2021年12月18日、女優・神田沙也加さんが宿泊していた札幌市内のホテルの22階から転落し亡くなられました。神田沙也加さんの母親の歌手・松田聖子さんと父親の俳優・神田正輝は、12月21日に札幌で会見を開きました。
位牌を抱いた松田聖子さんは「本当に皆さん、お寒い中、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」と頭を下げました。
神田沙也加さんのホテル室内の書置きに、『手術をして歌えなくなったらどうしよう』という喉の不調への不安に加え、愛犬の死、恋人との確執など、苦悩が書かれていました。
松田聖子さんは12月19日からのディナーショーを中止しています。大晦日のNHK紅白歌合戦に予定通り出場するのか注目されています。
松田聖子紅白出場辞退かNHKの判断について調べました。
松田聖子紅白出場辞退か？NHKの判断は？
12月22日、NHKが東京・渋谷の放送センターで放送総局長会見を行いました。
正籬聡（まさがき さとる）放送総局長は「神田沙也加さんには紅白（歌合戦）に２回出場いただき、すてきなパフォーマンスで視聴者の心に楽曲が届いた。ＮＨＫにとっても大事な方。お亡くなりになられたことに心からお悔やみ申し上げます」と追悼しました。
歌手・松田聖子さんの紅白出場に関して、NHKの担当者は「現状、引き続き状況を確認させていただいているところです。松田聖子さんの気持ちに添うような形で丁寧に対応を進めています。気持ちを最大限尊重して対応します」と説明しました。出場可否や決断のリミットについても「（松田サイドと）協議する中で決めていくと思います」と話しました。
松田聖子さんの所属事務所は「松田は、未だこの現実を受け止めることが出来ない状態」とコメントしています。
神田沙也加さんは、1986年10月1日に神田正輝さんと松田聖子さんの長女として生まれました。沙也加さんが10歳の頃に両親が離婚しました。2002年5月に歌手デビューしました。2017年4月に村田充さんと結婚し、2019年に離婚しました。
松田聖子さんは、本名：蒲池法子（かまち のりこ）、1962年3月10日生まれ、福岡県久留米市出身、堀越高等学校卒業、フェリシアクラブ所属の歌手です。父親は、社会保険事務所に勤める公務員でした。
1977年、久留米信愛女学院高等学校に入学しました。高校2年生の時、CBSソニーと集英社の主催する「ミス・セブンティーンコンテスト」九州地区大会で予選合格し、九州地区大会優勝し全国大会への出場資格を得ました。しかし全国大会への出場は、父親が芸能界入りに反対したため辞退しました。
CBSソニー企画制作部の若松宗雄氏が、松田聖子さんのデモテープの歌声を聞いて衝撃を受け、デビューさせるためスカウトすることにしました。学校の規則や父親の反対により難航したが、若松宗雄氏が実家で父親に直談判をして説得を続け承諾を得ました。
1970年代のアイドル山口百恵さんの引退後、1980年に「裸足の季節」でレコードデビューし、1980年代のアイドルになりました。
1985年6月、映画で共演した神田正輝さんと結婚しました。1986年10月、長女・沙也加さんを出産しました。1997年1月、神田正輝と離婚し、1998年5月、6歳年下の歯科医師と再婚し、2000年12月に離婚しました。2020年にデビュー40周年を迎えています。
12月21日に、紅白出場歌手の曲目が発表されましたが、松田聖子さんについては記載されておらず「後日改めてお知らせします」としています。
松田聖子さんが2021年紅白歌合戦で歌うことが決まっていた歌唱曲は「赤いスイートピー」にです。「赤いスイートピー」は、1982年1月にリリースされた松田聖子の8枚目のシングルです。作詞：松本隆／作曲：呉田軽穂（松任谷由実）／編曲：松任谷正隆です。過去に2015年の紅白で歌っています。
関係者は「聖子さんの今の心情を思うと、いたたまれない。『赤いスイートピー』を歌うことはＮＨＫサイドからの要望だったが、現在は白紙に戻った」と話し、出場について協議しています。
松田聖子さんが出場しない場合の代打は誰になるか調べました。
代打は誰になる？出演可能か？
松田聖子さんは、神田沙也加さんの死去により12月23日から26日の大阪でのディナーショーを中止しました。
NHK紅白歌合戦は、リハーサルが28日から始まるので出場するかどうか早く決める必要があります。
音楽業界関係者は「まだ、紅白のリハまで1週間あるので、決断としてはギリギリのタイミングになってしまうのでは。すでに発表されている出場組数は白組が1組足りないし、もし、聖子が辞退しても今から〝代打〟というのは難しいだろう」と代打は無い可能性を話しています。
聖子さんが出場を辞退した場合、時間的に代打を立てずに「訃報について追悼する時間が設けられるかもしれない」と語る人がいます。
まとめ
松田聖子さんが、長女・神田沙也加さんの死亡により紅白へ出場又は辞退について調べました。松田聖子さんの紅白出場はNHKと協議中であることが分かりました。
過去には1986年の紅白で、北島三郎と山本譲二が辞退したことがあります。暴力団の新年宴会に出ていたことが明らかになって12月29日に辞退しました。その時は角川博とシブがき隊が代役として出場しました。
神田沙也加さんがお亡くなりになられたことに心からお悔やみ申し上げます
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