アカデミー賞ノマドランドあらすじネタバレは?舞台となったのは?

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今年公開のアカデミー賞受賞作品『ノマドランド』はもうご覧になりましたか?

日本でもノマドワーカーが注目される世の中ですが、映画『ノマドランド』もフランシス・マクドーマンド主演で高齢化する現在のノマドに焦点をあてた作品です。

今回は第93回アカデミー賞をはじめ、ヴェネツィア国際映画祭やトロント国際映画祭など各国の様々な映画祭で多くの賞を受賞した映画『ノマドランド』のあらすじや舞台となった場所について詳しく調べてみました。

映画ノマドランドあらすじネタバレは?日本上映はいつ?上映館は?
今回は映画「ノマドランド」についてまとめていきます。この作品は2021年に日本公開予定のアメリカのドラマ映画です。クロエ・ジャオが監督を務めました。 ジェシカ・ブルーダーが2017年に発表したノンフィクション作品「ノマド:漂流する高齢...
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ノマドランドあらすじネタバレは?

この物語の主人公は60代のファーンという女性です。

彼女はネバダ州エンパイアに住んでいましたが、この町ではほとんど全ての人々の生活を支えていた工場がリーマンショックの影響により閉鎖されてしまい、彼女を含めた町の人々は退去せざるを得なくなっていました。

この町で長く働いていた夫を亡くしたばかりのファーンは家財道具を売ったお金でキャンピングカーを購入し、町を出て車上生活を始めました。

冬の間、ファーンはAmazonの倉庫で仕事をすることにします。倉庫の肉体労働は60代女性には堪えるものでしたがキャンピングカー生活の先輩であるリンダをはじめ、多くのノマド仲間たちと知り合い楽しく過ごせる毎日に満足していました。

ある時、リンダに誘われてノマド生活者たちのイベント「砂漠の集い」に参加したファーンは更にたくさんの仲間と知り合い、車上生活者同士で情報交換をしたり生活の知恵を学んだりと素晴らしい時間を過ごしました。

その後、ファーンはリンダと共にサウスダコタ州にあるバッドランズ国立公園のキャンプ場で働くことになりました。そこには「砂漠の集い」で知り合ったデヴィッドもいて、3人は仕事を通して友情を深めてゆきました。

しかし、やがてリンダは次の土地へと移動することになり、残されたファーンとデヴィッドは公園に併設されているレストランで働くことになりました。

そこへある日突然デヴィッドの息子が現れ、デヴィッドにとっての孫が生まれてくるから帰ってきて欲しいと伝えてきました。長い間家族と離れて過ごしていたデヴィッドは迷いますが、ファーンはデヴィッドに息子の提案を受け入れるように勧めて彼を勇気づけるのでした。

デヴィッドとも離れたファーンは食品関連の工場で働いていましたが、キャンピングカーが故障してしまいます。多額の修理費が必要となり、妹に借りるためにカリフォルニアへ向かいました。

妹は快くファーンにお金を貸してくれました。しかしファーンに対して、何故家族と一緒にいなかったのか?と本音をぶつけます。妹はファーンと一緒にいたかったし、頼りにもしてほしかったのです。しかしそれと同時に今のキャンピングカー生活を選択して自立しているファーンを尊敬もしていました。

その後ファーンは家族の元へ戻ったデヴィッドに会いに行きます。しかし、孫をあやすデヴィッドの姿はファーンの知っているノマド生活者の頃とは違って見えました。

ファーンはノマド生活を通して様々な仲間との出会いや別れ、自分の家族との別れや気持ちの変化などを経験してゆきます。最後に彼女がどんな選択をし、どんな結末を迎えるのか、是非スクリーンで確かめてみてください。

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舞台となったのは?

この作品の舞台となるのは主にアメリカ西部です。ファーンがキャンピングカーでノマド生活を始める前に夫と住んでいたところもアメリカ西部に位置するネバダ州のエンパイアという地です。

エンパイアは本作でも紹介されている通り大手会社の石膏採掘とその加工工場で栄えた町ですが、この大手企業がリーマンショックにより打撃を受けたことにより工場が閉鎖され、工場で働く人々はもちろんファーンのように工場で働く人々に付随するような仕事をしていた住民たちの生活までもが危機に瀕してしまいました。

ちなみにネバダ州はかつて銀の鉱脈が発見されたことから、当時は栄えていたが今はゴーストタウンのようになってしまった地域がいくつかあるそうです。

ファーンがリンダと共に訪れたバッドランズ国立公園もサウスダコタ州に実在する場所です。何千万年という気の遠くなるような時間をかけて層になった岩山の力強く美しい景色は映画やCMなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

神秘的で広大な大自然でのファーンの姿は自由を感じさせますがどこか寂しげな印象もあり、心の奥底で夫のことを想い続けている彼女の心情が見事に映し出されているように思えます。

ファーンが妹に会いに行ったカリフォルニアもアメリカの西海岸を代表する州ですよね。ロサンゼルスやサンフランシスコ、サンディエゴなど名の知れた都市が複数あり、カリフォルニア州の人口はアメリカの州の中で最も多いのだそうです。

「ノマド」はもともと遊牧民を意味する言葉です。

現在ではファーンのように季節労働の現場を渡り歩く人々や、オフィスを持たずにパソコンやスマートフォンだけ持ち歩いてカフェや自宅など好きな場所で仕事をする人のこともノマドワーカーと言ったりするそうです。

そしてアメリカの西部といえば西部劇でお馴染みのように荒野を馬で駆けた人々が多くいた土地ですから、なんとなくノマドの本来の意味である遊牧民ともイメージが結びつきやすいのではないでしょうか。

今作の題材になっているように、現代のノマドと呼ばれる人々の中には車上生活を送らざるを得なくなった高齢者がたくさんいて、アメリカの社会問題となっているそうです。

映画『ノマドランド』をきっかけに私たちも彼らの存在を真剣に考えてみる良い機会かもしれませんね。

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まとめ

ファーンを演じたフランシス・マクドーマンドさんとデヴィッドを演じたデヴィッド・ストラザーンさんはれっきとした俳優さんですが、それ以外のキャストについてはなんとほとんどが実際のノマドの人々をキャスティングしたのだそうです。

それによって演技だけでは出せない彼らの空気感やリアルさがあり、今回のアカデミー賞受賞にも繋がったのではないかと思います。
とても素人とは思えない彼らの自然な演技にも是非注目してみてください。

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