コロナ第5波の可能性は?東京五輪開催の悪影響はどうなる?

ニュース

2021.6.22

コロナワクチン若年層の副反応の可能性は?リスクあるのか接種すべき?
2021.6.7. 現在接種を進めているコロナワクチンは、高齢者に対しても高い発症予防効果があり、副反応は若年層の方が、高齢者より出やすいことが分かりました。 従来のワクチンは、高齢者に対して効果...

2021年3月から始まった新型コロナウイルスの第4波は、収束の見込みが立ち、6月20日には沖縄を除いて9都道府県で緊急事態宣言が解除されました。6月21日から7月11日まで東京、北海道、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の7都道府県はまん延防止措置に移行しています。

首都圏では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県において7月11日までまん延防止措置が行われます。岡山と広島は、まん延防止措置に移行せず全面解除されました。まん延防止措置への移行により、飲食店には午後8時までの営業時間短縮を要請し、感染対策の徹底を条件に酒類の提供を認めます。

緊急事態宣言の解除と東京五輪・パラリンピックの開催による影響、コロナ第5波の可能性について調査しました。

スポンサーリンク

コロナ第5波の可能性は?

緊急事態宣言が6月20日で解除され、まん延防止措置へ移行されたのは、東京などでは新規感染者数が下げ止まりの状態であるためです。リバウンド(感染再拡大)が懸念されていて、緊急事態宣言の解除は、危うい賭けだと言われています。

ブラジルでは、6月19日に新型コロナウイルスの死者が50万800人になりました。死者が50万人を超えたのは米国に次いでブラジルが2カ国目です。ブラジルの累計感染者数は1788万人を超えました。ブラジルでは、国民の約1割しかワクチンが接種されていません。

ブラジルでは、国民の反対の中でサッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)が開催され、コロナ軽視のボルソナロ大統領に対する抗議活動が各地で実施されています。

ブラジルにおいてサッカーの南米選手権により感染拡大している状況を見て、東京オリンピック・パラリンピックを控えた東京の今後の第5波の発生を心配する声が上がっています。

今回の緊急事態宣言の解除は、前回の解除時と状況が似ていると言われています。前回の解除時には、イギリス型(アルファ型)変異株の感染が始まっていました。従来型より感染力の強いイギリス型の感染拡大により、第4波では大阪において医療崩壊が生じています。

今回はイギリス型より、さらに感染力の強いインド型(デルタ型)の感染が始まっています。インド型変異株を水際対策で抑えられないと、感染拡大が生じて第5波が来ると専門家が指摘しています。

英国型、インド型などの変異株が新型コロナウイルス感染の主流になったり、東京オリンピックの開催、ワクチン接種の進展などの多くの影響因子がある中で、第5波がいつくるか専門家が推測しています。第4波のリバウンドとして、第5波が7月から9月のオリンピック・パラリンピックのときに発生する可能性を専門家が指摘しています。

第5波の可能性は、インド型変異株により高くなっています。大阪府などが実施している抽出検査で、6月10日から15日の間のインド型の陽性率は6.2%と増加しています。東京慈恵会医科大の浦島充佳(みつよし)教授(予防医学)は「水面下で広がっていると考えた方がいい。多くの国民がワクチンを打った英国でもインド型の影響で再拡大に転じた。第4波の二の舞いになる恐れがある」と語っています。

第4波が、春休み、5月の大型連休などでイギリス型変異株により感染拡大したように、7月になると夏休みや盆休みなどで、人の移動が活発になり、インド型変異株による感染再拡大(リバウンド)を予想し、最大限の警戒を呼びかけています。昨年の第2波も、夏休みの時期に起こっています。

まん延防止措置が4月に発令したときは、感染者の減少にそれほど効果がありませんでした。しかし、今回はお酒の提供を1グループ2名までにしたり、前回より条件を厳しくしているので、感染抑制に、ある程度の効果は期待できます。

スポンサーリンク

東京五輪開催の悪影響はどうなる?

新型コロナウイルスの新規感染者を出さないための頼みの綱はワクチン接種です。海外の状況から人口の4〜5割が2回接種すれば流行の抑制が期待できます。それまでは従来の感染対策を、しっかり守る必要があります。

五輪の開催が東京都の新型コロナウイルスの感染拡大に与える影響について、東京大学の仲田祐准教授らが試算しています。競技会場への来場者の感染拡大の影響は、全会場で1日平均約15万人の来場者があった場合、開催されない場合と比較して1日10〜80人増加する結果が出ています。

観戦後に飲食店へ立ち寄る人が減ると、感染者は減少します。五輪開催時の感染状況は、ワクチン接種のペースや変異株の割合により変化し、不確実性が大きいと言っています。

仲田准教授は「観客数の上限の設定などの基本方針は、感染状況に応じて柔軟に変更することが重要だ」と語っています。

コロナワクチン一番安全なのは?ファイザーモデルナアストラゼネカ日本で接種可能なのは?
2021.5.24 2021年5月24日午前8時から、東京と大阪において大規模接種センターにおけるコロナワクチン接種が始まりました。東京都千代田区大手町の会場には、午前6時半頃から高齢者が集まっています。 大規模接種センターでは...
スポンサーリンク

まとめ

今回は、コロナ第5波の可能性と東京五輪の影響について調べました。夏休み、盆休み、東京五輪など人流の多くなる7月から9月に第5波の可能性のあることがわかりました。ワクチン摂取のペースを早めて、人口の4割から5割がワクチン接種すると集団免疫を得られることが知られれています。

ワクチン接種をスピード化して、第5波が回避できることを祈っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました