もののけ姫巨大な神様シシ神やデイダラボッチの正体は?最後は?

アニメ

「もののけ姫」は1997年にスタジオジブリが発表した長編アニメーション映画です。制作に約3年を費やし、公開されると興行収入は193億円を記録。

当時『E.T.』が保持していた日本の歴代興行収入記録を塗り替えました。人間と自然の共存をテーマとした壮大なスケールの映画となっています。

この映画でひと際存在感を放つのは、シシ神様と呼ばれる神様です。鹿の姿をしていますが、顔は人間のようで幻想的な雰囲気を持っています。今回はこのシシ神様についてご紹介したいと思います。

「もののけ姫」
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シシ神様の正体は?

シシ神様が登場した時その見た目に驚きました。鹿のようなフォルムをしていますが、顔は猿のように赤く人間のような面容、そしてふさふさの体毛に足は鳥のようでした。まるで全ての生き物を混ぜ合わせたような、全ての動物を支配しているかのような印象を受けました。

「もののけ姫」の中には様々な神様が出てきます。まず、映画の冒頭アシタカの故郷の村を襲ったタタリ神は猪神のナゴの守でした。ナゴの守はタタラ場の石火矢衆に襲われた時体に負った石火矢の弾が原因でタタリ神になってしまいました。そして九州から海を渡って「シシ神の森」にやってきた乙事主。乙事主も猪神でした。

年齢は500歳ほどという設定で、人間からの攻撃によりタタリ神になりそうな所でシシ神から命を吸収されました。黒い大きな体に赤い目が不気味な「猩々」。彼らは猿神で、森を荒らす人間を憎み人間に打ち勝つために人間を食べて力をつけようと考えています。最後は捨てられたサンを我が娘のように育てた山犬神のモロの君です。見た目は怖いですが、いつも娘サンのことを考え守ってあげています。

シシ神以外の神様に共通することは人間の言葉を話せるということ。そして体も普通の動物に比べてすごく大きいということです。しかし、シシ神様は他の神々と類似した点はなく逆に他の神々とは違う特別な力を持っています。その特徴からシシ神様の謎をひも解いていこうと思います。

特徴1つ目は人間の言葉を話さないということです。モロの君や乙事主は人間の言葉を話せることによって他の動物とは違う格の高さが表現されていました。しかしシシ神様は一切言葉を話しません。よって意思の疎通ができず、何を考えているかわからないより不気味な印象を受けました。あえて話させないことで他の神々をさらに超越した存在として描かれていると感じました。

特徴2つ目は昼と夜で姿が違うということ。昼は鹿のような姿をして体の大きさも特別大きいというわけではありません。鹿はよく日本神話に出てくる動物で、奈良では神の使いともいわれています。また鹿の立派な角は一年かけて成長し、春頃に生え変わるそうです。そしてこのことから鹿は死と再生を象徴とする動物とされてきました。

このことは3つ目の特徴と結びつきますので後に言及します。そして夜になるとシシ神様の体は大きくなり半透明なとても不気味な姿となります。これはデイダラボッチと呼ばれています。これは日本神話で多く語られているダイダラボッチのことであり、ダイダラボッチとは山や湖を作ったといわれる巨人のことです。

宮崎駿監督はシシ神様について「夜の街を徘徊しながら森を育てている」と言及しています。乙事主もシシ神のことを「森の守り神」と表現しています。森を作り育てるということは、その自然を享受する動物・人間の命を育て・守ることにも繋がりますので、他の神々もシシ神を特別な存在として崇めていたのだと思います。

3つ目の特徴はシシ神様の一番特別な能力である、命を奪うこともできれば与えることもできるということです。

アシタカが負傷した際には彼の傷口にそっと触れその傷を癒しました。乙事主が怒りに狂いタタリ神になろうとしていた時にはその命を奪ってしまいました。

まさに死と再生を象徴としているかのような能力です。シシ神=自然(森)とすれば確かに自然は私たちに多くのものを与えてくれます。しかし同様に自然災害などの私達が抗うことのできない大きな力は多くの命を奪ってしまいます。そういう意味でも生と死そのものを表す神様であるといえます。

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最後シシ神はどうなったのか?

エボシ達に首をとられたシシ神は不気味な液体となり人間だけでなく動物たちの命も奪ってしまいます。そして豊かな森の象徴であるこだまの死骸が空から降り注ぎ、まるで森の死を意味しているようでした。

しかしアシタカ達が首を取り戻しデイダラボッチの姿のシシ神に渡すと、森は緑を取り戻し生き残った人間達も再生の道を歩み始めます。ラストシーンでサンが「シシ神様が死んでしまった」というと、アシタカが「シシ神様は死にはしないよ。

命そのものだから。生と死と2つとも持っているもの」と言います。少し難しいですが、今まで森を守ってきたシシ神の姿は無くなってもどこかで存在しているということです。

何百年も生きた乙事主やモロの君は今回の争いで死んでしまいましたので、やはりシシ神は特別な存在であると思い知らされたシーンでした。

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まとめ

今回は謎が多いシシ神様について考察してみました。この映画を映画館で鑑賞した私はまだ小学生でしたので、当時はアシタカとサンの恋模様を描いた作品であると思っていたのですが、人間と自然の共存をテーマとした壮大なスケールの物語なのだなと改めて感じました。

何度観ても多くの発見がある素晴らしい映画だと思いますので、みなさんもぜひまた改めて観ていただきたいです。

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