2021.6.20
今回は3度目の緊急事態宣言解除後と飲食店への保証、今後の状況についてまとめていきます。
2020年の4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都道府県に初めての緊急事態宣言が発令され、
4月16日には緊急事態宣言の発令を全国に拡大しました。もう1年以上経ちましたね、、。
ほんの少し落ち着いた気がしますが心配や不安なく、自由に旅行や観光、お出かけができるのはまだまだ先になりそうですね。
ワクチンの接種も始まり拡大防止の措置が少しずつ行われるようになりましたが今後どうなっていくのでしょうか。



三度目の緊急事態宣言解除後はマンボウになるの?
ここでは、三度目の緊急事態宣言の実施期間や対象地域、解除後の状況について調べていきます。
「緊急事態宣言実施期間と対象地域」
・令和3年4月25日~令和3年6月20日
→東京都、京都府、大阪府、兵庫県
・令和3年5月12日~令和3年6月20日
→愛知県、福岡県
・令和3年5月16日~令和3年6月20日
→北海道、岡山県、広島県
・令和3年5月23日~令和3年6月20日
→沖縄県
「まん延防止等重点措置期間と対象地域」
・令和3年4月20日~令和3年6月20日
→埼玉県、千葉県、神奈川県
・令和3年5月9日~令和3年6月20日
→岐阜県、三重県
政府は10都道府県に発令されている緊急事態宣言について沖縄を除く、東京などの9都道府県を期限となる20日に解除し、このうちの東京や大阪など7都道府県は来月11日までの期間、まん延防止等重点措置に移行することを発表しました。
東京オリンピックの開幕を来月に控え、感染を抑え込むことができるのでしょうか。
中でも東京は感染再拡大の兆候が出ており、新規感染者に占める若者の割合も増えています。
政府関係者や専門家は「東京では早晩、再度宣言を出す事態を覚悟していないとならない。」という声も上がっています。
政府の考えとしては、感染が再拡大した場合には飲食店での酒類の提供停止やイベント開催の制限強化など必要な場合は改めて宣言を出すとのことです。
マンボウ(まん延防止等重点措置期間)が適用される地域の飲食店に対し、午後8時までの営業を引き続き要請、感染対策の徹底として酒類の提供は午後7時までとする方向で調整しているようです。
一方、沖縄県に関してですが医療提供体制が依然としてひっ迫していることもあり宣言の期間を7月11日まで延長としています。またマンボウが適用さえる5県のうち岐阜県と三重県は期限の6月20日で解除。埼玉県、千葉県、神奈川県の3県は7月11日まで期間を延長となります。
飲食店への保証は?
緊急事態宣言の解除後、飲食店の営業はどうなるのか、保証はあるのか調べていきます。マンボウが発令している地域には飲食店に対する午後8時までの時短営業要請を継続。
しかし、酒類の提供制限は緩和され一定の対策を講じた場合は午後7時までの販売を認めるようです。
その地域の知事判断で酒類の提供禁止措置も可能となります。酒類の販売に関しては6月の再延長から有名無実化されており、「お酒飲めます」などの文言で営業する飲食店が増えているのが現実です。
ほとんどの飲食店は要請やガイドラインに従い、真面目に感染拡大防止に協力をしてきました。要請に従わなかった店舗も止むを得ず従うことができなかった、、というのがほとんどで、アルコール消毒の徹底や検温の実施、パーテーション設置や換気などを行っています。
しかし、1年以上続く状況で飲食店はどこも疲弊しています。協力金の支給も遅滞が目立つようになってきているのが現実で、次から次へ小出しにされる要請に対応ができないと感じている飲食店も多いはずです。
今回の緊急事態宣言解除後の協力金に関しては、各都道府県によって対応が違うようでした。現在までの協力金も現時点で振り込まれていない、という声も上がっているようなので、協力金を申請できるとしても一体いつ振り込まれるのか、、。飲食店には厳しい状況が続きそうです。
協力金を受け取ったところで店を継続することは難しいとして、止むを得ず閉店してしまうという企業も多いので店を維持するためにはどれくらいのお金が必要になるのかをしっかり計算し、話し合い協力金の額を決めるべきだと私は思います。
20日以降、宣言解除後は地域によって飲食店への要請内容が異なってくるようで時間制限や人数制限をするなど多くの対策が取り入れられるようです。
一刻も早く収束し、飲食店も通常通り営業できる日がくるように自分にできることをしっかりやっていきたいです。




まとめ
今回は三度目の緊急事態宣言解除後の国や飲食店の状況についてまとめてきました。
まだ、ワクチンの接種が始まったばかりで感染者の人数も思うように減っていない中での緊急事態宣言の解除とオリンピックの開催ということで不安や不満は募る一方ですね。
飲食店もさらに首を絞められる状況で政府はどのようにリカバリーしていくのか、、。ただ、私たちにできることは限られているのでその中でもできることをやっていきたいです。
今後、どのように収束していくのか、、。1日の感染者が少しでも減っていくように願っています。
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