2021年8月7日に、メンタリスト・Daigoが、YOUTUBE上でホームレスや生活保護者を差別する発言をして、インターネット上で炎上しています。ホームレスに対して「いないほうがいい」「犯罪者を殺すのと同じ」などの過激な内容でした。
YOUTUBE上で視聴者の質問に答えて、ホームレスについて「自分にとって必要の無い命は僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。いない方が良くない? 邪魔だしさ。プラスになんないしさ、臭いしさ。治安悪くなるしさ。もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きている。犯罪者を殺すのだって同じ」と述べました。
生活保護者に対しては「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない。猫は生きてれば僕は癒やされる」と語りました。
それを見た人から、Twitter上で批判が起こり、炎上状態になりました。メンタリストDaigoは、炎上について「そんなに助けてあげたいなら、自分で身銭切って寄付でもしたらいいんじゃない?国がそういう人のために、みんなの給料から毎月3万円徴収しますって言い始めたら、皆さん賛成するんですかね?」とTweetし、炎上が更に燃え上がりました。
メンタリストDaigo炎上発言騒動火消し失敗の理由について調べました。


メンタリストDaiGo炎上発言騒動火消し失敗の理由?
8月13日のライブ配信で、メンタリストDaigoは「さすがにあの言い方はまずかったかな、大変申し訳ございませんでした。一番反省しているのは何かというと、ホームレスの人、生活保護を受けている人がそういう道をどうして選んだのか。こうした選択をせざるを得ないことを知らないで批判したのはよくない。(こうした人たちが)何を、どう考えているのかをちゃんと勉強するつもりです」と「謝罪のコメントを発表しました。
謝罪しても炎上が収まったように見えません。メンタリストDaigoが炎上したきっかけは、8月7日のライブ配信の「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めているんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせるくらいなら、猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけど、猫が生きてれば僕は得なんで」と生活保護より猫の保護に税金を使ってほしいと話したことでした。
メンタリストDaigoの発言に対して、実弟の謎解きタレント松丸亮吾からも批判の声が上がっています。
メンタリストDaigoは、1986年11月22日生まれ、静岡市清水区出身、千葉県市川市育ち、慶応義塾大学理工学部卒業のメンタリスト、作家、YouTuberです。Daigoは収入の多くを「Dラボ」、チャンネル登録者数が246万人のYouTubeやニコニコ動画の広告収益や有料会員から得ています。月収数億円と報じられたことがあります。
メンタリストDaigoは父親、母親、4人兄弟の6人家族で、長男として誕生しました。父親は松丸悟(さとる)さん、母親は松丸順子さんで、母親の順子さんは薬剤師でした。母親は教育熱心な人でしたが、2012年に乳癌で亡くなりました。母親は「3時間勉強を頑張ったらいくらでもゲームをしていいよ」と言ってDaigoに勉強をさせました。
次男の松丸慧吾(けいご)さんは4歳年下でプログラマーをしています。妻帯者で子供が一人いて、ホラーゲームの実況者もしています。三男の松丸怜吾(れいご)さんは7歳年下で、慶応技術大学薬学部卒業で、調香師、「リフの惑星」のメンバーで、バンドのドラマーとして活動しています。
四男の松丸亮吾(りょうご)さんは9歳年下で、東京大学工学部卒業、謎解きクリエーターとして、テレビのクイズ番組に出演しています。
松丸亮吾さんは、Daigoのホームレス差別発言に「今まで兄が炎上しても「また炎上してんな~~」くらいにしか思っていなかったし触れないようにしてたけど、人の命を軽く見る発言だけはさすがにダメです。それだけは絶対に許されない」をTweetしています。
堀江貴文氏はDaigo炎上について
(1) 今回の炎上は、DaiGoを炎上させようとしている人が頑張って炎上させている。
(2) そういうネット民は、常に誰かを吊るし上げようと探しており、今回のターゲットがDaiGoであった。
(3) よって(自然発火ではないので)、どんなに弁明・解説をしても無意味で、むしろ炎上は加速するだけである。などと本質的に火消しは難しいことを指摘しています。
メンタリストDaigoの今回の発言は、人命を軽視する発言であり、発言の火消しが難しい内容だとも言われます。
謝罪複数回はなぜ?
Daigoは自身のホームレスの人命軽視の発言について、複数回謝罪していますが、炎上が加速して、各所で影響がでています。
メンタリストDaigoをCM起用している「霧島天然水のむシリカ」は、今回のDaigoの発言について謝罪し、Daigo出演のCMの放送自粛を発表しました。
8月14日に、生活困窮者や生活保護受給者を支援する4団体が「メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」を発表し、「“最後は生活保護がある”と述べた菅首相は、DaiGo氏の発言が許されないものであることを明言したうえで、生活保護の申請が国民の権利であることを率先して市民に呼び掛けること。」とDaigoの発言が菅首相にも飛び火しています。
Daigoが謝罪して収めようとしましたが、逆効果になり政治案件にまでなりました。
まとめ
今回は、ホームレスや生活保護者の人命を軽視した発言をして炎上中のメタリストDaigoについて調べました。あまりにも酷い発言で、政治問題にまで進展していて、謝罪しても火消しができない状態になっています。。
メンタリストDaigoは猛省して、ホームレスや生活保護者の支援に尽力することを祈っています。
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