緊急事態条項とはなに?わかりやすく緊急事態宣言との違いは?要項のメリットデメリットは?

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2021.5.14

先日、日本では憲法記念日を迎え緊急事態条項について話題となっています。

2020年からは緊急事態宣言も発令され、緊急事態条項と聞いても何が何だか分かりませんね。

さらに緊急事態条項にはメリットだけではなくデメリットがあるのも事実です。

今回の記事では
・緊急事態条項について
・緊急事態条項と緊急事態宣言の違い
・緊急事態条項のメリットやデメリット
について紹介していきます。

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緊急事態条項とはなに?わかりやすく

緊急事態条項と聞いてもいまいちピンとこない方も多いと思います。

まずは緊急事態条項とは何かを紹介していきます。

緊急事態条項というのは災害や戦争などが始まった場合に政府が権限を持って人権を制限する事を言います。

緊急事態条項によって政府が財政や法律などを定め、国家の危機的状況をいち早く打破するという方法なのです。

これはあくまでも緊急時のみの適用で国民の命を守るための措置だと言われています。

また緊急事態条項は延々と続くのではなく基本的に100日間と決まっています。

しかし国会の承認によって延長することも可能なものなのです。

緊急事態条項そのものはフランスなどでも明記されていて海外では多くの国が緊急事態条項を定めています。

これは海外では日本と比べてテロや内戦が多く、緊急時に備えて定められている規定なんです。

実は戦争前の「大日本帝国憲法」でも内閣が独自に使える権限が定められていました。

さらにはナチスドイツでもこのような強権が使われていたのです。

そのような事があったため日本では民主主義を徹底するために現在の憲法に変更されました。

民主主義国家として国民の自由を尊重するためです。

しかし近年、自民党では改憲案によって緊急事態条項を定める事ができました。

しかし緊急事態条項はヒトラー政権と比較される事が多いため、ネガティブなイメージも強いようです。

かつてドイツでは大統領緊急命令というものがありヒトラーは首相としてナチスが独裁となり、法律を独断で決められるという権力を得ました。

その時に緊急事態条項を使用して人類で最悪とも言われるナチスや独裁者ヒトラー―を生んでしまったのです。

ナチスドイツやヒトラーは今でも悲しい歴史として受け継がれている事から、日本でも定められた緊急事態条項についても不安が多いんですね。

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緊急事態宣言との違いは?要項のメリットデメリットは?

先ほど紹介した緊急事態条項というのは、災害や戦争時に緊急措置として政府が人権を制限できるという物でした。

そこで気になったのは緊急事態宣言との違いです。

緊急事態宣言というのは新型コロナウイルスの感染拡大がキッカケで誕生したものです。

緊急事態宣言はあくまでも新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために法律に基づいて宣言されたものです。

極端に言うと緊急事態条項は憲法で緊急事態宣言は法律の話しと考えると分かりやすいです。

緊急事態条項の場合は緊急事態宣言よりも権力が強いので「総理大臣の言う事は絶対!」という事が可能になってしまいます。

そのため緊急事態条項にはメリットとデメリットの2つが掲げられています。

コロナ禍での緊急事態条項のメリットとしては強制的な措置によって命が守られるというメリットがあります。

2020年の感染開始から現在まで度々緊急事態宣言が言われていますが、緊急事態宣言には国民に対しての制限力がないのであくまでもお願いという捉え方となっています。

そのため2020年5月に緊急事態宣言が発令されたときは国民のほとんどが自粛をし、テレワークをメインに外出をする機会が激減していました。

しかし現在ではテレワークを実施する企業も少なくなってきて、県外への旅行や飲み会など自粛をする方が減ってしまったのです。

しかし緊急事態条項はお願いというよりも命令に近い方法なので、従わない場合に罰則を設ける事も可能なのでしょう。

そういった面で考えると緊急事態条項のほうが強制力もあり、自粛を強制化させる事で感染拡大を抑え込む力があります。

結果的に感染が広がらず、国民の命を守る事ができますね。

逆に緊急事態条項のデメリットとしては内閣の判断だけで命令ができるため危険だという事です。

先ほど紹介したヒトラーのように緊急事態条項によって内閣が絶対的地位を持つことで国民の安全ではなく自己中心的な命令にならないかを懸念されています。

しかも緊急事態条項は国会や裁判所でも歯止めになれないのが危険なところです。

万が一、間違えた形で緊急事態条項を出されたとしても誰も止められないのです。

そう考えると民主主義の国で緊急事態条項を出すというのは不安な点が多いですね。

あまりにも理不尽な内容だったとしても国民は従わなければいけません。

さらに裁判所でも誰かが訴えたとしても政治が絡んでいると統括行為と言われて判断を避けられるのが現状です。

そのため緊急事態条項には賛否両論あり、簡単に決められる事ではないことが分かりますね。

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まとめ

今回の記事では
・緊急事態条項について
・緊急事態条項と緊急事態宣言の違い
・緊急事態条項のメリットやデメリット
について紹介しました。

緊急事態条項は災害などの際、政府が権力を握り国民に対しての制限ができるもので日本ではあまり知られていませんが海外では適用されている国が多いです。

緊急事態宣言との違いは強制力や命令というところで、緊急事態宣言のようなお願いではなく国民に対して命令ができるのが緊急事態条項です。

まだまだ未確定な部分もあるので今後の動きにも注目していきます。

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