ウクライナvsロシア停戦協定進展ありか?一時中断?双方の合意内容は?

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2022年3月14日、ロシアとウクライナの停戦交渉がオンラインで行われました。

ウクライナ側の代表団のポドリャク大統領府長官顧問は「ロシアはいま、より的確に世界の状況を感じ取り、ウクライナ側の立場に理解を示しつつある」と停戦協議が解決に向けて進捗しつつあると語っています。

ロシア側の代表団のスルツキ―下院外交委員長は「双方の立場に実質的な進展がみられる」と発言し、個人的な予測としたうえで「数日中に何らかの文書に署名するかもしれない」と述べています。

ロシアとウクライナの停戦交渉は過去3回、対面形式で行われましたが、ロシアの要求する条件が高く合意は得られませんでした。

4回目のオンライン形式の停戦交渉により、進展があるのか調べました。

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ウクライナvsロシア停戦協定進展ありか?

ロシアのウクライナへの武力侵攻において、最初考えていたのと異なる誤算が生じています。

ロシアの誤算

ロシア軍は、ウクライナへ武力侵攻すると、住民に歓迎されると考えていました。

ロシア軍は、最初の予想に反して、ロシア語を話し新ロシア派の住民が多いと見られるウクライナの南部や東部でも住民の抵抗に会っています。

ウクライナの市長の拉致して親ロシア派のの市長へ変えた

ウクライナの南部のメリトポリでは、3月11日にロシア軍が市長を拉致し、親ロシア派の人物を市長代理に就任させました。

3月12日、メリトポリの大勢の市民が集まり、市長の拉致に抗議しました。新ロシア派の市長に変えると、市民に歓迎されると考えていた。

中国の協力を期待できない

ウクライナへ武力侵攻すると、中国が全面的に協力してくれると期待していた。

3月14日、イタリアの首都ローマで、アメリカ・ホワイトハウスの安全保障政策担当のサリバン大統領補佐官と中国の楊政治局委員がウクライナ情勢を巡って会談しました。

ロシアが中国に、軍事物質を支援するよう要請している件について約7時間話し合いました。

サリバン大統領補佐官は、会談後「現時点での中国とロシアの連携に強い懸念を抱いている。中国の行動によってもたらされる影響と代償について率直に伝えた」と語りました。

アメリカは、中国へ「ロシアを支援すれば結果が伴う」ことを伝え、中国をけん制しました。

ロシアが中国へ、地対空ミサイルやドローンなど5種類の装備を求めたのに対し、中国のロシア支援に注目が集まっています。

中国がロシアへ武器輸出すると、戦争協力国として経済制裁されるので、協力できない。

キエフを攻略できない

キエフは、2~3日で攻略できると考えていたが、抵抗が激しく攻略できない。

ロシア軍はウクライナの首都キエフを包囲していますが、ウクライナ軍の抵抗にあって攻略に難航しています。

ロシア軍の士気が低下し、投降する兵士も増えています。部隊の追加投入が必要な状態になっていて、中東のシリアから傭兵を集めています。

ロシアは、ウクライナ侵攻による経済的危機を迎えそうな状況になっています。

3月16日に、ドル建て国債2本で計1億1700万ドルの支払い期限を迎えます。ロシアは支払わないと表明していますが、払わなければデフォルトになります。

S&Pグローバルの首席アナリストのロベルト・シフォン氏は「デフォルトはかなり差し迫っている」と指摘しています。

以上のように、ロシアが侵攻前に期待していた成果が得られておらず、このまま戦争を続けても泥沼化が予想されます。

経済制裁の打撃、ルーブルの急落もあり、今年のロシア経済成長はマイナス6%になると予想されていて、ロシア国民の政権に対する不満が爆発する恐れもあります。

ロシアが停戦を望むようになると、ウクライナと合意できる内容を見つけて、停戦交渉を進展させることが予測されます。

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双方の合意内容は?

ロシアのプーチン大統領は停戦条件として
○ ウクライナの「非武装化」や「中立化」
○ ロシアが併合したクリミヤ半島での主権承認
○ 親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」に関し、両州全域で親ロシア派の主権がみとめられること
の3点を要求しています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は停戦条件として、前提条件なしに停戦協議に応じています。ウクライナは戦争の停止とロシア軍の撤収だけを望んでいます。

3月14日のロシアとウクライナの4回目の停戦協議は、オンラインで行われましたが、途中で中断しました。

ロシアがウクライナへ武力侵攻してから18日になり、ウクライナが徹底抗戦し攻略の目途が立たなくなり、ロシア側に変化が見られると言われます。

ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「今、ロシアが冷静に世界の声を聞くようになりました。ウクライナの自分の国を守る強い抵抗に、ロシア側が反応したのです」と語っています。

ロシアとウクライナは、停戦条件、ロシア軍の撤退方法、和平合意の条件に付いて話しあっています。

ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「我々の提案は、軍隊の撤退や爆撃を停止することです。妥協するつもりはありません。数日後、結論が出ると思います」と述べました。

会談中にポドリャク大統領府顧問は「政治体制があまりに異なるため不一致を招いている」と投稿しています。

会談において、ロシア側から事態を打開する前向きな提案が出ていると言ってる。

3月14日のオンラインによる停戦協議は途中で中断され、15日に再開することになりました。

ウクライナのポドリャク大統領府顧問はTwitterで「追加の作業や個別事項の定義を明確にするため15日まで休止する」と書きました。

次の停戦交渉では、何らかの合意点を文書で締結すると言っています。

互いの要求がかけ離れているため、最終的な停戦合意までには、更に時間が掛かると言われます。

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まとめ

今回は4回目の停戦交渉を行っているロシアとウクライナの合意内容について調べました。

近日中に何らかの文書により、合意した内容を締結することが分かりました。しかし、停戦条件に差があるので、最終的な停戦までには、更に時間がかかりそうです。

ロシアのウクライナへの武力侵攻が、早期に停戦するように祈っています。

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