田中圭さん主演、鈴木おさむさん脚本でお送りしてきたドラマ「先生を消す方程式。」。
出演者の狂気あふれる演技と、視聴者の想像をはるかに超えていく展開を見せてきたこの作品も、ついに最終回を迎えました。
頼田朝日(頼朝)の手により葬られたはずの義経。死者復活の儀式により地中から復活を遂げ、自身をこの状況に陥れた頼朝との最後の最後の対決に挑みます。
頼朝に連れてこられた静はどうなってしまったのでしょうか。
義経VS頼朝。気になるその結末を視聴後の感想と共にお伝えしていきます。
先生を消す方程式 第8話あらすじ
すべての記憶を取り戻した義澤経男(田中圭)と藤原刀矢(高橋文哉)、長井弓(久保田紗友)、大木薙(森田想)、剣力(高橋侃)らがいる教室に、車いすに乗せた前野静(松本まりか)を連れて現れた、頼田朝日(山田裕貴)――。
朝日は、自分に逆らえばすぐにでも彼女の人工呼吸器を外すと義澤をけん制し、今から“授業”を行うと宣言。高校時代、担任教師だった静をなぜ階段から突き落としたのか、得意げに語りはじめる。義澤は怒りに震えるものの、静を人質に取られ、身動きが取れずにいた…。
やがて朝日は義澤を刺すよう、刀矢にナイフを渡す。「お前が刺さなきゃ、静を殺す」と脅され、追い詰められた刀矢は、やむなくナイフを握りしめて――!?義澤、朝日、静、生徒たち――それぞれに驚がくの結末が待つ、衝撃の最終話!はたして《義経VS頼朝》最終決戦の行方は…!?そして、義澤が命をかけて生徒たちに伝えたかった《いのちの授業》とは…!?
<引用>先生を消す方程式 公式
先生を消す方程式 第8話のロケ地
たちかわ創造舎 東京都立川市富士見町6-46-1 旧多摩川小学校
静が勤務していた朝日の通っていた「東京都立保路川高等学校」(第5話より登場)
公式HP:
国立ダイヤ街 東京都国立市富士見台1-8
買い物を終え家路につく静を朝日が尾行していた商店街(第5話にて描かれたシーン)
関戸熊野神社 金比羅宮横の階段 東京都多摩市桜ケ丘1丁目54-4付近
学生時代の朝日が静を突き飛ばし負傷させた階段(第5話にて描かれたシーン)
東日印刷 越中島STビル 東京都江東区越中島2-1-30
静を乗せた車椅子を押す義経が命に最後の言葉を送った廊下
(「学校法人 帝千学園高等学院」の校舎内と同じロケ地)
公式HP:

先生を消す方程式 第8話のロケ地
東日印刷
先生を消す方程式 第8話感想
朝日の口から語られた、静の事件当日の詳細。あまりにも衝動的過ぎて、ドラマとわかっていても目を覆いたくなるほどでした。「勇気-正気=恐怖」。確かに、この朝日には恐怖しか感じないですよね。
対して、義経の愛を語る授業。前半での生徒への行動はそこからきていたのですね。最後に語った言葉も、彼らに強く前を向いて生きていく力を与えてくれるものでしたね。
生徒を守り、自ら愛する人の最後に手を下した義経。絶命の瞬間に静香が流した涙、印象的でした。
生きる屍となった義経。静の亡骸を葬り、森へ消えて終ると思ったのも束の間、闇を切り裂く雷鳴と共に静も地中から復活。こうして長い年月を経て、ようやく2人は一緒に暮らすことができました。2人のキスシーン、熱いものでしたね。
これまで言いなりだった刀矢が向けた刃ですらかわした朝日。死ぬよりも辛い孤独という制裁を与えられたものの、結局その最期は雷鳴に撃たれるというものでした。天の裁きが下り、これでようやく解放されたと思えた瞬間でしたね。
でも、これで終わらなかった「せんけす」。最後の最後で朝日の目が開き、衝撃が走りました。「人生にはまさかのことが起こる」。劇中のセリフの通りですね。
結局、倉庫の人形に意味があったのかは不明のまま。もしかしたら続編も期待できるのかもしれない、そう思わせてくれた作品でした。







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