ジャパンライフ事件とは?関わった政治家は?1番わかりやすく

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健康器具販売会社「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件の元会長・山口隆祥被告の初公判が開かれ、元会長は起訴内容を「全部認めます」と答えました。

ジャパンライフの元会長は経営破綻しているのを顧客に隠して、投資を呼びかけ約1億6500万円をだまし取った罪に問われています。山口隆祥は2017年8月から12月の間に、会社の資金繰り悪化で配当金の支払いや元本返済の見込みがないのを隠して、顧客20人から契約金名目で出資金をだまし取りました。

ジャパンライフ事件について調べました。

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ジャパンライフ事件とは?

ジャパンライフ株式会社(本社:東京都千代田区)は、磁気医療機器等の製造販売会社で、1975年3月に山口隆祥により創業されました。マルチ商法により急成長して、1985年2月期には売上高1509億円を記録しています。

同時期に豊田商事事件が起きて、マルチ商法が問題になり、業績が大幅に下落しました。1985年12月に衆議院商工委員会でジャパンライフ問題の集中審議が行われました。

1983年に山口隆祥が法人税法違反で告発され、後任社長として警察官僚でねずみ講を取り締まる警察庁生活安全局課長を務めたこともある相川孝が後任社長になったこともあります。

2007年に、山口隆祥の娘の山口ひろみが社長に就任しました。
2014年に消費者庁から書面による行政指導を受けました。
2015年9月に消費者庁の立ち入り検査を受け、販売形態を通信販売と店舗販売に変えた。

業務提供誘引販売に販売方法を変更して、磁気治療器などを100から600万円で販売し、購入者がレンタルして年6%の利益を得る「レンタルオーナー契約」方式を始めました。

2016年12月、2017年3月、11月、12月の4回、消費者庁から行政処分を受け、一般業務の1年間の業務停止処分を受けた。

2017年5月16日に、ホテルで大物演歌歌手の歌謡ショーを行い、参加者1000人を集めて磁気治療器を宣伝し、大々的に勧誘しました。
ジャパンライフが宣伝に使った有名人として、小林旭、研ナオコ、島倉千代子、石川さゆり、細川たかし等の名前が挙がっています。

2017年12月20日に、巨額の債務超過を隠して勧誘したとして、詐欺や預託法違反の疑いにより、被害対策弁護団から告発状が提出されました。

2017年12月20日・21日に、手形が不渡りとなり、26日に倒産しました。負債額は2405億円でした。2018年3月1日に、東京地裁により破産手続き開始の決定を受けました。

2020年9月18日、警視庁は、会社が債務超過であることを知りながら、顧客から金をだまし取ったとして、山口隆祥元会長と旧経営陣14人を逮捕しました。

2021年4月13日、東京地裁は出資法違反罪で元取締役に懲役2年執行猶予3年、元課長代理に懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を出しました。

2021年9月22日、ジャパンライフ元会長の初公判が行われ、「起訴事実は全部認めます」「当初から顧客をだます詐欺商法を目的として始めたものでないことをご理解頂きたい」「大変申し訳なく思っております」と語りました。

山口隆祥(たかよし)は、1942年生まれ、群馬県伊勢崎市出身、織物業の3男に生まれました。家業は1956年に倒産しました。高校卒業後、富士重工業で工員を務め、2年後に退職してマルチ商法の「ジェッカーチェーン」を創立しました。ジェッカーは1976年に倒産しました。
1975年に「ジャパンライフ」を創業しました。
2020年10月、山口隆祥と娘のひろみは破産手続きを行いました。

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関わった政治家は?わかりやすく

山口元会長は社会的に糾弾されるのを、政治家へ献金して広告塔に利用し逃れてきました。

「桜を見る会」への招待

山口隆祥は、福田赳夫の桜を見る会、中曽根康弘と小渕恵三の桜を見る会などに招待されています。中曾根康弘元首相は、首相在任中に5つの政治団体で計1000万円の政治献金を受けていました。

2015年春に、山口元会長に「桜を見る会」の招待状が届き、山口元会長は「安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました」という宣伝チラシを作り宣伝に利用しました。野党は「安倍枠」による招待だと追求しましたが、安倍前首相は否定しています。

関わった政治家

安倍首相の父親の安倍晋太郎元外相が、山口隆祥元会長、山口元労相とニューヨークを訪れたこともありました。安倍晋太郎元外相は「山口代議士がたくさんの人と一緒に、ちょうど私が国連に行っておったときに紹介といいますか表敬に連れてきたことは、確かにその中に今の山口隆祥氏ですか、おられたことは事実です」と認めています。

山口会長が最も親しかったと言われる政治家は、「新自由クラブ」(1986年に自民党に合流)の山口敏夫元労働大臣でした。山口敏夫はジャパンライフ所有のヘリコプターで選挙区入りし、5つの政治団体で計500万円の献金を受け取っていました。

山口淑子参議員は、ジャパンライフの発行紙「経営者月報」に掲載されていました。ジャパンライフの「記念大会」(武道館)に山口敏夫の他に、増岡博之労働相、村上正邦参議員、塩川正十郎元運輸相が出席しています。

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まとめ

今回は東京地裁で初公判が行われた「ジャパンライフ」山口隆祥元会長について調べました。山口隆祥元会長は、大物芸能人や政治家を宣伝に利用してマルチ商法を行い、詐欺の被害者を増やしています。

「ジャパンライフ」事件が解明されて、詐欺の被害者が救済されることを祈っています。

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