コロナウイルス新変異株BA2121感染力は?重症化のリスクはオミクロンより可能性大か?

ニュース

全国の新型コロナウイルス感染者は減少傾向になり、4月19日までの1週間の感染者数は前週の0.91倍になっています。

東京0.84倍、愛知0.89倍、大阪0.87倍と大都市圏で減少しています。一方、鳥取1.34倍、佐賀1.17倍、山形1.14倍など増加傾向を示す県もあります。

オミクロン株の変異株の出現により感染の再拡大も懸念されています。

コロナウイルス新変異株BA2121の感染力を調べました。

コロナワクチン一番安全なのは?ファイザーモデルナアストラゼネカ日本で接種可能なのは?
2021.5.24 2021年5月24日午前8時から、東京と大阪において大規模接種センターにおけるコロナワクチン接種が始まりました。東京都千代田区大手町の会場には、午前6時半頃から高齢者が集まっています。 大規模接種センターでは...
スポンサーリンク

コロナウイルス新変異株BA2121感染力は?

オミクロン新変異株BA2121について、河野太郎氏がTwitterで「新しい変異株BA2121は、感染力、重症化の両方から注視する必要がありそうです」と注意喚起しています。

米国において、オミクロン株BA2.12.1(ビーエーツー・トゥウエルブ・ワン)の感染者が指数関数的に増えています。BA2121はBA2より感染力が高い傾向があります。

アメリカの新規感染者の94%が、オミクロン株BA2とオミクロンBA212で構成されています。感染力について、BA2121のほうが、BA2より約25%高いと言われます。

オミクロン株について

オミクロン株にBA.1系統、BA.2系統などがあり、共通の変異もありますが、各系統に特異的な変異や欠失があります。感染者の症状に、形質により差があるという報告はまだありませんが、今後の注視が必要です。

世界的にBA.1の感染が最も多くの割合を占めています。しかし、各地域でBA.2の割合が増えています。

複数の国からBA.1感染者が、BA.2へ再感染した事例が報告されています。

日本国内では、全てがオミクロン株に置き換わっています。最初は海外からBA.1とBA.11が流入して、その内BA.11が主流になりました。

BA.2は2021年末に国内で初めて検出されました。2022年初に全国で検出され、オミクロン株の1%がBA.2でした。

オミクロン株は従来株と比べて潜伏期間が短く、さらにBA.2はBA.1に比べて感染力が強いので、感染者数の急激な増加に影響を与えます。

BA.2121はBA.2より更に感染力が約25%高いと言われるので、感染者数を増加させ、第7波が来るのを早める恐れがあります。

4月14日、東京都は新型コロナウイルスのオミクロン株BA.2の疑い例が76.7%に達したと報告しました。

モニタリング会議の専門家は「流行の主体がBA.2に置き換わった」とコメントしています。

東京都によると、3月29日~4月4日に都内で実施した検査の結果、BA.2の疑い例が914件(76.7%)になり、前週の68.4%から上昇しました。

専門家はBA.2への置き換わりによる感染再拡大への警戒感を示しています。

政府は観光支援策の「県民割」を5月31日まで延長します。

BA.2への置き換わりを考慮して、混雑が予想される4月29日から5月8日までのゴールデンウイーク期間は対象外にしました。

観光庁の和田長官は「旅行需要の回復が期待されるが感染対策の徹底をお願いしたい」と語っています。

スポンサーリンク

重症化のリスクはオミクロンより可能性大か?

オミクロン新変異株BA2121が、BA2と比較して重症化のリスクがどうなるかは、現在はデータが少ないため確認されていません。

今後の感染状況を注視する必要があります。BA2121の症状は、従来のオミクロン株と同様の症状と言われます。

オミクロン株の症状の特徴は、咳、息切れ、呼吸苦、熱、寒気、筋肉痛、関節痛、嘔吐、下痢、嗅覚異常、味覚異常などです。

これらの症状は、風邪やインフルエンザによく似ています。しかし、インフルエンザでは、息切れや味覚障害は稀です。嗅覚障害と味覚障害は新型コロナに特有の症状です。

オミクロン株とデルタ株の臨床症状の比較データが、イギリスから報告されています。

イギリスの調査結果
項目 デルタ株 オミクロン株
のどの痛み 34% 53%
嗅覚・味覚障害 34% 13%

オミクロン株は、デルタ株と比較して、のどの痛みが増加し、嗅覚・味覚障害が減少しています。

ノルウエーでオミクロン感染者の症状の頻度と持続期間を調べています。

咳 鼻水・鼻詰まり だるさ のどの痛み 頭痛
頻度 83% 78% 74% 72% 68%
持続期間 4日 4日 4日 3日 2日

筋肉痛 発熱 くしゃみ 嗅覚異常 味覚異常
頻度 58% 54% 43% 12% 23%
持続期間 2.5日 2日 3日 2日 2.5日

以上は、ワクチン接種者がオミクロン株に感染した場合です。ワクチン未接種者の場合は、症状が異なることが考えられます。

オミクロン株は、過去に新型コロナウイルスに感染したことのある人やワクチン接種者でも感染します。

2021年12月から2022年1月までのオミクロン株感染者145人の内57%がワクチン接種者でした。ワクチン接種や新型コロナへの過去の感染で得られた免疫は、オミクロン株を防ぐ効果が低いです。。

ワクチン接種すると、オミクロン株に感染しても軽症ですみます。

オミクロン株は、デルタ株と比較して重症化リスクが低い傾向があります。

イギリスでは、オミクロン株に感染者の入院リスクは、デルタ株の約3分の1になっています。

しかしオミクロン株も、ワクチン未接種者や持病のある人、高齢者には重症化や死亡の危険性がある感染症です。

オミクロン新変異株BA2121の感染対策は従来と同じです。手洗いや3密の回避、マスク着用の基本的な感染対策の徹底が重要です。

スポンサーリンク

まとめ

今回は、オミクロン新変異株BA2121の感染力、重症化について調べました。データが少ないため分っていないことが多いのですが、感染力はBA2より約25%高いと言われます。

重症化率はワクチン接種によって低下し、従来の感染対策を徹底することが必要であることが分かりました。

新型コロナウイルス感染症が、早期に収束することを祈っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました