お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが、6月16日、Twitterを更新し、競馬の外れ馬券が経費にならず追徴課税を支払った問題について不服申し立てを行ったことを明らかにしました。
同じ考えの人たちから弁護士費用、税理士費用の寄付を求め、競馬の税金に関する制度見直しのために活動すると宣言しました。
じゃい競馬税金制度改正のために政界進出するのか調べました。
じゃい競馬税金制度改正のために政界進出か?
じゃいはTwitterに「今回の競馬の税金問題で多くの皆様の声をいただき、今後の日本、競馬界、競馬ファンのために動くことにしました」と書きました。
じゃいの訴えは「購入時に25%ひかれているにもかかわらず、勝った人からも税金を取るという制度と、ハズレ馬券が経費にならないという点に違和感を覚えました」という内容です。
じゃいは多くのファンのおかしいと言う声を聞いて「かなりリスクがあることですが、自分がやらないと変わらないと思い覚悟を決めました」と述べています。
趣旨に賛同する人から寄付を集めて、弁護士費用、税理士費用などに充てる予定です。寄付金額は、100円から1000円にして、多くの人が参加しやすくしています。
今回の目的は、あくまで競馬の税金に関する制度の見直しです。政治家で動いてくれる人がおれば「その方にすべてを託し、自分は全面的に協力する立場になるつもりです」とも説明しています。
今回の発端は、6月5日のYouTubeで公開したように、昨秋に税務署員が、じゃいの自宅を訪れ、通帳などを持って帰りました。
その後、税務署から「マンションが買えるぐらいの請求がきた」と述べています。
競馬の外れ馬券が経費に認められないため、納税額が莫大な額になり、じゃいは妻や両親にお金を借りて「数千万円」を支払いました。
外れ馬券が経費にならないため、現在の税制は「1億円を使って1億5000万円当たったら、1億5000万円に税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのに、丸々持って行かれるというような状態」になっています。
じゃいは追徴課税を不服として東京国税不服審判所に不服申し立てを行っています。今回集めた寄付は、裁判の弁護士費用等に充てられます。
6月11日の動画では「JRAさん、NAR(地方競馬全国協会)さん、競馬界に多大なご迷惑をおかけしてしまったこと、大変申し訳なく思っています」と謝罪しています。
じゃいはJRA、NAR、税務署、国税局に対して「憎しみも恨みもまったくありません」としたうえで、「この税制が変われば、より競馬界が盛り上がるんじゃないかと。国も潤うんじゃないかという思いで声を上げさせていただきました」と不服申し立ての理由を説明しています。
じゃいは、NHK党から参議院議員選挙への出馬を打診されたことを明かしました。しかし、じゃいが出馬するかどうかは、まだ決まっていません。
お笑いトリオ「インスタントジョンソン」じゃいのプロフィール
「インスタントジョンソン」は、じゃい、スギ、ゆうぞうの3人により1997年に結成されました。太田プロダクション所属です。太田プロのセミナー3期生が結成しました。
じゃいがスギとコンビ「ジョンソン」を結成し、スギが太田プロセミナーへ通って、ゆうぞうと期間限定コンビ「インスタント」を組みました。
事務所からトリオでの活動を勧められ、二つのコンビ名を合わせて「インスタントジョンソン」にしました。
じゃいは本名:渡辺隆浩(わたなべ たかひろ)、1972年3月20日生まれ、神奈川県横浜市出身、大ボケ、ネタ作り担当、立ち位置は一番左です。
太田プロのセミナーを、1期と3期の2回受講しました。
じゃいは「稼ぐギャンブル」という本を書くほどのギャンブル好きです。2012年12月にWIN5で3700万円、2014年1月にWIN5で4332万円の配当を的中させました。
私生活では、19歳から15年間交際した一般女性と34歳で結婚しました。
スギは本名:杉山貢一(すぎやま こういち)は1972年7月13日生まれ、東京都北区出身、ツッコミ・リーダー担当、立ち位置は中央です。
ゆうぞうは本名:佐藤祐造(さとう ゆうぞう)、1971年9月12日生まれ、神奈川県平塚市出身、小ボケ担当、立ち位置は一番右です。
徴収課税で破産か?
お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいは、2020年12月に川崎競馬で馬券を的中させ6410万6465円の払い戻しを受けました。
6月5日の動画で、じゃいは「破産しました」と告白しました。
しかし、6月11日の動画で「自己破産したとか破産宣告をしたとかということではなく、僕自身のお金がなくなり、借金をしてしまったということを『破産』という表現を使わせていただきました」と、実際に破産したのではないと説明しています。
じゃいは「誤解を生むような表現をしたことに関して申し訳なく思っています」と謝罪しています。
まとめ
今回は、競馬の外れ馬券が経費にならず追徴課税を支払って、多額の借金をした「インスタントジョンソン」のじゃいについて調べました。
じゃいは競馬税金制度改正のための訴訟を行っています。弁護士費用、税理士費用などに充てるため、寄付を募っています。政界進出の誘いも受けています。
じゃいの今後の活躍を祈っています。
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