まもなく始まる自民党総裁選ですが、誰が総理になってもおかしくない状況が続いています。
当初は河野太郎氏が総理になる可能性が高いと言われていました。
しかし高市早苗氏や岸田文雄氏も支持する声が多くなり、今となっては誰が総理になってもおかしくない状況となっています。
今回の記事では
・自民党総裁選で優勢なのは誰か
・自民党総裁選で決選投票は行われるのか
・岸田文雄は勝てるのか
について紹介していきます。

自民総裁選優勢は誰?
最初は河野太郎氏が優勢だという情報がニュースで報道されていました。
しかし岸田文雄氏や高市早苗氏、野田聖子氏への支持も高まり激しい戦いへとなってきました。
ちなみに今回の総裁選では河野太郎氏と岸田文雄氏が2回目、高市早苗氏と野田聖子氏が初の立候補となります。
自民党総裁選は9月17日に告示され、9月29日に投開票が決定しています。
また先日行われた1万人規模のネット調査では河野太郎氏が47%の支持率という結果が出ていました。
次に多かったのは岸田文雄氏と高市早苗で18%、野田聖子氏で7%という結果です。
調査結果だけを見ると圧倒的に河野太郎氏が優勢に見えます。
さらに党員票でも河野太郎氏が優勢となっています。
しかし国会議員票では岸田文雄氏がリードしている状況なので、結果が読みにくい状況となってきていますね。
また高市早苗氏はアベノミクスの後釜となるサナエノミクスを掲げていますし。
野田聖子氏は女性や高齢者、障害者への保守ができる政治作りを掲げています。
高市早苗氏と野田聖子氏は今回が初の立候補となっていますが、どちらも女性初の総理大臣として注目度が高いのは間違いないです。
さらにSNSでの情報をリサーチするとニュースとは違い岸田文雄氏が優勢という情報が多く見受けられます。
テレビ番組では河野太郎氏が出演している様子が多く見受けられているので、ぱっと見では河野太郎氏が総理大臣になるように見えますね。
しかし、テレビ番組だけの情報ではまだまだ分からない事も多いんですね。
現にテレビでは河野太郎氏が圧倒的に優勢という情報もありましたが、状況が変わり現時点では岸田文雄氏も優勢の人物となっています。
国民が投票する物ではないので最後の最後で結果が分かります。
そのため今後、誰が優勢なのかもこまめにチェックしておく必要がありますね。
決選投票は行われるか?岸田文雄は勝てるのか?
自民党総裁選では1回目の投票では過半数に満たない事が分かりました。
そのため決選投票での見方にも注目が集まっています。
しかし現時点では決選投票にまで発展するのかは情報が見つかりませんでした。
1回目の投票で過半数に満たないのであれば決選投票になるのは当然の事ですね。
先日NHKで公開されたシミュレーションでは議員票が4~7割、党員票が3割~6割で合計383票を獲得する事で過半数に到達すると言われています。
しかし今回の総裁選では立候補している人物が4人います。
その中で派閥や議員投票のバラつきもあるため過半数の票を獲得するのが難しい状況です。
党員票では知名度の高い議員が有利と言われているので、知名度の観点でみれば河野太郎氏が有利に思えますね。
ただ、河野太郎氏に次いで岸田文雄氏や高市早苗氏と野田聖子氏が一定数の票を確保すれば先が読めない戦いとなるでしょう。
また党員では国会議員とは違って2回目の投票がありません。
2回目に行われる投票では党員投票の結果に基づいており、投票数の高い2人の中で多くの票を獲得している候補が獲得する仕組みとなっています。
そのため世間でどれだけ優勢と言われている人物でも、決選投票で1回目の投票と違う結果が出てしまった場合は反発が予想されます。
また、総裁選が近づくにつれて優勢人物とされてきた岸田文雄氏ですが、現時点では勝てるのかは明確になっていません。
しかし岸田文雄氏は議員による投票も高いため優勢になっている事が予想されますし、高市早苗氏も急激に票を伸ばしています。
また国会議員の投票による選挙の場合は派閥によって票の獲得数が変わってきます。
ただ昔に比べると派閥の力も弱まってきていますし、世間では派閥の世代交代の時期とも言われています。
今回の総裁選では派閥もバラバラですし、同じ派閥内でもさらなる派閥が出来てしまう可能性も出ていましたね。
本来なら派閥によって国会議員の票が左右されるのですが、今回のように派閥さえもバラバラになるのは異例とも言えるでしょう。
だからこそメディアでは河野太郎氏が優勢だと言っていても、今だにハッキリとした予想ができないのだと思われます。



まとめ
今回の記事では
・自民党総裁選で優勢なのは誰か
・自民党総裁選で決選投票は行われるのか
・岸田文雄は勝てるのか
について紹介しました。
自民党総裁選では現在、河野太郎氏が最も優勢と言われていますが、岸田文雄氏や高市早苗氏が急激に票を挙げています。
さらに1回目の投票で過半数に満たない結果だったため決選投票も視野に入れています。
岸田文雄氏も優勢と言われていますが、派閥の力が減っている事や世代交代の時期でもあるためなかなか予想できない状況となっています。
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