ボクシング井岡ドーピング騒動の影響はJBCに上申書提出の理由

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2021年5月28日に、日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長名で、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔に対する謝罪文を公式サイトに掲載しました。

一連の流れ

その中で、井岡一翔選手がドーピングに違反した事実は無いと言っています。
「倫理委員会からは、井岡選手の検体にJBCアンチ・ドーピング規定で規定されている禁止物質の存在を認定することは困難であるとの答申をいただきました。結果として、井岡選手がJBCルール第97条(ドーピングの防止)に違反した事実はありません。」という内容でした。

ドーピング問題は、2020年12月31日の世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者・井岡一翔さんが受けた、防衛戦の際のドーピング検査で陽性反応を示しました。井岡選手サイドは潔白を主張していました。対戦して敗れた田中恒成選手も、この問題でJBCに質問状を送っていました。

井岡一翔(いおか かずと)さんは、1989年3月24日生れ、大阪府堺市出身、東京農業大学中退、Ambition GYM所属、WBOスーパーフライ級王者のプロボクサーです。井岡弘樹ボクシングジム会長で元世界2階級制覇王者井岡弘樹は叔父さんです。

2020年12月31日の試合前に、会場の東京都大田区総合体育館の控室で、JBC職員、医師、マネージャーが立ち会って、井岡選手が尿検体を採取しました。A、Bの検体に分けてボトルに入れて、検体は都内の病院で保管しました。

2021年1月上旬に、A検体の簡易検査で、大麻の陽性反応がでました。1月29日に、B検体を別の検査機関で精密検査の結果、大麻の陽性反応は無く、興奮作用のある別の禁止薬物3種類が検出されました。

2021年4月下旬になって、JBCが井岡選手にドーピング検査の結果を通知しました。JBCの永田有平理事長は「井岡選手の選手生命にも関わる問題。慎重にやった」と、報告が遅くなった理由を説明しています。手続きが長期化したのは、警察の捜査が影響したとも言っています。

井岡選手のドーピング違反は確定されず、JBCが外部有識者を集めて倫理委員会を設置し、違反の有無や処分の判断を委ねました。4月26日に、井岡選手の代理人弁護士は、倫理委員会から聴取を行うと通知があったと話しました。

記者が「禁止薬物が検出されたことに心当たりはあるか」と聞いたのに対して、「大麻成分が検出されたことについては、使用していたCBDオイルから何らかの成分が検出された可能性はあると思うが、覚醒剤その他の化学成分については心当たりはない」と答えています。

井岡選手サイドは「警視庁から聞き取りを受けた事実はある」「『捜査は終了した』との報告があった。嫌疑は晴れたという認識」とドーピング問題について報告があったと話しています。

井岡一翔選手が所属しているAmbitionジムは、日本プロボクシング協会(JPBA)に対して、JBCの役員退任などを求めた上申書を提出しました。それに対してJBCの永田有平理事長は「真摯に受け止める」と話しました。

井岡一翔選手サイドの4つの要望に対し、ドーピングに関しては、検査体制の構築を進めていると答えています。情報管理に関しては、第三者のガバナンス委員会の設立を検討しています。役員退任については、対応を話し合っています。JBCは、今後について真摯に受け止めると言っています。

2020年12月31日に井岡と対戦した田中恒成選手サイドには、JBCが直接面会して謝罪したが「納得はしもらえなかった」と話しています。井岡サイドは、直接会っての謝罪は受け入れないと言っています。

田中恒成選手の所属しているジムの畑中清詞会長は「裁定は受け入れる。JBCの不手際がこの大混乱を招いたことは大変遺憾、しかるべき責任を取るべきだ」とコメントしています。田中恒成選手は「今後は公正、公平が守られ、試合後の両選手が心から健闘を称え合えるようにJBCは尽力してほしい」と話しました。

田中恒成さんは、1995年6月15日生れ、岐阜県多治見市出身、中京大学経済学部卒業、元世界ミニマム級王者、元WBO世界ライトフライ級王者、元WBO世界フライ級スーパー王者、SOUL BOX畑中ボクシングジム所属のプロボクサーです。

JBCが5月28日に公式サイトに掲載したお詫びの文書について、永田理事長は「井岡選手にはうちのミスでご迷惑をかけたので頭を下げ続けるしかない。名誉回復、誠意ある対応…望んでいることをしてあげたい。畑中サイドにも、ご心配をかけて申し訳なかった」と謝罪しています。

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手は、年末の試合におけるドーピング検査に関して、JBCが違反は認められず処分はしないと発表したことに関して「このような騒動が生じ、私や田中選手が巻き込まれる結果となった責任はJBCにあります。自分は支えてくれる人たちを裏切るようなことはしない」と強調しました。JBC側に謝罪の意思があると伝えられたが「謝罪だけでは納得できない」と語りました。

井岡一翔選手サイドも法的手段に訴えることは考えていないと言っているので、ドーピング問題は、これで収束すると思われます。

まとめ

今回は2020年12月31日のタイトルマッチのドーピングで禁止薬物が見つかった井岡一翔選手について調べました。日本ボクシングコミッション(JBC)は倫理委員会が調査した結果、違反は認められなかったと発表しました。

井岡一翔選手の今後の活躍を祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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