自民総裁選が近づく中、河野太郎行政改革担当相が総理になるのではないかという噂が流れています。
しかし岸田氏が出馬している事や石破氏からの支持を得た事で麻生派の中でも河野派と岸田派に分かれています。
また、河野太郎氏の政策はコロナ対策についても考えられているほか少子高齢化への対策も検討されています。
今回の記事では
・河野太郎氏の政策内容
・河野太郎氏を支持する派閥
・麻生とは決別したのか
について紹介していきます。


自民総裁選河野太郎政策内容は?
河野太郎氏はすでに61人からの支持を得ていて、岸田氏に続いて総理になる確率が高いと言われています。
河野太郎氏は新型コロナウイルスの感染が広まって以来、ワクチン担当相として活動しています。
そのため総裁選への意気込みでもコロナウイルス関連の話題が多く見受けられます。
河野太郎氏は命と暮らしを守る政治を政策として掲げ、国民が3回目のワクチン接種を行えるよう心掛けています。
もともとワクチン担当相だったというだけあって河野太郎氏が今後もワクチンやコロナ対策について行動していくのは間違いないでしょう。
また、経済的な面では中小企業や個人事業主を支えると明記していました。
さらには菅総理が以前掲げていた「2050年までに温室効果ガス排出量0」という目標もそのまま引き継ぐという事が分かっています。
河野太郎氏の特設サイトでは5つの主張と政策が表記してありました。
5つの表記の中にはコロナ対策や持続可能なエネルギーの使用のほか、社会保障などについても触れています。
新しい時代に向けて出産や子育て、老後までの暮らしを守るために全世代型社会保障制度の導入も政策の1つです。
今の日本は少子高齢化が進んでいるため河野太郎氏は政策として少子化に歯止めをかけ、子供たちの教育機会の平等を保障すると考えています。
また国の安全保障のために国家安全保障戦略の強化やサイバー・電磁波など新たな分野での自衛隊防衛能力の向上も目指しています。
さらに自民党の総力を挙げて国民が参加して未来を決めるオープンでクリーンな政治をモットーにしていました。
コロナ対策はもちろんですが、まだまだ日本で見受けられる貧困の差をなくす政策や国民にも分かりやすい政治活動に対しても考えているようです。
たしかに政治の話しになると難しい言葉も多く、ニュースを見ていても何を言っているのか分からない事が多いですね。
今後の政治活動では国民でも分かりやすい発言があると多くの国民がもっと政治に関心を持ちます。
そして河野太郎氏が目指している国民が参加する政治を目指せるのではないでしょうか。
支援する派閥は?麻生と決別か?
もともと河野太郎氏は麻生派の派閥でした。
しかし岸田文雄氏が総裁選に出馬する事が分かってから麻生派では岸田支援と河野支援に分かれてしまったのです。
現時点で麻生派の半数が河野太郎氏を支持する方向で動いていますが、もう半分は岸田氏を支持する意向です。
同じ派閥で2人が立候補している以上、河野太郎氏に支持するように一本化を図ったとしても派閥が激化してしまうでしょう。
麻生氏は河野太郎氏のバックに菅総理がいるという事を警戒しているようです。
麻生氏といえば今回出馬を辞退した石破氏とは犬猿の仲です。
河野太郎氏が出馬すると決まったら石破氏も河野太郎氏を支持し、菅総理も後見人となり麻生氏の主導権を奪われる可能性があります。
麻生氏は河野太郎氏が総理になってしまったら石破氏とタッグを組み、副総理のポストを奪われる事を恐れているようです。
そのため麻生氏とは決別とは言えませんが本人は相当焦っている事でしょう。
また17日に告示された自民党総裁選では麻生派の重鎮が岸田氏の選対顧問に就任している事が分かりました。
麻生派の重鎮が選対顧問に就任したのもあってか、最初は河野太郎氏が圧倒的トップだったものが今では岸田氏がトップとなっています。
河野太郎氏は世論調査などで次の総理にふさわしいと言われています。
しかし世論と自民党の意見は全く違うので、世論で河野太郎氏を総理大臣にしたいという意見があっても自民党の動き次第で変わってしまうのでしょう。
また先日の会見に出席した小泉進次郎氏は河野太郎氏を支持する方針を明らかにしていました。
彼の話しによると現時点では最大派閥の人間が高市氏と岸田氏を支持するという話しがあったようです。
小泉氏の見解によれば、この最大派閥の支持は言い方を変えれば河野太郎氏は支持しないという意味のようです。
29日に投開票が行われますが、もともと優勢だった河野太郎氏の雲行きが怪しくなっている事もあり誰が総理になるのかはまだまだ決着がつかなそうですね。
まとめ
今回の記事では
・河野太郎氏の政策内容
・河野太郎氏を支持する派閥
・麻生とは決別したのか
について紹介しました。
河野太郎氏の政策としてはコロナ対策としてワクチンの3回目接種や少子高齢化への取り組み、国民も参加できる政治への取り組みが見受けられます。
河野太郎氏は麻生派の支援がありましたが、岸田氏の出馬によりさらなる派閥が生まれています。
河野太郎氏が石破氏からの支援を得た事もあり麻生氏の今後が危ぶまれているため、麻生氏からの支援もなくなっている可能性があります。
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