レンドリース法とは?アメリカのウクライナ支援の内容は?ロシアは負ける?

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米国上院は2022年4月6日、第二次世界大戦で連合軍の勝利に貢献したレンドリース法(武器貸与法)の復活を全会一致で可決しました。

ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は、米国上院におけるウクライナ民主化防衛のレンドリース法(武器貸与法)の可決を歓迎し、下院での速やかな可決と大統領署名を期待してウクライナ存続のための長期的な解決策を求めています。

レンドリース法とアメリカのウクライナ支援の内容について調べました。

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レンドリース法とは?アメリカのウクライナ支援の内容は?

レンドリース法(武器貸与法)とは「当該国の防衛が米国の安全保障にとって重要であると大統領が判断すれば、あらゆる軍需物資を当該国に売却、譲渡、交換、貸与、賃貸、処分することを認める」という内容の法律です。

レンドリース法により、通常の手続きよりも圧倒的に早く対象国へ軍需物資の供給が可能になります。

第二次世界大戦において、1941年から1945年にかけて、米国がイギリス、ソ連、中国、フランスやその他の連合国へ莫大な量の軍需物質を供給しました。

1939年9月の第二次世界大戦勃発から18カ月後の1941年3月から開始され、総額501億USドルの物資が供給されました。

314億ドルがイギリスへ、113億ドルがソ連へ、32億ドルがフランスへ、16億ドルが中国へ供給されました。ソ連がドイツに戦勝するのに貢献しました。

第二次世界大戦当時のソ連は、アメリカから1981両の機関車、航空機18700機を受け取りました。アメリカからM3軽戦車、M3中戦車、M1C駆逐戦車が貸与され貴重な戦力になりました。ソ連軍に配備されたアメリカ製トラックが、ソ連の全トラックの約3分の2を占めました。

レンドリース法(武器貸与法)に関して、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相が、2022年2月に米国政府に対して発動を要請していました。

レンドリース法に関しするネット上の意見

ネット上の反応を紹介します。

「まじか。上院全会一致なら、下院も通るわな。 それにしても、第二次世界大戦でソ連を救ったレンドリース法がウクライナ支援のために復活するとか、まじか。これ下手すると、東欧の旧ソ連製の装備がウクライナにほとんど集まるのでは?」

「第二次世界大戦の連合国が勝利できた魔法のランプである。 ドイツと戦うイギリス・フランス・ソ連(ロシア)に、日本と戦う中国はここから湧き出る軍事物資で戦い抜けたのである。」

「レンドリース法でナチスを滅ぼしたソ連(ロシア)が、レンドリース法で滅ぼされるとか皮肉な物だな【アメリカの本気】米上院、ウクライナ支援のため『レンドリース法(武器貸与法)』復活を全会一致で可決!ソ連を救った法律でロシア軍終了へ」

第二次世界大戦でソ連を救った「レンドリース法(武器貸与法)」が、ロシアを倒すために復活する皮肉な事態になっています。

キーウ近郊の町ブチャのロシア軍による住民虐殺

プーチン大統領は2月24日、ウクライナへの軍事侵略を開始する際に、目的は「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされた人々を守ることだ」と語り、この目的を達成するために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化を計画している」と語りました。

ロシア兵はプーチン大統領の命令を忠実に実行し、占領地で非ナチ化のために住民の虐殺を行いました。

ウクライナ戦争の初期にロシア軍が占領して、1か月後に撤退したウクライナのキーウ近郊の町ブチャ(人口4万人)で、少なくとも410体に上る一般市民の拷問・虐殺遺体が見つかりました。

ロシア軍が撤退後、ゼレンスキー大統領がブチャを訪れると、路上や屋内、地下室などに死体が散乱していました。

ロシア軍の残虐行為、戦争犯罪はウクライナの随所で発生しています。

これらのロシア軍の残虐行為、戦争犯罪により、アメリカはウクライナに対するレンドリース法(武器貸与法)の発動に踏み切りました。

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ロシアは負ける?

ロシアによるウクライナ侵略から1ヶ月以上経過したが戦闘が収まる見込みが無い。

停戦交渉が行われていて、ウクライナ側が4月6日に合意文書案を提出しました。しかしロシアのラブロフ外相が「重要な部分で明らかな逸脱がある」と批判し停戦の見込みが立ちません。

ラブロフ外相は「ウクライナが求める安全保障の枠組みについて、ロシアが併合したクリミアには適用されないという元の文書にあった文言が修正案では省かれている」と指摘しています。

専門家の中には、ロシア国内の反政府勢力が活発化し、反プーチン運動が盛り上がる可能性を話している人がます。

その専門家は「総合的にロシアの軍事力が勝っているが、最終的にはウクライナに軍配が上がるかもしれない」と語っています。

ロシア軍の兵士の腐敗が進軍を遅らせ、今後高い水準で軍事力を維持できるとは思えないとも話します。

プーチン大統領は、初期の目的のゼレンスキー大統領の交代やウクライナの占領を諦め、東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」へのロシア支配の強化に向かっています。

カート・ボルガ―元NATO大使は「ロシアが侵略を長引かせる中で直面しているのが物流の課題だ。さらに武器と兵士の質を考えると、最初につまずくのはロシアだろう」と述べています。

さらにカート・ボルガ―氏は「ロシアがまず疲弊する。そしてプーチン氏は(戦争の)決着をつけざるを得なくなる」とロシアが負けると予想しています。

戦争が長引くと、ロシアが経済的に破綻して、レンドリース法(武器貸与法)によりウクライナが勝利する可能性がでてきます。

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まとめ

今回はアメリカ上院において全会一致で可決されたレンドリース法(武器貸与法)の復活について調べました。レンドリース法により、ウクライナの武器が充実し、ロシアに勝つ確率が高くなります。

ウクライナへの侵略が早期に終わることを祈っています。

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