ガーシー議員除名で不逮捕特権無くなり即逮捕か?捜査加速か?引き渡し条約適用?

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懲罰処分の「議場での陳謝」に応じなかった政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー議員が、2023年3月15日の参院本会議で除名され、議員資格を失いました。

ガーシー議員は2022年7月の参院議院選挙に初当選した後もドバイに滞在し、一度も国会に登院しませんでした。参院懲罰委員会は、ガーシー議員が「議場での陳謝」の処分に従わないことから、3月14日に最も重い処分の「除名」にすることを決定しました。

参院本会議において「除名」に必要な3分の2以上の賛成多数で、ガーシー議員は除名され議員資格を失いました。

ガーシー議員除名で不逮捕特権無くなり即逮捕かについて調べました。

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ガーシー議員除名で不逮捕特権無くなり即逮捕か?捜査加速か?

暴露系YouTuberのガーシー元議員は、2023年3月上旬にドバイから帰国するとInstagramの動画配信で明言していました。

この時は、国会会期中で、ガーシー議員には「不逮捕特権」が与えられていました。

ガーシー元議員こと東谷義和氏は、YouTubeで芸能人の暴露を続けていました。

複数の著名人からの告訴が受理され、警視庁が暴力行為処罰法違反(常習的脅迫)名誉棄損の疑いなどで関係先が家宅捜査され、ガーシー元議員に事情聴取を要請していました。

ガーシー元議員には、著名人に会社事業から撤退を求める言動があり、強要や威力業務妨害の疑いも掛けられていました。

ガーシー元議員は、3月上旬に帰国して警視庁の事情聴取に応じると明言していました。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、1月13日に「1回だけの脅迫なら、起訴猶予か罰金ですが、常習性の証拠が固められますと、悪質だと判断されます」と、ガーシー元議員の悪質性を述べています。

続けて、若狭勝弁護士は「2つ目は、動画配信などを通じて、そこそこの収入が入ってくる構図が明らかにされれば、その利得性から相当に悪質だとみなされます。金の動きを調べるのが得意な警視庁の捜査2課が動いているということですので、大きな犯罪の構図を描いている可能性はあるでしょう」と、警視庁の狙いもほのめかしています。

ガーシー議員は帰国すると拘束される可能性が高かったと言われます。

週刊誌のデスクは「動画という証拠が厳然としてあるので、ガーシー議員が帰国すれば任意で聴取してそのまま逮捕という流れでした。警察庁の露木康浩長官は、国会のみならず捜査当局を翻弄するかのような言動に激怒していたので、身柄拘束は不可避と見られていました」と、ガーシー議員は帰国すると即逮捕の可能性があったと語っています。

ガーシー元議員が参議院議員の資格を失ったので、警視庁は逮捕状を請求しました。

ガーシー元議員の逮捕状を請求した警視庁の今後の動きは?

ガーシー氏を除名する懲罰案が、参院本会議で賛成235票、反対1票で可決されたことにより、ガーシー氏は議員の不逮捕特権を失った。

警視庁は動画投稿サイトで著名人を中傷、脅迫していたガーシー元議員の逮捕状の請求に踏み切りました

暴力行為法違反(常習的侠客)などの容疑による逮捕状の請求で、逮捕状を入手してから即逮捕のために活動するようです。

次に警視庁は、外務省にガーシー氏の旅券返納命令を出してもらいます。

20日たってもガーシー氏が旅券を返納しなければ旅券が失効します。

旅券を執行後もドバイに居続けると不法滞在となり、アラブ首長国連邦により逮捕されます。

アラブ首長国連邦に逮捕されたガーシー氏の身柄の引き渡しを警視庁が要求する流れになります。

警視庁に身柄が引きわたされたガーシー氏は、日本へ強制送還され裁判をうけることになります。

ホリエモン(堀江貴文)氏は、ガーシー氏について「自分も人生に不満を持っている人たちは他人の人生を引っ張りたいから、暴露してくれるダークヒーロー的に支持されるところはあるのでは。除名って割と悲劇じゃないですか。さらに悲劇のダークヒーローになる」と、ガーシー氏がダークヒーローになると予言している。

ガーシー氏の逮捕状請求に対する被害者の思いは?

ガーシー氏を刑事告訴したジュエリーデザイナーの福谷公男さんが「事実無根のことを配信されて、次、どんな事実無根のことを配信されてしまうんだろうという恐怖感もありましたし…」と、暴露されたときの恐怖を語っています。

福谷公男さんは、2022年4月のガーシー氏の動画配信により名誉を傷つけられ、店を閉鎖せざるをえませんでした。

福谷公男さんは「(ガーシー氏の言うことが)違うと言っても、誰も信用してくれないですし、そういった苦しみは今でもずっと続いている」と、ガーシー氏から脅迫行為も受けて店を閉鎖しました。

ガーシー氏の暴露によりる被害を受けた人は、ガーシー氏が法律により裁かれることを祈っている。

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引き渡し条約適用?

ガーシー氏がドバイにいる理由は、日本とドバイは犯罪者引き渡し条約を結んでいないため逃げ切れると考えたからです。

日本が犯罪者引き渡し条約を結んでいるのは韓国とアメリカの2カ国です。

ドバイでは人口が約333万人で、そのうちの約90%は海外からの労働者です。海外からの労働者が多いので、ガーシー氏を気に留める人はいません。

ガーシー氏は2021年12月4日に詐欺事件が発覚し、12月10日にYouTuberヒカルさんにより詐欺を暴露されました。

ガーシー氏は2022年2月17日にBTS詐欺事件が発覚し、警察から電話がかかり、カタールへ飛び、3月にドバイのレストランで目撃されました。

犯罪者引き渡し条約が無くても、外務省がパスポートを無効にすると不法滞在になり日本へ強制送還することになり警視庁に逮捕されます。

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まとめ

今回はガーシー氏の逮捕について、今後の流れを調べました。旅券が無効になると不法滞在になり日本へ強制送還され逮捕されることが分かりました。

ガーシー氏の脅迫行為が処罰を受けて、被害者が救われることを祈っています。

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