オミクロン株とは?脅威は?日本で感染いつ?ワクチンは有効か?効き目なし?

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新たな変異ウイルスが南アフリカで見つかり、感染拡大をしています。WHO(世界保健機構)はデルタ株と同じ「懸念される変異株」に指定し「オミクロン株」と命名しました。

これまでに南アフリカの隣国のボツワナや香港、イスラエルなどで感染が確認されました。イギリス、ドイツ、ベルギー、イタリア、オランダでも確認されています。

11月26日に南アフリカからオランダに旅客機で到着した乗客624人中の61人にコロナ感染が確認され、そのうち13人が変異ウイルス「オミクロン株」に感染していました。61人全員の結果が出ていないので、今後「オミクロン株」感染者が増える可能性があります。

「オミクロン株」の感染力、重症化のリスク、ワクチンの効果などは不明ですが、各国でアフリカ南部からの入国を制限する動きが広がっています。

コロナ変異株「オミクロン株」について調べました。

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コロナオミクロン株とは?日本で感染いつ?

国立感染症研究所は、オミクロン株について
「オミクロン株は基準株と比較し、スパイクタンパク質に30か所のアミノ酸置換(以下、便宜的に「変異」と呼ぶ。)を有し、3か所の欠損と1か所の挿入部位を持つ特徴がある。このうち15か所の変異は受容体結合部位(Receptor binding protein; RBD; residues 319-541)に存在する」と説明しています。

「オミクロン株」は、基準株に対して15か所の受容体結合部位が変異して、「細胞へ侵入しやすさを有する」変異が認められる。免疫が効きにくい変異や感染・伝播性を高める可能性のある変異もあります。

2021年11月27日時点で、南アフリカで77例、ボツワナで4例、香港で2例、イスラエルで1例、ベルギーで1例、英国で2例、イタリアで1例、ドイツで2例、チェコで1例の「オミクロン株」感染が確認されています。

・南アフリカにおいて流行株がデルタ株からオミクロン株へ急速に置き換わっている。そのことからオミクロン株の感染・伝播性の
高いことが分かる。変異によるワクチン効果の低下および再感染の可能性が言われている。

・重症化への影響については、情報が無いので現時点では不明です。

◎WHOが指定する新型コロナの変異株
呼称       由来       指定日
アルファ株    英国型      2020年12月
ベータ型     南アフリカ    2020年12月
ガンマ型     ブラジル     2021年1月
デルタ型     インド      2021年5月
オミクロン株   南アフリカ    2021年11月

・日本で感染いつ?

・香港では2症例が報告され、1例は南アフリカへの渡航歴があり、2回のワクチン接種者で無症状でした。別の1例はカナダからの帰国者で2回のワクチン接種者であり、南アフリカ渡航歴がある人の向かいの部屋に滞在していた。香港衛生署衛生防護中心は「南アフリカから帰国者がサージカルマスクを着用せずにホテルの部屋のドアを開けた際に、別の1例の人に感染した可能性がある」と発表している。

・ベルギーでは、トルコ経由でエジプトから渡航した若年女性1例が確認された。この症例はワクチン接種歴はなかった。南アフリカやアフリカ南部地域への渡航歴は確認されていない。

・英国から2021年11月27日に報告された2症例は南アフリカ渡航者であることが確認された。

・日本国内の検査では、オミクロン株は検出されていない。南アフリカでデルタ株からオミクロン株へ急速に置き換わっていることから、オミクロン株はデルタ株より感染・伝播性が高い可能性がある。

日本政府は、アフリカ6カ国(南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツモア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニ)に加えてモザンビーク、マラウイ、ザンビアの3カ国からの帰国者に、入国後10日間、政府が指定する施設での待機を求めている。

2021年11月29日に、オミクロン株の世界的な感染拡大を受け、日本政府は水際対策の強化を表明しました。岸田首相は「世界的な、(感染)拡大の動きもあるので、さらなる水際対策の強化について、引き続き検討を行っており、しかるべきタイミングで発表したい」と語っています。

日本政府は11月30日午前0時から、世界のすべての国や地域からの、ビジネス目的などの外国人の新規入国を、原則、停止する方針を明らかにしました。

日本へオミクロン株の感染者が入った場合、急速な感染拡大が起こることが危惧されています。

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ワクチンは有効か?

アメリカのファウチ首席医療顧問は「治療薬や感染したあとにできる免疫、さらに、ワクチンによる抗体も回避する可能性がある」と、「オミクロン株」に対してワクチンが効きにくい可能性があると危機感を示しています。

ファウチ首席医療顧問は、更に「オミクロン株がアメリカに入ってくることは避けられない」としたうえで、「それに備えることが必要だ」とコメントしています。

ワクチン開発会社のファイザー、モデルナなどでは「オミクロン株」の分析とワクチン開発を急いでいます。

ファイザーの担当者は「必要な場合、新たな変異株に合わせた新しいワクチンを100日以内に出庫できる。ワクチンの免疫力を回避する変異株なのか、われわれのワクチンの修正も必要なのかなどのデータは2週間以内に研究を通じて得ることができるだろう」と話しています。

モデルナの研究者は
①既存のワクチンの1回投与容量を増やす方式、
②既存の病原体と新たな変異株に一度に対応できる「多価ワクチン」を開発する方式、
③オミクロン株に直接対応する新たなワクチンを開発する方式」の3案について検討しています。
ワクチンの作製には60~90日かかります。

米国製薬会社ノババックスの担当者は「われわれは最新変異株と新型コロナウイルスの持続的な進化に対応するため努力を続けるだろう」と語り、ワクチン開発に着手している。

米国製薬会社ジョンソンエンドジョンソンも、オミクロン株に対するワクチンの効果を試験しています。

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まとめ

今回は南アフリカで発生し、世界へ拡大しているコロナ「オミクロン株」について調べました。「オミクロン株」は、変異が大きく、今までのワクチンの効果が低下する恐れがあります。

ワクチンの効果については、ワクチン開発会社において調査中で、「オミクロン株」に対応したワクチンの開発には100日程度かかることが分かりました。

 

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