風立ちぬ堀越二郎と菜穂子の出会いは?結婚を急いだ理由とは?

アニメ

ジブリ作品『風立ちぬ』をご覧になったことはありますでしょうか?

『風たちぬ』は観た人の心をさまざまな形で動かす、ジブリ作品の中でも名作中の名作と呼ばれています。

かつて日本で戦争が行われていた時代を舞台に、不景気や大震災など生きていくのが大変な時代の中、希望や友情、愛する人との出会いと別れの中で、夢に真っ直ぐ向かっていく青年の姿を描いた作品です。

今回は『風立ちぬ』の主人公、堀越二郎と菜穂子の出会いや、結婚を急いだ理由について調べていきたいと思います。

「風立ちぬ」
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堀越二郎と菜穂子の出会い

出会い

2人の出会いは、どこか運命的で、一瞬の出会いでした。

主人公の堀越二郎は飛行機の設計士を夢見る、勤勉で心優しい青年です。

菜穂子は資産家の1人娘に生まれ、絵を描くことが趣味な、とても美しい素敵な女性です。

菜穂子と出会った際、二郎は東京の大学に通っていました。

大正12年。
二郎が実家から東京の大学に戻る電車で2人は出会います。

風に飛ばされそうになった二郎の帽子を菜穂子に拾ってもらったことで2人は出会いました。
ですが、2人はそのまま別れます。

その後、東京に電車が到着する少し前に、突如激しい地震に襲われます。関東大震災です。

混乱する中、電車からおりた二郎は菜穂子と菜穂子のお世話がかりである絹を見つけます。

足の骨が折れて動けない状態だった絹を背負い、菜穂子達の家に向かうことになります。無事に2人を送り届けた二郎は、自分の名前も名乗らずに菜穂子の前から立ち去ります。

何気ない瞬間の中で出会った2人は数年後、再開することになります。

また、関東大震災を描いたこのシーンは、多くの視聴者に強い印象を与えました。

2人の再開

昭和2年。

二郎は大学を卒業し、名古屋の三菱内燃機株式会社に設計士として就職します。

上司からも期待される中、「隼」(はやぶさ)という戦闘機の試験運転を見学させてもらう二郎。

ですが、試験運転中に「隼」は空中分解してしまいます。

二郎はもっと高性能な戦闘機を日本で作ることが出来ると考えますが、会社はドイツの会社の爆撃機を作ることに。

海外の技術を学ぶため、ドイツの会社に向かった二郎はその圧倒的な技術の差を見せつけられます。

日本の技術の現状を理解した上で、二郎は「日本らしいやり方でもっといい飛行機を作ることは出来ないか」と考え、改めて「美しい飛行機を作りたい」という自身の思いを再確認しました。

ドイツの後にも、世界各国の飛行機作りをその目で見て回った二郎は日本に帰国。

そうして、日本の新型戦闘機の設計主務者に抜擢された二郎は自身の全ての知識、技術を全部詰め込み、戦闘機を完成させます。
ですが、戦闘機の試験運転の日、二郎の作った戦闘機は空中分解してしまいます。

自分の作った戦闘機が目の前で無惨な姿になってしまったことにより、ショックを受けた二郎は少しの間休養をとることに。

自然に囲まれた軽井沢のホテルで2人は再開します。

草原を歩いていた二郎の目にうつったのは、丘の上でパラソルで絵を描いているある女性でした。

すると突然、強風が吹き女性が絵を描いていたパラソルが丘の下まで飛んできてしまいます。

飛んできたキャンパスをキャッチし、女性に返す二郎。

目の目にいた女性が菜穂子だとは気づかずにそのまま名前を名乗らずその場から去ってしまいます。

翌日、再び小川で出会った菜穂子に告げられたことで、やっとあの時の女性だと気づきます。

その後も交流を深める2人は次第に惹かれ合い、遂には菜穂子の父親に婚約を申し込みます。

ですがその場に現れた菜穂子に、自分が実は病に侵されていることを告げられます。菜穂子の病気は「結核」という病で当時では不治の病とされていました。

菜穂子の告白を聞いてもなお、二郎の気持ちは変わることなく、改めて婚約を決意します。

その後、名古屋に会社がある二郎と、東京住む菜穂子は離れ離れになりますが、密に手紙のやりとりを続けるのでした。

もう会うことはないかと思われた2人は、再会を経て惹かれあい、将来を約束する仲に。

偶然の出会いは必然的なものだったのでしょう。

2人の再会シーンは多くの視聴者から愛されており、『風立ちぬ』にとって大切なシーンです。

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結婚を急いだ理由とは?

2人は作中で結婚しますが、その際、とても急いで結婚に至ります。

一体、どうしてなのでしょうか。そこには菜穂子の病気が関係していました。

二郎が東京に戻ってしばらく経ったある日、菜穂子の容態が急変したと菜穂子の父から電報を受け取ります。

動揺しながらも急いで東京に向かった二郎は、床に伏している菜穂子を思い切り抱きしめます。

ですが、仕事の都合ですぐにその場から離れなければいけなかった二郎の姿を見て、菜穂子は病気を治し、もっと二郎と一緒にいたいと強く思うようになります。

そして、山の中にある病院に入院し治療を受けることを決意したのです。

ですが、後に菜穂子はそこの病院から抜け出し、二郎の元へと向かう選択をします。

二郎は仕事が忙しく、中々お見舞いに行けませんでした。このまま二郎に会えないまま死ぬなら、と菜穂子は覚悟を決め、二郎の元に。

そうして2人は、二郎の上司である黒川の奥さんに仲介人を頼み、結婚式を行います。菜穂子は治療よりも、二郎との時間を選んだのです。

結婚した2人

結婚後の2人の生活はとても穏やかで、幸せなものでした。

上司の黒川の家の離れを借りた2人はそこで暮らすようになります。

二郎は変わらず仕事の日々を送りますが、菜穂子のそばに少しでも居たいと夜は家で仕事をするようになります。

寝たきりの菜穂子と手を繋ぎながら、二郎が飛行機の設計図を描くシーンはとても可愛らしく、ここのシーンが好きという人も少なくないのではないでしょうか。

1秒でも二郎と共にいたい菜穂子は、タバコを吸うため手を離そうとする二郎に「ダメ」と言う菜穂子の姿も描かれています。

2人の新婚生活には、確実に、幸せな時間が流れていたと思われます。

菜穂子との別れ

ですが、幸せな時間はそう長くは続きませんでした。
幸せな生活の裏では、確実に菜穂子の病気の進行が進んでいました。

ですが菜穂子は自分の体の衰えを二郎から隠すために、頬紅をさしながら、二郎の前では常に綺麗な自分で、仕事に励む夫を励まし支えていました。

そんな菜穂子の気持ちを無視するかのように日に日に悪くなる自分の体をみて、菜穂子はある決断を下します。

二郎の飛行機が完成し、試験飛行が行われる日のことです。

飛行試験に向かう二郎を見送った菜穂子は、二郎に何も言わずに家から去ってしまいます。

そして、その後姿を現すことはありませんでした。

その後の菜穂子の消息は描かれていませんが、かつて入院していた山の中の病院に帰ったのだと思われます。

こうして、菜穂子の静かな決断により幸せな2人の生活は終わりを迎えました。

残された手紙

菜穂子は、二郎の元を去る際に3つの手紙を残します。

お世話になった黒川夫人、菜穂子の妹である加代、そして二郎

3人にそれぞれ向けられていた手紙でした。作中ではどの手紙も内容は明かされていません。

きっと、菜穂子からの感謝の気持ちが込められているのだと思います。

姉である菜穂子をとても慕っていた加代は、急いで菜穂子を探しに行こうとしますが、黒川夫人は加代の行動を止めるのです。

そうして黒川夫人は、「女性として綺麗な部分だけ、愛する人に見てもらいたかったのね」と呟くのでした。

菜穂子の決断の理由

黒川夫人が呟いたこの言葉にこそ、菜穂子が二郎の元から去ることを決めた理由があるのではないでしょうか。

二郎はよく「綺麗だ」という言葉を口にしていました。

実際に、作中では綺麗なものに目を奪われている二郎の姿が描かれていますし、菜穂子に向けても、「綺麗だ」何度も伝えていました。

綺麗なものに惹かれる二郎の性格を知る菜穂子は、「綺麗じゃなければ愛されない」と考えたのかもしれません。

最初は頬紅を使って誤魔化しますが、段々とそれも通用しなくなってしまう、体は痩せ細って、醜くなった自分を二郎に見られたくなかった。そう考えたのかもしれません。

だから、菜菜穂子は二郎の前から姿を消すと決めたのではないでしょうか。

「美しい」という二郎の言葉は、菜穂子を喜ばせるものであり、同時に菜穂子を苦しめるものだったのかもしれません。

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まとめ

運命的な出会いをした二郎と菜穂子の最後はとても切ないものでした。

ですが、2人で過ごした時間は幸せな時間だったことには変わりありません。

初めて二郎と出会った日からずっと二郎を想い、最後まで彼を愛し、愛されようとした菜穂子。

そんな菜穂子健気で強い姿に、多くの視聴者は感動し、胸を打たれました。

短くも幸せな人生だったと菜穂子が思えていますようにと願わざるを得ません。

「風立ちぬ」
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