赤木ファイル内容は?認めた理由は?森友学園問題籠池夫妻のまとめ

ニュース

2021年5月に、従来は「存在するかどうかも、明らかにできない」としていた「赤木ファイル」の存在を認めました。赤木ファイルが開示されると、財務省ぐるみの改ざん指示の全容が明らかになる可能性があります。

情報

沖縄プレスによると「深まる疑念に応える貴重な資料になるだろう。国はすべての情報を開示し、説明責任を果たすべきだ。」と全面的な開示を期待しています。

「赤木ファイル」は、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局元職員の赤木俊夫さんが、改ざんの過程を詳細に書き残した文書です。

赤木俊夫さんは1963年生まれ、2018年3月死去、岡山県出身、近畿財務局勤務の元公務員です。週刊文春により、遺書が残っていたことが判明し、遺書の内容は「すべて佐川理事局長の指示」と書かれていました。

赤木俊夫さんは、高校を卒業後、国鉄に就職し、1987年に分割民営化により中国財務局に就職し、島根財務事務所で勤務しました。立命館大学法学部(夜間コース)へ進学のために、近畿財務局京都財務事務所に移りました。

赤木俊夫さんの奥さんの赤木雅子さんは、赤木俊夫さんが改ざんの経緯を記録した「赤木ファイル」の開示を求めてきました。今回、政府が「赤木ファイル」の存在を認めたのは、一歩前進と言えます。

赤木雅子さんは裁判について「私は、夫がついてくれているので、間違いなく前に進むと信じているので。何も怖いものはないし。とにかく一歩ずつ進んで行けたらな、と思っています」と話しています。

赤木雅子さんは、1971年生まれ、岡山県出身です。岡山県立笠岡商業学校を卒業しました。1999年に、24歳で赤木俊夫さんと結婚しました。2020年3月に、赤木俊夫さんが死ぬ前に行った森友学園の公文書の改ざんに関する手記を公表しています。

赤木雅子さんは、国と佐川財務相理財局長を提訴しています。2020年7月15日に裁判の初弁論で、雅子さんは「亡くなった日の朝、私に『ありがとう』と言ってくれました。最後の夫の顔は絶望に満ち溢れ、泣いているように見えました」と言っています。

赤木雅子さんは書籍「私は真実を知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?」を出版しています。

佐川財務相理財局長は、本名:佐川宣寿(さがわ のぶひさ)、1957年11月6日生れ、福島県平市(現いわき市)出身、東京大学経済学部卒業の財務官僚、第48代国税庁長官です。

佐川宣寿さんは、九段高校を経て、東京大学経済学部を卒業し、1982年に大蔵省に入省しました。2013年6月28日に大阪国税局長、2014年7月に国税庁次長、2015年7月7日に関税局長、2016年6月17日に理財局長、2017年7月に国税庁長官に就任しました。

佐川宣寿さんは、2018年3月9日に森友学園問題に関する処分で、麻生太郎財務大臣により減給20%3か月の懲戒処分を受け、依願退官しました。

森友学園問題籠池夫妻のまとめ

大阪府豊中市の国有地が、学校法人「森友学園」の小学校建設用地として、鑑定価格より大幅に安く売却されていることが分かり森友問題が発生しました。

当該土地は、1974年に大阪航空局の行政財産になり、2009年までに大阪航空局の試掘調査でごみが見つかり、2012年までにヒ素・鉛の土壌汚染が見つかっていました。

2013年9月に森友学園から財務省近畿財務局に取得要望書が出され、その後、賃貸借契約の交渉が始まりました。2015年5月29日、森友学園と国で10年間の定期借地契約が締結された。2016年3月1日、森友学園理事長・籠池泰典が財務省国有財産審理室長に面会し、24日に売買契約の申し込みが行われた。

2016年4月6日に大阪航空局から学園に、ごみ撤去工事費用として1億3176万円が支払われました。4月14日に大阪航空局から財務局に、新たなごみ撤去費用が約8億2000万円と報告されました。

(6月17日に就任した)理財局長・佐川宣寿と森友学園の間で、6月20日に代金1億3400万円の売買契約が締結されました。連帯ユニオン議員ネットワーク副代表・木村真大阪府豊中市議が、2016年9月に、近畿財務局に売却価格の開示を求めたが拒否された。

これを不服として、2017年2月8日に、国に対して決定の取り消しを求めて、大阪地方裁判所に提訴しました。2017年に朝日新聞が、豊中市で売却された国有地(14億2300万円)が、森友学園・籠池泰典に評価額の1割程度の価格で売られ、同校は安倍昭恵が名誉校長であると報じました。

2018年3月20日に、会計検査院が、財務省から出された14文書の全てが改ざん後のものであったことを認めました。2018年3月7日に、近畿財務局の赤木俊夫さんが決裁文書改ざんを強要されたとのメモを残して自殺しました。

籠池泰典(かごいけ やすのり)さんは、1953年2月7日生れ、香川県高松市出身、学校法人森友学園の元理事長、学校法人籠池学園の理事長です。

籠池泰典さんは、実家の海運業「籠池開運」が倒産し、1963年4月に兵庫県尼崎市へ転居しました。関西大学在学中、アルバイト先のそごう心斎橋本店で甲子園短期大学の森友真美に出会い、1979年に結婚しました。

籠池泰典さんは、1977年3月に関西大学商学部を卒業し、奈良県庁に入庁し、商工労働部商工課に配属されました。1984年に妻・森友真美の父親・森友寛の創立した学校法人森友学園に就職しました。1995年に学校法人森友学園の理事長に就任しました。2017年7月31日に、補助金詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕されました。

まとめ

麻生財務大臣は、国会で「赤木ファイル」について「赤木ファイルと言われるものであろうということを私どもが知ったのはかなり前のほうから。ちょっといつからか記憶にありません」と存在を知っていたと語っていました。

国は第三者の個人情報が含まれているとして、「赤木ファイル」を黒塗りして公開する考えで、どこまで情報開示されるか不明です。

「赤木ファイル」の開示により、森友学園問題の全容が解明されることを祈っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました