ロシアウクライナ侵攻の現状は?首都キーウは守られているか?陥落せずか?

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4月26日、ドイツ南西部のラムシュタイン米軍基地で、ウクライナへの軍事支援を協議する会合が行われ、ドイツが自走式対空砲ゲパルトを供与する意向を示しました。

4月27日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻について「外部が介入するならば、我々の報復攻撃は稲妻のように素早い」と核戦力を念頭においた発言を行って、米欧を威嚇しました。

ロシアウクライナ侵攻の現状について調べました。

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ロシアウクライナ侵攻の現状は?

5月9日は、旧ソ連が第2次世界大戦でドイツに勝利した戦勝記念日です。この日に赤の広場で軍事パレードが行われ、プーチン大統領が演説します。

同日までにウクライナ侵攻の戦果をあげるため、ロシア軍はウクライナ南東部を集中的に攻撃しています。

4月21日、ロシア軍が包囲するウクライナ南東部のマリウポリに関して、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が「市内を完全に掌握し、戦闘任務が完了した」との認識を示しました。

ロシアは、ウクライナ兵士が抵抗するアゾフスタリ製鉄所への突入作戦を中止しました。

マウリポリは南部のクリミアと東部の親ロ派武装集団が実効支配する地域の間をつなぐ要塞で、5月9日の戦勝記念日の前に、ロシアはウクライナ侵攻の戦果を誇示しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「マリウポリの大部分はロシアの管理下にあるが、一部は我が部隊のものだ」と述べ、ロシアのマウリポリ完全制圧を否定しました。

マウリポリでウクライナ軍と武装組織「アゾフ大隊」が拠点とするアゾフスタリ製鉄所の下に、ソ連時代に建設された地下要塞があります。約1000人のウクライナ側兵士がロシア軍に抗戦しています。

マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で、ロシア軍に抗戦している武装組織「アゾフ大隊」のマクシム・ゾリン指令官は「マリウポリを『掌握』したとのプーチン(露大統領)の宣言は幻想だ」と主張しています。

4月26日、国連のグテレス事務総長は、モスクワでプーチン大統領と会談し、アゾフスタリ製鉄所に残る民間人の安全な退避について合意しました。

4月28日、グテレス事務総長は、ウクライナの首都キーウでウクライナのゼレンスキー大統領と会談しました。

グテレス事務総長は会談後の共同記者会見で「マリウポリの製鉄所に残る民間人の安全な退避について(ロシア側と)激しい議論を行っている」と明らかにしました。

4月28日、米国のバイデン大統領は、ウクライナを長期的に支援するため、米議会に330億ドル(約4兆3000億円)の資金拠出を求める方針を示しました。バイデン政権はウクライナ侵攻の長期化を見据えています。

バイデン大統領は「戦闘が続く間は、ウクライナへの武器の供給が途切れないようにする」と語りました。

更にバイデン大統領は「今後数週間、数か月にわたって支援を継続していく必要がある」と支援の長期化を強調しました。

バイデン政権は、米政府が凍結したロシアの資産を没収し、ウクライナ支援に充てる方針を固めました。ロシアの新興財閥(オリガルヒ)などを対象にしています。

ロシアのウクライナ侵攻は、東部に加えて南部への攻撃が激しくなっています。ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍が南部でも制圧地域拡大を目指しているとの見解を示しました。

4月25日、ロシア軍は多連装ロケットシステムで、南部ミコライフを攻撃しました。ミコライフの住宅や食料品工場が破壊され、1人が負傷しました。

ミコライフの南西約40kmにある沿岸都市オチャキウもミサイル攻撃されました。

ロシア軍は制圧したヘルソンからミコライフへ部隊を移動させ、南部の完全制圧を目指しています。ロシアは黒海沿岸を制圧し、ウクライナの「内陸化」を目指しています。

4月25日、ウクライナの南部に隣接する隣国モルドバのロシアが実効支配する「沿ドニエストル共和国」で、治安組織の建物の爆発がありました。

ロシアが自作自演の挑発活動を行っていると見られています。

ロシアがウクライナ南部を完全に制圧すると、ロシアと「沿ドニエストル共和国」が陸続きになり、ウクライナ侵攻の戦果をロシア国民に誇示できます。

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首都キーウは守られているか?陥落せずか?

ロシア軍はウクライナ侵攻初期のキーウ攻略に失敗し、キーウ近郊から地上部隊を撤退させています。しかし、ミサイル攻撃は続けています。

4月28日夕方、キーフ中心部にミサイル2発が着弾し、25階建ての集合住宅に被害が出ました。少なくとも10人が負傷しています。キーウ郊外の町にもミサイル3発が撃ち込まれました。

4月28日は、国連のグテレス事務総長がキーウを訪れていました。ウクライナのクレバ外相は「グテレス氏の訪問中にロシアがキーウを巡航ミサイルで攻撃した」とロシアを非難しました。

ロシア軍はウクライナ侵攻により約1万5000人が戦死し、装甲車両2000台、ヘリと戦闘機を計60機失い、首都キーウを攻略できる戦力がありません。

現在ロシアの考えとして、東部と南部を完全に制圧したあと休戦する可能性があります。

ロシアは、数年間休戦して経済を回復させ、ロシア軍を拡充させます。その後、ウクライナの政治状態を見て、隙があれば再びキーウ攻略によるウクライナの掌握を目指す可能性があります。

ウクライナのNATO加盟は、ロシアと紛争があるかぎり困難です。

長期的に考えると、数年後にロシアのウクライナ侵攻が再開され、ロシアがウクライナを併合する可能性があります。

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まとめ

今回は、ロシアのウクライナ侵攻の現状について調べました。ロシアはウクライナの東部と南部の完全制圧を目指していることが分かりました。

今回のウクライナ侵攻は、東部と南部を完全制圧できれば、5月9日の戦勝記念日で休戦することが考えられます。

休戦後にロシア軍を拡充させてから、ロシアはウクライナ侵攻を再開する可能性があります。最終的に、ロシアはウクライナを併合することを狙っています。

ロシアによるウクライナ侵攻が終わることを祈っています。

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