緊急事態宣言が発令中の2021年8月29日に、愛知県常滑市で行われた野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI 2021」に各界から非難が集中しています。制限人数以上の8000人が押し掛け、マスクをしていない人もいて、大声をあげて盛り上がり、酒類の販売もありました。愛知県知事、常滑市長からも抗議されています。
常滑市の伊藤たつや市長は「国や県の要請、ガイドラインも全く守られていない、極めて悪質なイベント」と断定し、さらに「二度と市の施設であるりんくうビーチを使用させない」と言っています。
イベントで使用された「AICHI SKY EXPO」を管理している愛知県の大村秀章知事は「今後スペースはお貸しできません。市町村にもやめてもらいます」と今後の施設使用は禁止すると語っています。
主催者のOffice keefは8月30日に、公式サイトに「お詫びと経緯のご説明」を掲載しました。自分勝手な内容であったため大村知事から批判されました。謝罪文を9月3日に修正しました。
波物語2021主催者主催企業について調べました。




波物語2021主催者主催企業は?
愛知県常滑市で行われた音楽フェス「NAMIMONOGATARI(波物語)2021」の主催者は、個人ではなく株式会社であることが分かりました。
主催した会社の名前は「 office keef Co.,Ltd 」です。「オフィスキーフ」と読むようです。オフィスキーフの経営者は在日韓国人の鄭 基煥 (てい きかん)で、Twitterアカウントを削除しています。日本人名は「富永 基煥(とみなが もとあき)」です。
富永基煥(韓国名:鄭 基煥)は1987年生まれ、国籍:北朝鮮、韓国、日本、趣味:競馬、サーフィン、音楽です。愛知朝鮮中高級学校卒業です。2021年現在、妻と13歳くらいの娘と暮らしています。
オフィスキーフは2018年2月1日に設立され、本社を名古屋市中区丸の内2-15-12 ザ・テラス丸の内503(電話番号052-880-7074)に置いています。会社のサイトは抹消しています。
「波物語2021」のチケットは、入場券のみ、タオル付入場券、VIP入場券(24000円、グループ割5枚セット一般4万円)の3種類が売られました。ステージ近くのVIP席の飲酒が目立ったとの報告されています。飲酒運転や未成年飲酒のタレコミがあります。
SNSには「愛知県はオフィスキーフ 鄭基煥(tei kifan )を訴えるべき。こんなやつに金儲けさせるなんて許されないし、他の自粛する人達がかわいそう」
「常滑のフェスをやったオフィスキーフって会社
お前らが責任取って参加者全員のPCR検査費用全部出せよ
そして感染者出たら全て責任取れ!
俺は部外者だから無理だが関係者!隠れささないように刑事、民事で裁判出来ない?危険行為で」
などの意見が見られます。
フェスに参加した「Zeebra」さんが「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした。」と謝罪しています。
参加しなかった「SEAMO」さんは「あれやられたら僕らの苦労が一瞬で水の泡になる…。愛知県にも、お客さんと共にしっかりと感染症対策をやっているライブイベントもあるのに」と今後のフェス開催を心配しています。
コンサートプロモーター協会など音楽4団体が「過去1年半に及ぶ国、自治体などと構築してきた信頼関係を破壊し、医療従事者や関係当局の皆さまのご苦労を台無しにする暴挙」と激しく非難しています。
謝罪文全文大村愛知県知事の反応は?
2021年9月3日にオフィスキーフから謝罪文が出されました。
「今般、2021年8月29日に開催した「NAMIMONOGATARI2021」を県のをお借りして主催させていただいたoffice keef株式会社の代表取締役です。
緊急事態宣言が発令された中での開催であり、三密を避ける努力はしたものの、約8000人の参加者に対してコロナ感染を避ける対応としては不十分であったこと、並びに、様々な経緯があったとは言え、独自の判断においてアルコール類を販売したことも事実です。その対応に対し、県、市、医療従事者の皆様、参加者の皆様、出演者の皆様、並びに全ての音楽関係者の皆様他、全国の多くの方々にご批判をいただき、当社の対応が安易に流れたことにつき、こころからお詫び申し上げます。全ては自己の認識の甘さが原因であります。
この度のイベントについては事実と異なる点があるとして県は第三者委員会を立ち上げて事実確認をする旨述べられています。当社はその事実確認についても避けることなく、万難を排してご協力申し上げます。あわせて、事実関係がどのような内容であったかを明らかにしていただけることを心から望んでいます。
なお、コロナ禍が解消したアフターコロナにおいては、各種イベントや他社皆様、企画者様のイベントがスムーズに再開できることを心から念じ、当社のイベントの開催がアフターコロナの皆様の企画実行に足かせにならないよう、こころから念じています。
ついては、掲載していました「お詫びと経緯のご説明」については、削除させていただくとともに、改めてこころからお詫び申し上げます。 敬具
2021年9月3日 office keef株式会社 代表取締役社長 富永基煥 こと 鄭基煥 」
大村知事は酒の提供について「半分はキャンセルしたが、半分は買い取りだったので損になるから、県から強い要請があることは認識していたが、売らざるを得なかったという釈明だった。それは、しかし極めて遺憾である。酒を仕入れてしまったから売るんだというのは通らない。確信犯でやってしまえということなんでしょう」とオフィスキーフの主張に対して怒りをあらわにしています。
今後は会場を貸さないと言われて、慌てて提出した富永基煥こと鄭基煥の謝罪文に対して、大村知事は反応を示していません。
まとめ
今回は、緊急事態宣言中に要請を無視して開催された「波物語2021」の主催者について調べました。在日韓国人の経営している会社が、愛知県の要請を無視して開催していたことが分かっています。
多方面からの非難を受けて、9月3日に謝罪文を修正して再提出しました。SNS上では刑事または民事で裁判することを要求する意見が多く出ています。
音楽イベントにより新型コロナ感染症が感染拡大しないことを祈っています。
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