アビガンの副作用とは?投与のタイミングや量などの条件日本流通はいつ?

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厚生労働省が抗ウイルス薬アビガンの不適切な処方問題に関して全国で実態調査を行っています。商品名アビガンは、一般名ファビピラビルとも呼ばれる治療薬です。

千葉県いずみ市の公立病院「いずみ医療センター」が新型コロナウイルス対策として、コロナ治療薬として未承認のアビガンを自宅療養者に服用させていました。

2020年に厚生労働省はコロナ用の飲み薬がないため、「観察研究」の薬剤としてアビガンの使用を認めました。アビガンは副作用が観察されている薬剤のため、医療機関へ「自宅療養での投薬はできない」と通知し、入院患者への処方に限定していました。

厚生労働省の指示に反して医療機関が自宅療養者に投薬していた事例があったため、約1200の医療機関におけるアビガンの処方を調査しています。

2021年12月28日、メルク社からの飲み薬が承認されたため、アビガンの「観察研究」による提供は打ち切っています。

アビガンの副作用について調べました。

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アビガンの副作用とは?

厚生労働省のアビガンの処方に関する調査は、「観察研究」に参加した約1200の病院施設です。処方した患者数と処方したのが入院患者だけであったのか調べています。

自宅療養者や外来患者に処方した場合は、その理由、患者が飲み残した薬剤の回収を行ったか調査し、3月末までに結果をまとめる予定です。

千葉県いずみ市の「いずみ医療センター」は2021年8月から9月までに、自宅療養者115人(14歳以下2人)に処方し、飲み残したアビガンを回収していませんでした。

藤田医科大学の土井洋平教授は「感染が拡大し、研究が始まった頃、アビガンはコロナの治療薬として期待されていた。だが、最終的な有効性が確認されず、承認が下りないまま投与が続き、今回のような事例を生んでしまった」と語っています。

治療薬アビガン(一般名ファビピラビル)は富山大学医学部教授・白木公康さんと富士フィルムホールディングス傘下の富山化学工業(現:富士フィルム富山化学)が共同研究した核酸アナログで、RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤です。2014年3月に富山化学工業が日本での製造販売承認を取得しました。

アビガンは抗インフルエンザウイルス薬として、細胞内におけるウイルスRNAの複製を妨げて増殖を防ぐ仕組みです。インフルエンザの種類に関わらず、抗ウイルス効果が期待できる特徴があります。

アビガンの副作用

副作用として、動物実験において初期胚の致死および催奇形性が認められる。妊婦または妊娠している女性には投与しない。精液中に移行することもあり、妊娠させる可能性のある男性への投与は慎重に行われる。

観察研究において、アビガン投与によると疑われる肝機能障害、高尿酸血症、腎機能障害、嘔気、皮疹、発熱、高ビリルビン血症が報告されています。

いずみ医療センターの新型コロナウイルス対策アドバイザーの男性医師が昨年8~9月に、新型コロナ感染の自宅療養者98人にアビガンを処方した問題で、肺機能に障害が残った男性がいます。

いずみ市の60代男性は、2021年8月16日に40℃近い発熱があり、いずみ医療センターでドライブスルー方式によりPCR検査を受け、新型コロナの陽性が確認されました。処方された漢方薬とアビガンを1回8錠飲みました。

毎日ドライブスルーで受診したが熱が下がらず、22日に鴨川市内の病院へ緊急搬送されました。9月14にまでの入院中に集中治療室(ICU)に入ったこともありました。

退院後、月1回受診し、週2回リハビリをしています。肺機能に障害が残り酸素ボンベを常用しています。男性はアビガンを90錠近く処方され、2錠を飲み残した。

男性は医師に対して「もっと早く入院させてもらえれば重症化しなかった。謝罪してもらいたい」と話しています。アビガンと後遺症の関係を明らかにするため訴訟を検討しています。

医療センターは「新型コロナの症状が悪化したものか、アビガンで重症化したのか原因は分からない」と答えています。

アビガンの投与のタイミングや量などの条件、日本流通はいつか調べました。

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投与のタイミングや量などの条件日本流通はいつ?

新型コロナウイルス感染症に対するアビガンの投与量は、日本感染症学会の「COVID19 に対する抗ウイルス薬による治療の考え方 第 1 版」によれば、1日目は1回1800mgを1日2回、2日目からは1回800mgを1日2回経口から投与します。最長14日間投与します。

アビガンの投与のタイミングは、中等症・重症の症例では薬物治療を検討し、無症状者にはアビガンによる薬物治療は推奨されていません。

カナダの製薬企業アピリ・セラピューティクスは、新型コロナ感染症治療薬として、アビガンは統計的有意性を達成できなかったと報告しています。米国、メキシコ、ブラジルの臨床試験サイトに登録した1231人の軽症・中等症の患者に実施し、プラセボに対して有意性を確認できませんでした。

アビガンについて2020年10月に富士フィルム富山化学が承認申請しましたが、厚生労働省の専門家部会は「効果が確認できない」として承認を見送っています。

富士フィルム富山化学において臨床試験中です。日本流通の時期は、現時点では決まっていません。

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まとめ

今回は新型コロナウイルス感染症の治療薬として、アビガンの副作用、投与のタイミングと量について調べました。アビガンは富士フィルム富山化学において、新型コロナに対する効果を、臨床調査中であることが分かりました。

新型コロナに対して有効な治療薬としてアビガンが承認され、新型コロナが収束することを祈っています。

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