ガーシー帰国時にパスポートストップか？懲役刑の可能性も？登院は叶うのか？

ガーシー議員は、国会で陳謝する意向を示していますが、帰国について躊躇していることが分かりました。

ガーシー議員は事情聴取されるのは良いと言いながら、「パスポートを止められたり、逮捕されるために帰国する選択肢はない」と、パスポートストップと逮捕を恐れています。

ガーシー帰国時にパスポートストップや懲役刑の可能性があるのか調べました。

ガーシー帰国時にパスポートストップか？懲役刑の可能性も？
1. ガーシー議員帰国時に逮捕の可能性はあるか？
登院は叶うのか？
まとめ

ガーシー帰国時にパスポートストップか？懲役刑の可能性も？

ガーシー議員は、2022年7月の参議院選挙にNHK党の比例区で出馬し初当選しました。

ガーシー議員はドバイに滞在し、当選以来一度も国会に出席していないことで、罰則として「参議院本会議での陳謝」の処分を受けています。

「参議院本会議での陳謝」は2023年3月8日に行われることが決まっています。

NHK党は2月27日、「ガーシー議員が本会議へ出席し、陳謝文を朗読する」と回答しました。

しかし、ガーシー議員は参議院に3月3日現在になっても帰国するかどうか悩んでいます。

ガーシー議員は帰国を悩んでいる理由を「懲役刑とかになったときに、僕からしたら意味不明になってくるんですよ。それを受けるためにわざわざ日本に帰るという選択肢を持っている人は、たぶんいないと思うんですよ」と述べています。

さらにガーシー議員は「事情聴取されるのは全然いいんですよ。ただ、その先にパスポートを止められたり、『国会終わった後に逮捕しますよ』とかいうことをされてしまうと、俺は何のために日本に帰ったんやってなってくるんで」と、パスポートストップと逮捕の可能性を語っています。

「参議院本会議での陳謝」のための帰国は、3月6日までに決めたいと話しています。

ガーシー議員は帰国すれば、6月に国会が終わるまで日本に滞在し、警察の事情聴取にも応じると語っています。

ガーシー議員帰国時にパスポートストップの可能性はあるか？

ガーシー議員がパスポートストップにより帰国後に出国できなくなる可能性について、アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士は「逮捕状が出ていることが一般的には返納命令だが、強引にやろうと思えばやってくる可能性がある」と、パスポートストップの可能性はあると語っています。

パスポートがストップになると、ガーシー議員は再び出国することができなくなります。

ガーシー議員は警察当局の狙いをつかんでおらず疑心暗鬼に陥っています。

ガーシー議員帰国時に逮捕の可能性はあるか？

国会会期中、国会議員には不逮捕特権があります。しかし、例外として現行犯と逮捕許諾請求が認められた場合は、国会議員でも国会会期中に逮捕できます。

ガーシー議員は帰国して警視庁の事情聴取に応じて逮捕を避けたいと考えています。

政界関係者は「ガーシー氏が属するＮＨＫ党は少数政党だけに、逮捕許諾請求が出されればまず可決される。国会内には自由奔放に振る舞うガーシー氏のことを快く思っていない人の方が圧倒的」と、ガーシー議員が少数政党の所属である点と他の議員が快く思っていないので逮捕許諾請求が認められ、逮捕される可能性があると述べています。

海賊版サイト「漫画村」の運営者で、フィリッピンで逮捕された星野ロミ氏は「（ガーシー議員の）逮捕は近いかも知れない」とTweetしています。

星野ロミ氏は「海外にいる時に逮捕状が発行されるとまずは日本パスポートが停止されて合法的にその国に滞在できなくなる→不法滞在で強制送還になる。加えて国際指名手配されたらドバイも日本に引き渡す可能性は高い。どちらにせよかなり詰んでる」と、パスポートストップから逮捕の流れを説明している。

ガーシー議員の抱えている嫌疑は、脅迫、名誉棄損と威力業務妨害です。

名誉棄損では逮捕されず在宅起訴になり、脅迫罪も逮捕までには至らずとも、名誉棄損、脅迫罪、威力業務妨害の3つの嫌疑があると逮捕の可能性があると言われる。

ガーシー議員は著名人の暴露を営利目的でやっていた点で、悪質性が高いとして逮捕される可能性もある。