コロナ5類感染症にするメリットデメリット医療崩壊を招かないのか?

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2021年8月現在、厚生労働省は新型コロナ感染症を季節性インフルエンザ並みの「5類感染症」にグレードダウンすることを検討しています。

感染症法では、症状の重症度やウイルスの感染力などから、感染症を1類から5類感染症の5段階と「新型インフルエンザ等感染症」「新感染症」「指定感染症」の3種類の合計8区分に分類しています。

新型コロナ感染症は、指定感染症の1から2類相当として扱われてきました。2021年2月から法改正により「新型インフルエンザ等感染症」に変更して分類されています。

新型コロナが「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へ変更されたときのメリットデメリットについて調べました。

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コロナ5類感染症にするメリットデメリット?

感染症は1類から5類までに分類されていて、1類はウイルス性出血熱、ペスト、天然痘、2類は結核、SARS、MERS、鳥インフルエンザ、3類はコレラ、腸チフス、赤痢、4類はテング熱、マラリア、5類は季節性インフルエンザ、麻疹、風疹です。

新型コロナは、1類から5類に分類されず、「新型インフルエンザ等感染症」という特別枠に分類されています。「新型インフルエンザ等感染症」は、国民が免疫を獲得していないことで、急速に全国的にまん延し国民の生命・健康に重大な被害を及ぼす場合に適用されます。

「新型インフルエンザ感染症」では、「SARS」や結核などと同じような強い対策が取れます。具体的には外出自粛要請、入院勧告、指定医療機関への入院などの措置を適用します。

「新型インフルエンザ等感染症」では、以下の対応を行います。
● 都道府県知事が必要と認める場合の入院
● 飲食店や喫茶店など客が飲食する施設の使用制限
● 消毒などの措置
● 感染した者に対する健康状態報告要請
● 外出自粛要請 など

新型コロナを「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へ変更すると、季節性インフルエンザ並みに対策がグレードダウンされます。
「5類感染症」では死亡したときの医師による報告とか濃厚接触者の調査などは行われますが、入院勧告、就業制限などが必要なくなります。

◎5類感染症への変更時のデメリット

新型コロナを5類感染症にグレードダウンしたときのデメリットから調べました。
〇 報告頻度が現在は「患者をみたら直ちに報告」ですが、5類では「一週間以内」になるので症例数の報告頻度が下がり、新規感染者数を正確に把握できなくなるデメリットがあります。

〇5類では入院勧告や無症状者への対応が法律上難しくなり、感染拡大を防止するための強力な対策が取りにくくなります。

〇5類になると治療が保険適用になります。現在は全て公費負担なので医療費が高額になっても、費用を心配せずに治療を受けることができます。5類に変わって保険適用になると、重症になり個室で人工呼吸器を使用すると治療費が高額になるので、高額療養費制度があっても自己負担が相当高額になります。

〇5類になって保険適用になると、軽症者は病院へ行かなくなり、発病しても会社を休まなくなるので、新型コロナの感染拡大が止まらず、バンデミックになります。発病者と死亡者の増加が予想されます。

〇5類になって感染拡大を防止できなくなると、変異ウイルスの発生が多くなり、毒性の強い変異ウイルスの出現リスクが高くなります。

以上のように、現在の「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へ変更すると、多くのデメリットが生じ、新型コロナをコントロールできなくなります。

次に、5類へグレードダウンしたときのメリットについて調べました。

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医療崩壊を招かないのか?

◎5類へグレードダウンしたときのメリット

現在は、新型コロナの新規感染者が増加すると、重症者が増えて医療崩壊することが心配されています。新型コロナを「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へ変更すると医療崩壊を起こさないのか調べました。

5型へグレードダウンすると
〇保健所の入院勧告や感染者の隔離などの業務が無くなるので、保健所の負担が減り職員を減らせるメリットがあります。

〇新型コロナに感染した人は、保健所を通さずに個人で受診しやすい病院を選んで診療を受けれるので、病院を受診しやすくなります。

〇5型になると保険適用になるので、国の経費負担が減少します。

〇5型になって保険適用になると、発病しても軽症者は病院に行かないので、病院の負担が減ります。重症になっても費用負担を考えて、受診しない人が増えるので、重症病床を減らすことができ、医療崩壊を防げます。

〇5型になると、外出自粛や入院勧告、指定医療機関への入院などの業務がなくなるので、保健所の業務が少なくなるメリットがあります。

新型コロナを「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へ変更すると、保健所や医療機関の業務のひっ迫がなくなり、医療崩壊の心配がなくなることが分かりました。

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まとめ

今回は厚生労働省が検討している、新型コロナの「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へのグレードダウンのメリットとデメリットについて調べました。

感染者が多く、重症者が増えている現時点では、5類に変えると国民の負担が増えてデメリットが多いです。逆に保健所や医療機関にはメリットがあります。

現在のように新規感染者と重症者がふえている時には、5類への変更は国民にデメリットが多すぎます。

しかし、ワクチン接種が進み、新規感染者が減り、重症者が少なくなると5類へグレードダウンすることで、政府や保健所、医療現場、国民にメリットが生じます。。

新規コロナ感染症が早く収束して、5類感染症に分類できる日の来ることを祈っています。

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