一方、大手オークションサイトやフリマアプリを見てみると一箱3000円からという値段で販売されていました。

「マスクを週に1億枚」「4月中に7億枚供給する」とテレビでは言われていましたが一足先に転売業者に買い占められるこの状況に、政府はマスクをはじめとする衛生品をインターネット上で販売することに制限をかけました。

国民生活安定緊急措置法に基づくマスクの転売規制が3月11日に公布され、3月15日0時以降からマスクの転売が禁止になりました。これによりマスクはフリマアプリに出品出来なくなりましたが、転売業者は隠語を使うなどして引き続きマスクを販売していました。

そのマスクの転売問題に切り込んでいったのが国内企業でした。日本で初めて異業種からマスク生産に参入してきたのはシャープでした。液晶ディスプレイを生産するクリーンルームを使い、マスク生産を開始することが2月28日にメディアで一斉に報じられ大きな話題となりました。

その後、政府は産業界にマスクの増産を緊急要請し、ほかにもトヨタやP&G、ダイハツや大王製紙がマスク生産に乗り出しました。地方ではシリコン・デニム・スーツ・下着など、会社で生産している素材を使って独自にマスク生産を行う企業も増えてきました。

転売ビジネスが成立しにくくなった4月頃からは、路上販売に切り替えて在庫処分を行う転売業者も増えてきました。路上販売に関する許可を取ってから販売している人もいますが、中には他人の敷地を勝手に使って販売する悪質業者もいました。

マスクの路上販売においては岡山県で日本初の摘発が入り、6月に入ってからも高額転売による逮捕者が出るほどの問題になっています。

飽和状態になった理由としては、消費者が転売業者から購入しなくなったことで転売業者も店頭から仕入れる額の方が高く付き、転売目的に購入する業者が減ってきたことで
店頭に並び始めたマスクの在庫量が増え、消費者に届くようになってきたからだと思います。

今売られているマスクの相場は?過去と比べてどう?

地方の薬局やスーパー、家電量販店や雑貨店で少しずつではありますがマスク販売は再開しています。6月現在、地方では袋マスク5枚入り300円が最安値ですが、中には5枚800円や2枚1000円で販売されているものもありました。

袋マスクは入っている枚数が少ないわりに気軽に買えることから手が伸びやすく、正規価格ではなくても転売マスクより安いことから「店頭で売ってるので多少高くても衛生管理はされている」と安心して買ってしまう人が多かったようです。

しかし実際は中国製のマスクが市場に流通するようになり、50枚入り5000円のマスクをしていてもマスク外にくしゃみの飛沫が飛ぶのが見えるほど素材が薄かったり、すぐに紐がちぎれてしまうような低品質のマスクが多く見受けられました。

6月時点の袋マスクの相場は安いところでは正規に近い価格で店頭に並んでいる地域も出始めてきましたが、現在流通しているマスクは店頭に並んだところを見たことがないメーカーの物が殆どです。

箱マスクに関しては正規価格はだいたい600円ほどで1枚あたり9~12円だったものが、マスクの転売が横行していたピーク時は1枚あたり90~240円にまで膨れ上がり、正規価格とは最大20倍の差がありました。

規制前の2月時点のフリマアプリでは30枚税込み110円で売られているマスクが500箱24万円で転売されていたり5万5000円相当の商品になぜか24万円もの値段をつけて転売されたりと、異常な販売状況が確認できました。

1~3月は、マスクを転売目的に購入する人が急増し、マスクを買いたくても買えない状況が続きました。4月~5月は、転売目的に購入した業者が3月の規制により在庫を持て余し、路上販売に踏み出す人が多くみられました。

消費者としては、“安い値段で売っていたら路上販売でも欲しい”と考えてしまいがちですが路上販売や高額転売業者から買わないことが、実は店頭にマスクが並びやすくなる一番手っ取り早い方法です。路上販売や転売業者からマスクを買わない人が増えていくことで、消費者にまんべんなく正規価格のマスクが行き届くようになります。

まとめ

フリマアプリ以外のオークションサイトでは、“3枚60万円”の高額マスクが出品されたりと転売業者にとってはこの一瞬のマスクビジネスはお金を稼げるツールのひとつだったかもしれません。ですが消費者からしてみれば、このマスク不足は本当に精神的に苦しく辛い状況でした。

6月に入ってからもコロナウイルスの感染者はとどまるところを知りませんが、転売に振り回されず

見慣れた商品を正しい価格・正しいルートで購入していくことを意識していきたいですね。

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