ウクライナvsロシア戦争長期化の見込みか?アメリカの支援はどこまで?

5月9日、ロシアで対ナチドイツ戦勝記念日に、プーチン大統領が演説しました。ロシアは戦闘を継続すると語りました。

ロシアがウクライナ東部2州の完全掌握を目指して侵略を続けています。欧米から武器の供与を受けているウクライナの抵抗があり、ロシア側は戦果をあげていません。

ウクライナvsロシア戦争長期化の見込みについて調べました。

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ウクライナvsロシア戦争長期化の見込みか?

米情報機関のヘインズ国家情報長官は、5月10日、米議会上院の公聴会に出席しました。ロシアによるウクライナ侵略の状況について説明しました。

ロシア軍がウクライナ東部を攻撃しているのは、首都キーウの掌握に失敗したため、東部において態勢を立て直し、戦争の主導権を取り戻すためです。

ヘインズ長官は「プーチン大統領は、ウクライナでの戦闘の長期化に向けて準備しており、東部ドンバス地域をこえた目標を達成するつもりでいる」と語り、最終的にプーチン大統領はウクライナ全土の掌握を狙っているとの認識を示しました。

プーチン大統領は、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナの南部クリミアから東部にかけて支配を強め、モルドバのロシア支配地域・沿ドニエストル地方まで支配地域を拡大しようとしています。

停戦交渉については「(ロシアとウクライナの双方が軍事的な成果をあげられると考えているため)少なくとも短期的には実行可能な交渉の道筋は見えない」と述べました。

ヘインズ長官は、ロシアの核兵器使用について「プーチン大統領が国家や体制への脅威を感じとった場合にのみ使用を許可するだろう」と考えを示しました。

5月9日、ロシアは南部オデーサなどを攻撃しました。今後もウクライナへの攻勢を強めると予想されます。プーチン大統領は演説で従来の主張を繰り返し、ウクライナの侵略を正当化しました。

プーチン大統領は、演説の中で「戦争状態」の宣言とか国民の総動員などに触れませんでした。

オデーサにEUのミシェル大統領とウクライナのシュミハリ首相が滞在しているときに、ロシアがオデーサをミサイル攻撃しました。両氏は会談を中断して防空壕に避難しました。

ゼレンスキー大統領は「オデーサにEU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領が滞在していたさなかにロシア軍はミサイル攻撃を行った。これがロシアのヨーロッパに対する本音だ」と強く非難しました。

アメリカ国防総省は、ウクライナ東部のロシアの作戦が当初の目標から2週間程度遅れているとの見解を示しました。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ロシア軍の動きについて、「東部の州で攻撃再開の準備を行い、国境付近で軍隊を集め続けている可能性が高い」と分析しています。

ロシアとウクライナのお互いが、遠距離からの攻撃を仕掛けているため、戦闘が長期化すると語っています。

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アメリカの支援はどこまで?

5月9日、アメリカ国防総省の責任者が、ウクライナへ供与した、りゅう弾砲などの武器が現地に到着したことを明らかにしました。

大口径の砲弾を敵陣へ撃ち込む、りゅう弾砲は90門をアメリカが供与しますが、そのうち85門以上がウクライナ区内に届きました。

この武器を使うウクライナ兵の訓練は310人以上が終了し、50人以上が訓練中です。

攻撃用無人機「フェニックスゴ―スト」の訓練も20人のウクライナ兵が終えています。アメリカは訓練も含めた軍事支援を加速しています。

バイデン大統領が、ウクライナを支援するめの「レンドリース法=武器貸与法」に署名し、法律が成立しました。ロシアの侵略が続くウクライナなどに軍事物質を迅速に貸与するめの法律です。

バイデン大統領は「ウクライナへの支援は今が極めて重要なときだ」と武器支給を加速させる方針です。

「レンドリース法=武器貸与法」によって、ウクライナや近隣の東欧諸国へ、来年9月末まで、軍事物質を貸与する手続きが簡略化され迅速に支給できます。

第二次世界大戦において、「レンドリース法=武器貸与法」が制定され、ナチスドイツと戦う旧ソ連などへ武器や装備を提供し、大きな役割を果たしました。

「レンドリース法=武器貸与法」により、1945年まで約500億ドルの武器が貸与され、連合国勝利の要因のひとつになったと評価されています。

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、アメリカのウクライナへの軍事支援は約38億ドル、日本円で4900億円に達しています。

「レンドリース法=武器貸与法」により、大統領の権限で、迅速に武器支援ができるようになりました。

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まとめ

今回は、ロシアのウクライナ侵攻が長期化する見込みについて説明しました。ロシアの攻撃に対してウクライナが反撃し、一進一退の状態です。

どちらも勝利すると考えているので、停戦交渉が遅れ、戦争が長期化する可能性があります。

米国の支援についても調べました。「レンドリース法=武器貸与法」が制定され、アメリカのウクライナへの武器支給が迅速に行われることが分かりました。

ロシアのウクライナ侵略が終わることを祈っています。

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