新型コロナウイルスの接種が開始し、現在医療従事者と高齢者を中心に摂取が始まっています。
しかし一部では抜け駆け接種をした方がいて問題となっています。
コロナワクチンを抜け駆け接種したのは誰なのか?そして抜け駆け接種の問題点とは何なのか?
今回はコロナワクチンを抜け駆け接種したのは誰なのかや問題点を紹介していきます。さらに一般接種が遅れるのかについても解説していきます。




コロナワクチン抜け駆け接種をした人は?問題点とは?
本来であれば医療従事者や高齢者が優先となっているコロナワクチンですが、最近では市長や町長による抜け駆けが発覚しています。
抜け駆けが明らかになったのは茨城県にある城里町の町長である上遠野修さん、仲田不二雄さん、高岡秀夫さんを含む合計12名の方です。
仲田不二雄さんと高岡秀夫さんはすぐに抜け駆け接種による反省を述べていました。
一方で上遠野修さんは後ろめたさは一切ないと発言しています。
上遠野修さんは廃棄を出さないために自分たちがワクチン接種をしたと明かしていたのです。
確かに、新型コロナウイルスのワクチンは期限も短く1度開封してしまったら保存ができないので廃棄という選択しかありません。
問題なのは、本当に町長たちが接種するという選択肢しかなかったのか?ですね。
現在、国民のほとんどがワクチン接種が開始できない状況になっていて優先となっている医療従事者ですら接種が行き届いていません。
そのため町長が接種した事に関する理由がただの言い訳にしか聞こえないのです。
たしかにワクチン接種でキャンセルが出てしまった場合、廃棄するのはもったいないという考えはごもっともです。
しかしそこで町長が摂取するのではなく同じ地域の他の医療従事者が接種したり、入院中や介護施設にいる高齢者などに回せなかったのかと思います。
医療従事者の方が会場に集まって接種しているのか病院で接種しているのかわ分かりません。
もし病院で接種しているのだとすれば院内の他の人に接種させることも十分に可能なはずです。
そういった面で考えると、今回の町長のワクチン接種は抜け駆けと思われても仕方ないでしょう。
また、町長による抜け駆け接種は兵庫県神河町でも発覚しています。
神河町の山名宗悟町長は高齢者の集団接種が行われた際にキャンセル分のワクチン接種をした事が明らかになっています。
山名町長がワクチン接種を抜け駆けした理由としては週に1回~2回ほどコロナ対策の会議で病院を訪れるためでした。
病院にはコロナ患者の方も入院しているので感染リスクを考慮した上での接種だと明かしています。
しかし、やはりタイミングもありますし度重なる抜け駆けは非難を浴びる事は間違いあにですね。
一般接種は遅れるのか?
現時点で医療従事者や多くの高齢者コロナワクチンを接種できていない状況です。
そのため一般接種の開始は2021年7月以降を予定しています。
コロナワクチン接種が開始した時は4月から高齢者のワクチン接種を予定していたのですが現状を見ると接種に遅れが出ているように感じますね。
本来なら東京オリンピックの開催に合わせて接種を開始する予定だったと予想されます。
しかしコロナワクチンの接種予約はインターネットからの申し込みとなっていて、高齢者の方の中にはネット予約ができない方が多く存在します。
結果的に高齢者のワクチン接種も遅れが出てしまい、このままのペースでいくと一般接種も予定より遅れて開始するのではないでしょうか。
さらにコロナワクチンの順番では一番先に医療従事者、その次に高齢者、その後高齢者施設の入居者が接種をして最後に一般接種と言われています。
現時点では高齢者までが接種を行なっているのでこれからのスケジュールを見ても7月に一般接種を行うのは難しいでしょう。
さらにコロナワクチンの保存が特殊な事を考えると自治体によっては保存ができず、ワクチン接種開始がさらに遅れると予想されます。
もともと日本でのワクチン接種がこんなにも遅くなったのは、ワクチンの開発企業が減少したのも1つの理由だと思われます。
ワクチンの開発企業が急激に減ってしまい医薬品の審査体制が弱くなってしまった上にワクチンの安全性に対する不信感などが加味して遅れてしまったのではないでしょうか。
コロナワクチンは臨床試験などもあまり行えない状況で接種が開始してしまったので「本当に安全なのか?」と疑問に思ってしまうのは仕方がない事です。
しかし現在ではワクチン接種のデータも増え、続々と接種を希望する方が増えています。
現状、接種に遅れが出ている状況なのでいち早く一般接種が始まる事を祈るのみです。

まとめ
今回の記事では
・コロナワクチンを抜け駆け接種した人や問題点
・一般接種は遅れるのか?
について紹介しました。
コロナワクチンを抜け駆け接種したのは茨城県城里町の町長や兵庫県神河町の町長でした。
今回の件で問題なのは本当に町長が接種しなければいけない状況だったのか?というところで、まだワクチン接種を受けられない方がいるからこそ問題となりました。
現在コロナワクチンを接種できるのは医療従事者と高齢者のみで、一般接種は2021年7月以降を予定しています。
しかしこれまでの状況を見ると7月に接種するというのは難しいと考えられます。








コメント