フジロックなぜ中止これで何件目どこまで中止が広がる

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緊急事態宣言は解除されたものの、連日の報道では全国で引き続き新規の感染者や死者はその数を増やしており、まだまだ予断を許さない状況が続いています。

2月に大規模イベントの自粛が政府から要請されて以降、今日に至るまで、規模に限らず観客を動員してのイベントの開催は殆ど無い状態です。

そんな中、今回、日本国内最大級の野外ロックフェスティバルである「フジロックフェスティバル」の開催が中止されることが、正式に発表されました。

フジロック中止の理由は?運営の発言は?

公式サイトでは今月5日、「FUJI ROCK FESTIVAL `20 開催延期のお知らせ」と題し、正式の今年の開催の中止を発表しました。今年で24回目を迎えるフジロックフェスティバルですが、天候によるイベントの一部中止はあったものの、完全な開催中止は同イベント史上初となります。

日本政府は先月25日、緊急事態宣言の終了に伴って、イベント開催制限の段階的な緩和を発表しており、イベントや展示会の開催制限の段階的緩和の目安を示しています。3段階のステップの後、8月1日より、人数上限を定めずに、イベント開催を解禁する、というものです。

これを受け、運営側も、8月21日~23日の開催に向けて、何度も協議し、開催の実現に向けて準備を進めてきました。

しかし、世界的な収束の目途が立たないことから、現時点において海外からのアーティストの参加か難しいこと、アーティストや観客、スタッフの安全の確保が難しいなど、会場の感染防止対策に課題が残ってしまうことから、今年の開催の中止が決定しました。

フジロックは、毎年、海外アーティストが参加することでも話題となっており、過去には、レッド・ホット・チリペッパーズや、ボブ・ディランといった世界的人気アーティストが参加しています。

海外からのゲストは、フジロックの大きな目玉のひとつである為、新型コロナウイルスの影響で海外からの渡航が制限される現在の状況は、イベント中止への影響が大きかったものとみられます。

運営側は、今回の中止について、『刻一刻と変わる国内外の状況を日々観察し、政府機関の発表も踏まえスタッフ一同、開催の実現に向けて何度も協議を重ねてきました。

その為に、皆様へのご案内に時間を要する結果となりました事を心よりお詫び申し上げます。』と謝罪したうえで、『人々が互いに尊敬し合い、健康と安全を取り戻せる未来が近いことを信じ、来年の8月に苗場でお会いできる事を楽しみにしています。』とコメントしています。

イベントの中止に伴い、第3次先行販売まで進んでいたチケットの販売は中止となりましたが、購入済みのチケットに関しては、払い戻しに対応するとともに、保持していれば、来年のフジロックにも有効になるといいます。

また、フジロックの魅力の一つともいえる、公式グッズについては、既に発売されているものは勿論、今後発売が予定されていたものに関しても、オンラインでの販売を進めていくといいます。

販売は、「フジロック・コレクション」の公式サイトや、フジロックのオフィシャルショップである

「GAN-BAN」で行われ、様々なブランドとコラボしたTシャツやリストバンドといったグッズが取り扱われます。

今年中止になったフェスはなにがある?他に中止になりそうなのは何?

フジロックの他にも、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの夏の野外音楽イベントも中止を余儀なくされています。

福岡ヤフオクドームで6月20日に開催が予定されていた「MUSIC CIRCUS FUKUOKA 2020」は3月6日に、

茨木県・国営ひたち海浜公園で8月8日~9月10日に開催が予定されていた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(*通称「ロッキン」)が5月15日に、

更に日本で初めてのオールナイトでの野外フェスとして、北海道石狩市の石狩湾新港樽川埠頭横の特設ステージで毎年開催されている「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO」が5月18日に、それぞれ正式中止が発表されています。

特に、フジロックとともに『日本3大フェス』として有名な「ロッキン」の中止は、大きな話題となりました。

また、同じく3大フェスである「SUMMER SONIC」は、2019年をもって休止となっており、今年の開催予定はそもそもありませんでしたが、今年はその歴史を繋ぐ、2020年限定イベントとして、「SUPER SONIC」というイベントの開催が、9月に予定されています。

しかし、こちらも大規模であることから、開催を危ぶむ声も上がっています。現時点で中止や延期の発表はありませんが、新型コロナウイルスの第2波到来の可能性や、今後の情勢、政府の対応によっては、中止や延期の可能性も否定できません。今後の政府や運営側の発表には注意したいですね。

9月開催予定のフェスは他にも多くあり、SUPER SONICと同時期に開催が予定されている「BAYCAMP 2020 10th Anniversary」や「イナズマロック フェス 2020」も、その開催が危ぶまれています。

9月に開催される国内イベントでは、宮城県仙台市の「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」や、福岡県糸島市の「Sunset Live 2020」がすでに開催の中止を発表しており、同月開催予定のイベントは、特に、開催が不安視されるものとなっています。

一つの場所に、多くのひとが密集する『フェス』は、今年どころか、来年以降の開催に関しても、懸念の声があがっています。大勢の人々と同じ音楽を楽しみ、「一体感」を感じられることを醍醐味とするイベントであるためです。

『アフターコロナ』『ウィズコロナ』といった生活様式が求められてくる中での新たな開催方法や安全対応策などが求められます。

まとめ

「フジロックフェスティバル」は24回目にして初の完全中止となってしまいました。他にも多くのフェスが中止になっているだけでなく、来年以降のイベント開催が懸念されるなど、かなり厳しい状況となっています。

無観客ライブの配信が行われたり、海外では「フェス用の防護服」が発表されたりと、このような状況にあってもライブを楽しむための方法が模索されています。

数々のライブイベント、そして開催が延期となった「東京オリンピック」についても、開催が不透明になっています。

状況の変化に注意しつつも、開催を実現するための新たな「形」を考えていく必要がありそうです。

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