オミクロン株ワクチン効かないのか?有効性の有無日本の感染現状由来は?

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南アフリカ医師会・会長のアンジェリク・クッツェー医師が、新型コロナ「オミクロン株」の出現に気づいた時の状況を話しています。医師によれば、オミクロン株に感染した人の症状はデルタ株の症状と異なっていました。

南アフリカの首都プエルトリコで、11月18日からコロナ患者の急増が始まりました。その症状は倦怠感や頭痛、体の痛み、稀にのどの痛みや咳があり、血中酸素濃度の低下や味覚・嗅覚の喪失は無く、デルタ株とは異なったものでした。

クッツェー医師は「これらの症状はデルタ株ではないと伝えました。ベータ株にかなり似た症状だったのでベータかもしれないし、あるいは新しい変異株に違いないと報告したのです」と語っています。それでオミクロン株に気づきました。

オミクロン感染拡大地域では幼児の入院患者が急増しています。11月14日から28日の新型コロナ感染症で入院した患者は、年代別で2歳未満が62人で最も多く、次に30~32歳が42人でした。南アフリカの保健当局はオミクロン株の流行に備え、小児病棟の病床数の拡充を急いでいます。

オミクロン株ワクチン効かないのか調べました。

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オミクロン株ワクチン効かないのか?

新型コロナ「オミクロン株」は2021年11月11日にボツワナで見つかりました。南アフリカでは南アフリカのハウテン州で11月12日から20日までの感染者77例が、全てオミクロン株でした。学校や若者の間で感染者が急増していて、ハウテン州ではオミクロン株が主流になっています。

11月30日現在、オミクロン株の感染が、世界の17の国と地域で確認され、感染が確認された国数は毎日増えています。
アフリカでは南アフリカ、ボツワナ、
ヨーロッパではイギリス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウエーデン、スペイン、
中東ではイスラエル
アジアでは香港、日本
オセアニアではオーストラリア
北米ではカナダでオミクロン株が確認されています。

◎オミクロン株の特徴

オミクロン株はスパイクタンパク質に30か所以上の変異があります。スパイクタンパク質はヒトの細胞にある「ACE2」という分子とくっついて、ウイルスが細胞に入って感染を引き起こす部分です。

この変異により、オミクロン株は細胞へ侵入しやすくなり、ワクチンの免疫作用を弱め、感染性、伝播性を高める可能性があります。

オミクロン株に対するワクチンの効果

・WHO(世界保健機関)のテドロス事務総長は「より感染しやすいのか、重症化や再感染しやすいのか、それにワクチンが効かなくなるのか、まだ分からない」と述べ、変異ウイルス「オミクロン株」の感染力やワクチンに及ぼす影響は調査中と話しています。

・ファイザーはオミクロン株に対するワクチンの効果を調査中です。ワクチンが効かない場合は、オミクロン株に対応するワクチンの供給を100日以内に始めると発表しています。

・ファイザーのCEOは開発中の新型ウイルス用飲み薬「パクスロビド」について「オミクロン株を含む全ての既存の変異株に有効であると非常に自信を持っている」と語っています。飲み薬の販売により新型コロナへの対応が変化します。

・ドイツ・製薬会社ビオンテックのシャヒンCEOは、米国ファイザー社のワクチンに関して「オミクロン株に対しても重症化を防ぐ可能性が高い」と話しています。オミクロン株はデルタ株より抗体を回避しやすいが、重症化や死亡を防ぐ十分な効果を発揮するとコメントしています。

・米国製薬会社モデルナのステファン・バンセルCEOは、オミクロン株について既存ワクチンの有効性が大幅に低下すると述べました。モデルナはオミクロン株に対する追加接種用のワクチンの開発を行っています。「従来の半分に減らしている追加接種の投与量を倍にして、元の量に戻すことが最初の防御策であり、すぐに実行に移せる」と3回目の接種量を増やすと効果があると語っています。

オミクロン株に対する各国の対応

オミクロン株の感染拡大を受けて、各国で対策を強化しています。

・イギリスは3回目のワクチン接種を18歳以上を対象にしています。2回目の接種からの間隔を8カ月から3カ月に短縮して接種します。

・アメリカはアフリカ南部からの外国人の入国を原則禁止にしています。ニューヨーク州では「オミクロン株」の感染拡大に備えて、飲食店や小売店などを含む屋内でマスク着用を呼びかけています。

・スイスでは学生のオリンピックと呼ばれる冬のユニバーシアードを中止しました。スイス中部のルチェルンで開催予定でしたが中止を発表しました。日本からも6つの競技に70人余りが参加予定でした。

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日本の感染現状由来は?

日本では、11月28日にナミビアから入国したナミビア国籍の30代の外交官の男性が「オミクロン株」に感染していたことが確認されました。男性は無症状で国の指定する療養施設で待機中に発熱し医療機関に入院しました。同行していた家族2人には症状が無く陰性で、療養施設で待機しています。

外交官と同じ飛行機で入国した乗客70人は全員陰性でした。厚生労働省は濃厚接触者とみなして、14日間の自宅や宿泊施設における待機を求めています。ナミビアから入国した70人中の40人は都内の居住者で、都が用意した宿泊療養施設へ入るように調整中です。

・政府は30日から、世界の全ての国や地域を対象に、外国人の新規入国を原則停止しました。

岸田首相は30日の自民党役員会で「オミクロン株についての情報が、ある程度明らかになるまでの念のための臨時の措置だ。国民の皆さんに、ご理解いただけるよう丁寧に説明していきたい」と述べました。

岸田首相は、更に「医療提供体制の強化や、3回目のワクチン接種など、最悪を想定した準備を着々と進めていく。われわれはまだ危機のさなかにあり、気を引き締めて対策にあたりたい」と語っています。

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まとめ

今回は新型コロナ「オミクロン株」にワクチンが効かないのか調べました。製薬会社からワクチンの効果は低下するが、3回目の接種により重症化や死亡を減らす効果はあると発表されています。

国内における3回目の接種が順調に実行されて、オミクロン株の感染拡大による第6波が来ないことを祈っています。

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