令和のナンバーワン大ヒットドラマである『半沢直樹』もいよいよクライマックスとなってきましたね。ドラマ『半沢直樹』といえば、個性的でアクの強い数々の人気キャラクターたちを出演者の皆さんが見事に怪演なさっていることでも話題を呼んでいます。中でも前回シリーズから常に注目の的であり、今作でも続けて片岡愛之助さんが演じていらっしゃる黒崎駿一は大人気キャラクターといえるでしょう。
そんな黒崎検査官が、なんと第8話で衝撃の展開を迎えました。今回は黒崎検査官が飛ばされてしまった先について詳しく調べてみました。
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黒崎検査官が飛ばされた先、理由は
前回の第8話では、片岡愛之助さんが演じるオネエ言葉を話す人気キャラクターである黒崎検査官が金融庁から異動させられてしまうという衝撃的な展開をむかえ大きな話題となりました。
去り際の半沢とのやり取りもグッとくるものがありましたね。普段は敵対することが多かった黒崎と半沢ですが、駆けつけた半沢に対して「あなたしかいないのよ」「あんたのことなんか大っ嫌い!だから最後まで私が大嫌いなあなたでいてちょうだい、半沢次長」と伝えた黒崎の名言はもはや今作最高のシーンと言っても過言ではありません。微笑む表情と去り際の後ろ姿がかっこよすぎました。
さて、そもそもなぜ黒崎検査官は飛ばされることになってしまったのでしょうか?その裏にはやはり箕部の存在があるでしょう。
箕部啓治は政権を握る進政党の幹事長であり、過去に不正取引をしたのではないかとの疑惑がある人物です。半沢も不可思議な20億円の融資について知り、まさにこれから調べを進めようとしているところでした。
実は黒崎検査官もこの箕部について探っていたところだったのです。飛ばされてしまったタイミングから考えて、おそらく黒崎が箕部について探っていることが箕部側に知られてしまい、圧力をかけられたと想像できます。
黒崎は飛ばされた理由についてはっきりと言及はしていないものの、去り際に半沢に対して「伊勢志摩ステートを調べなさい」と助言を残していますし、間違いないでしょう。
では、黒崎はどこへ飛ばされてしまったのでしょうか?その答えはなんとドラマ『半沢直樹』の公式ホームページにありました。すでに次回放送予定の第9話のあらすじについて公開されており、その内容から黒崎の異動先が判明しています。
その異動先とは国税庁です。公式ホームページの第9話あらすじには「箕部を追っていた金融庁の黒崎(片岡愛之助)にも箕部の魔の手が伸び、再び国税庁に異動させられてしまう」との一文があり、ここから黒崎が大阪国税局への出向から金融庁へ戻った身であるのにもかかわらず、再び国税庁へと飛ばされてしまったことが分かります。
第8話の黒崎が去るシーンで「もう黒崎を見られなくなっちゃうの?」と寂しい気持ちになったファンの方もいるかと思いますが、ネット上では「異動先が国税庁なら再登場するのでは?」と期待する声が多数見受けられました。今後の展開が気になりますね!
公務員は異動、左遷、出向、どの表現が正しい?
今回黒崎について調べていてふと思ったことがあります。それは公務員の異動の表現についてです。一般の企業とは性質が異なる公務員では、今回の黒崎のように金融庁から国税庁へ飛ばされた、という場合にどんな言葉の表現が正しいのでしょうか?
まずは、そもそもの言葉としての意味を見ていきましょう。
異動とは、人事異動を省略させた言い方です。人事異動は組織の中で職員の配置、または地位や勤務状態を変えることとされています。同じ組織の中で所属部署や勤務地が変わったりするのもこの異動によるものが多いですね。
左遷とは、上記の異動によってそれまでの地位や役職よりも低い地位・役職に落とされることを言います。役職から平社員への降格であったり、本社の花形部署から地方支社の地味な部署への異動などが左遷に当てはまると言えるでしょう。
出向とは、もともと働いていた企業との雇用契約をしたままで、別の企業へ異動することを言います。親会社から子会社へ、というのが代表的な出向の例です。
一見、左遷と同じような印象を抱くかもしれませんが、出向の場合は必ずしも立場を落とすことが目的ではありません。若い社員の育成であったり、今後元の企業で活躍するために経験を積ませたいといった目的の場合もあります。
さて、今回の黒崎の場合はドラマ『半沢直樹』の公式ホームページに”国税庁に異動させられてしまう”とありましたね。現在金融庁は、財務省から分離され内閣府の外局として設置されています。そして国税庁は財務省の外局として設置されているため、両者は所轄省が異なります。しかし元は
財務省に関連するものであったことから両者間での人事異動は今も実際にあり得ることなのだそうです。行政内の人事交流の活性化や経験を積むといった意味合いでも両者間での人事異動は続けられているようです。
つまり今回の黒崎の場合、まだ異動先での立場や役職が明らかになっていないため左遷に当てはまるのかどうかは判断できませんが、異動という表現が正しいのだと思われます。

まとめ
まさかの黒崎退場となりましたが、去り際の雰囲気的に半沢の味方になってくれた感じでしたよね。あの世界では一度味方になったらずっと味方ということも無いのでしょうが、一時的なこととはいえファンにはたまらないシーンでした。
現在はあの大和田とも手を組んでいるような状態ですので、ますます今後の展開が見逃せなくなってきました。半沢は巨悪を打つことができるのか、黒崎はこのまま退場となってしまうのか、はたまた再登場はあるのか、是非今後の放送を楽しみに待ちましょう。
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