コロナに妊婦感染でリスク胎児への影響重症化のリスクは?病床は?

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2021年8月17日に、千葉県柏市で妊娠中に新型コロナに感染し、入院先が見つからず自宅療養中の妊婦(30代)が、妊娠29週に自宅で出産し、新生児を病院へ搬送しましたが新生児が死亡する事例が発生しました。

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新型コロナの感染爆発で病床が逼迫し、新型コロナに感染した妊産婦の受け入れ態勢の脆弱さが判明しました。女性は11日に感染が分かり、14日から中等症の症状が現れ、16日に入院先を探しましたが見つからず自宅療養を続けていました。

8月17日の朝に、女性が腹部の張りを訴え入院先を探しましたが、感染を理由に断られました。午後5時15分頃に出産し、救急隊が駆け付けたときには、生まれた男児は心肺停止状態で、市内の大学病院に運ばれましたが死亡が確認されました。女性は中等症で入院しました。

柏市保健所は「コロナを診療し、さらに産婦人科も診療できる医師、医療機関は限られる。早産などのリスクのある妊婦さんを診療できる医療機関は特に少なくなる。今回のケースはいくつもの課題が重なってしまった」と説明しています。

県医師会の幹部は「現在はコロナに感染した妊産婦は事実上、救急搬送先はない。分娩(ぶんべん)専門クリニックで感染者を診察することも、ほかの妊産婦へのリスクを考えると現実問題として不可能だ」と話しています。

厚生労働省は各自治体に、妊婦のワクチン接種を早期に円滑に進めるため配慮をするように連絡しました

コロナに妊婦感染でリスク胎児への影響重症化のリスクについて調べました。

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コロナに妊婦感染でリスク胎児への影響重症化のリスクは?

千葉大病院(千葉市)は、新型コロナに感染した妊産婦を受け入れる専用病床の設置を決めました。県内の周産期医療ネットワークは「感染した妊婦の健康観察はかかりつけ医が責任をもってすること、緊急時には円滑に搬送して治療が始められるようにする」ことを決めました。

厚生労働省の研究班が、国内で新型コロナに感染した妊婦144人の症状や分娩状態を調べました。中間報告によると軽症が111人(77%)で無症状は10人でした。

息切れや肺炎などの症状がある中等症Iが13人(9%)、酸素吸入が必要な中等症IIが18人(13%)、重症が1人(1%)でした。妊婦は呼吸がしづらくなるので、新型コロナにより呼吸状態が悪化する恐れがあり、出産予定日より早く帝王切開で産んだ人もいました。

144人の分析結果から、妊娠25週以降の妊婦は、中等症IIと重症になるリスクが1.24倍高くなりました。

妊娠中に新型コロナワクチンの接種はよいのか?

ファイザー、モデルナのワクチンはmRNAワクチンで接種による感染の心配はありません。ワクチンを接種した妊婦の調査では、注射部位の疼痛や頭痛、倦怠感、悪寒、発熱などの症状の頻度は妊娠していない女性と同程度でした。また、流産や死産、早産などの頻度は一般的な妊婦と比べて上昇は見られませんでした。

妊婦が新型コロナに感染した場合、重症化する割合や早産などの率が上昇すると言われています。ワクチン接種のメリットは大きいです。妊娠を理由にワクチンの職域接種を断られた例がありましたが、日本産科婦人科学会は、妊婦のワクチン接種を推奨しています。

「ワクチン接種後の母乳中にmRNAは検出されなかった。ワクチン接種後のお母さんの母乳を飲んだ赤ちゃんで問題はみられなかった」と報告しています。

新型コロナに関して妊娠中に注意すべき点は?

不要不急の外出を避けて、人との接触をできる限り減らすことが重要です。うがいには予防効果が認められないし、甲状腺機能の異常が生じる恐れもあるので、イソジンによるうがいは推奨されていません。

妊娠中に感染しやすく重症化しやすいのはどんな人ですか?

妊娠中は重症化のリスクがあります。高齢(35歳以上)、肥満(BMIで30以上)、喫煙者、高血圧・糖尿病・喘息などの基礎疾患があると重症化のリスクが高いと言われています。妊娠後期に感染すると、帝王切開になる可能性があります。

家庭内に感染者が出た場合はどう対策しますか?

感染者と別の部屋にする。タオルや食器の共用はしない。家庭内でマスクを着用する。できるだけ換気をする。手洗いをこまめに行う。などの対策をします。

感染した場合の治療薬について

妊娠中の治療薬は、病気の重症度、薬の効果、安全性などの点から判断します。治療薬については、主治医の指示に従ってください。

胎児への影響は

新型コロナによる胎児の先天性障害や流産の報告はありません。
中後期の感染で、早産(37週未満)のリスクが報告されています。
新生児がNICU(新生児集中治療室)への入室を必要とする事例が多い。
死産や新生児死亡のリスクは高くないと言われます。

母子感染に、妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染があります。母乳による感染は、直接の授乳でなく、搾乳による間接哺乳で母子感染を避けることができます。

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まとめ

今回は新型コロナに感染した妊婦のリスクについて調査しました。新型コロナの胎児への影響についても調べました。

新型コロナのワクチン接種をして、不要不急の外出をしないようにして新型コロナに感染しないことを祈っています。

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