IR汚職事件秋元司簡単にまとめると何が起きた?パチンコチェーンはどこ?

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2021年6月7日に、IR(統合型リゾート)に関して収賄罪と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)に問われている秋元司・衆議院議員の2回目の保釈を東京地裁が決定しました。保釈保証金は8000万円でした。

2019年に、IR汚職事件で東京地検特捜部に逮捕された秋元被告は、2020年2月に保釈保証金3000万円で1度目の保釈が認められています。

保釈中の2020年8月に、贈賄側の中国企業に対する証人買収事件で収監されました。地裁における公判が2021年3月から行われていて、秋元被告は起訴事実を全面否認しています。

秋元被告のIR汚職事件を簡単に紹介します。

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秋元被告のIR汚職事件は?

IR汚職事件は、IR事業を担当していた内閣府副大臣の秋元司衆院議員が、IR事業参入を目指していた中国企業「500ドットコム」から現金を受取り、中国本社やマカオの視察費などを負担させたことです。

2021年4月8日に東京地裁(丹羽敏彦裁判長)で公判が行われ、贈賄側の中国企業「500ドットコム」の仲里勝志元顧問(贈賄罪で有罪確定)の証人尋問が行われました。

仲里勝志元顧問は、現金300万円をようかん袋に入れ、秋元被告に渡したと証言しました。仲里元顧問は、2017年9月28日に、秋元被告の議員会館事務所を訪問しました。会館内のトイレで、ようかん袋に300万円を詰めて、「陣中見舞いです」と言って手渡しました。

ようかん袋に300万円を詰めて、秋元被告に渡したのは、当時秋元被告がIR担当副大臣であったためと証言しています。

秋元司(あきもと つかさ)被告は、1971年10月23日生れ、東京都足立区出身、大東文化大学経済学部卒業、元自民党所属、2019年12月に離党しました。

2020年1月14日に、秋元被告は収賄罪で起訴されました。容疑は中国企業「500ドットコム」から講演料や旅費の名目で約350万円の賄賂を受け取ったことによる収賄容疑です。

「500ドットコム」は中国深せんに本社がある宝くじ販売会社で、サッカーくじを販売し2014年には売上100億円、経常利益27億円ありました。サッカーくじの規制が強化され、2016年には売上ゼロになっています。2021年には債務超過になり経営破綻しました。カジノの実績が殆ど無い会社でした。

2020年2月10日に東京地方裁判所が保釈を認める決定をして、保釈保証金3000万円で第1回目の保釈が行われた。保釈の条件として、秋元被告とマカオのカジノ視察に同行した白須賀貴樹と勝沼栄明前衆議院議員、500ドットコムが100万円を渡したと供述している船橋利実、中村裕之、岩屋毅、下地幹郎、宮崎政久の5議員との接触制限でした。

第1回の保釈中の2020年8月4日に、贈賄側の「500ドットコム」の被告に偽証をするように要請し、現金を提供しようとして、秋元被告の支援者等3人が組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の疑いで逮捕されました。

秋元被告は、2020年8月20日に、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の疑いで逮捕されました。9月30日に保釈が取り消され、保釈保証金3000万円が没収されました。

2021年6月6日に、東京地裁が保釈を許可し、秋元被告は保釈保証金8000万円を現金で納付し東京拘置所から保釈されました。

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パチンコチェーンはどこ?

IR汚職事件の秋元司議員の関係先として、東京中央区にある大手パチンコチェーン「ガイア」本社の強制捜査を2019年12月26日に行っています。この会社は、秋元被告の元政策秘書が設立した会社と取引があったため、秋元被告の資金の流れを解明するために捜索されました。

秋元被告はIRを推進する議員連盟のメンバーで、パチンコ関連の業界団体のアドバイザーも務めていました。2016年から2018年までの3年間の秋元被告の収入の総額は4億5000万円でした。幅広い業界から寄付を集めていました。

政治資金収支報告書によると、内訳は「自民党東京都第15選挙区支部」の収入が1億8000万円あまり、「秋元司後援会」の収入が2億7000万円余りでした。秋元議員は、パチンコ関連の業界アドバイザーを務めていて、パチンコ業界からの寄付やパーティ券収入がありました。

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まとめ

秋元被告は、日本国内でのIR参入を目指していた「500ドットコム」と北海道や沖縄でのシンポジウムなどを通して、つながりを深めました。

那覇市のIR関係シンポジウムは、秋元被告がIR担当副大臣に就任する3日前の2017年8月4日に行われました。「500ドットコム」の経営トップと秋元被告は、仲里顧問がつないだと言われます。

2017年8月7日に、秋元被告はIR担当副大臣に就任し、9月に東京都内で仲里顧問から、ようかん袋に入れた現金300万円を受け取ったといわれています。そのことを秋元被告は否定しています。

2017年12月に、秋元被告は中国深浅にある「500ドットコム」本社を訪問し、経営トップと面会しました。マカオのカジノ施設の視察も行いました。

2018年1月に、北海道留寿都村で「500ドットコム」がリゾート施設を含むIR誘致計画を表明しました。2018年2月に秋元被告が留寿都村を訪れました、秋元議員は妻や子供と同伴し、航空機代や宿泊費など70万円相当の利益供与を「500ドットコム」から受けました。

今回は、秋元被告のIR汚職事件について調べました。秋元被告は、パチンコ業界に以前から関係していて、その経験からIR副大臣に就任し、中国企業「500ドットコム」と関係を深め今回の収賄事件につながりました。

秋元被告は、1回目の保釈時に証人に偽証を要請していて逮捕されましたが、2021年6月6日に、2回目の保釈が認められた。

IR汚職事件が解明されて、健全なIRが開設されることを祈っています。

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