1月21日よりテレビ朝日系にて好評放送中のドラマ「にじいろカルテ」。
虹ノ村に赴任してきた真空は、医師であり「多発性筋炎」という難病を抱える患者でもあります。だからこそわかる、患者が抱える痛みや不安に寄り添う姿勢には、毎回心打たれます。
心に秘密を抱えるのは真空ばかりではありません。第4話では畑仕事に精を出す、朔の過去が描かれるようです。一体どんなお話だったのでしょうか。視聴後の感想に添えてご紹介していきます。
にじいろカルテ 第4話公式あらすじ予告
朝から畑に佇み、空を見上げる朔(井浦新)。いつもと違うその様子が少し気になる真空(高畑充希)。
一方、太陽(北村匠海)は朝から“お尻”にある大問題を抱えていた。誰にも相談できず、悶絶しながら悩んでいたところ、次々に霧ケ谷(光石研)と氷月(西田尚美)や嵐(水野美紀)ら村人たちが押し寄せ、虹ノ村診療所は大騒ぎ。
そんな中、一本の電話が鳴る。隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生――多くのけが人が出ている中で治療の優先順位を決めるトリアージをしてほしいとの要請が。急いで現場に向かうことになった真空、太陽、朔だが、その様子を見て霧ケ谷は朔に「大丈夫…?」と声をかける。笑顔で応える朔だが、心配そうな霧ケ谷の様子に、何か知っているようだと悟る真空だが…。緊張感ただよう中、土砂崩れの現場に入った3人。年長者の朔の指示のもと、命を救うために奔走する。そんな混乱の中、ある患者の「大丈夫です」という言葉に、思わず朔は「それはあなたが決めることじゃない!」と激昂する。
――彼の脳裏には妻・沙織(佐々木希)の姿が思い出され…。明かされる過去。試される絆。
人はいつ、いきなり会えなくなるかわからないから。<引用>にじいろカルテ 公式
にじいろカルテ 第4話ロケ地
BIG HOP Garden Mall Inzai 千葉県印西市原1-2
回想シーンで朔がトリアージを行っていた、沙織の巻き込まれた事故現場
公式HP:
青野原野呂ロッジキャンプ場 神奈川県相模原市緑区青野原931
土砂崩れ発生の報告を受け、真空・太陽・朔が駆け付けたキャンプ場
公式HP:
にじいろカルテ 第4話撮影協力一覧(エンドロール)
尾県郷土資料館 都留市・都留市教育委員会 秋山富岡地区 農業法人 藤野倶楽部
ノエルフィールド 上野原市 相模原市 さがみはらフィルムコミッション
青野原野呂ロッジキャンプ場 BIG HOP Garden Mall Inzai
にじいろカルテ 第4話の感想
愛しい人をある日突然失ったという悲しみ、朔はそんなにもつらい過去を抱えていたのですね。あの時、沙織の「大丈夫」の言葉を過信し、トリアージの判断を下してしまったことを後悔しているのでしょう。
あの時、何としてでも助けるように言われていたのは、恐らくこの事件の犯人でしょう。大切な人を救うことが出来なかったばかりではなく、その命を奪った張本人を助けなければいけなかった。
個人の感情に左右されることなく、症状だけを冷静に判断し、時に命の選択をも迫られるトリアージという医療行為の責任の重さというものを改めて思い知らされました。
こうした経験があったからこそ、あの土砂崩れ現場でも誰一人犠牲者を出すことなく処置を終えることが出来たのですね。
真空も太陽も、自分が打ち明けるまで触れられたくない部分があるということを理解し、心配しつつも、時が来るまではあえて聞かずに受け入れるという姿勢もよかったですね。
今回の太陽の秘密にはちょっとクスッとしてしまいました。完全防備と言っていましたが、あの場で短パンはNG。虫に刺されてしまう危険が高そうですものね。
それでも刺されてしまったということに加え、場所が場所だけに恥ずかしくて言い出せなかったのだろうなということが想像できますね。
そんな太陽には、お惚気ともとれる薬ぬりぬり話は苛立ちでしかなかったようですね。でもこれも、自分では手の届かないところに、薬を塗ってケアをしてくれる人がそばにいるという、人と人とのつながりを表しているようで、ホッコリさせられました。
次回はどんなエピソードが描かれるのか、楽しみです。
にじいろカルテ 第5話公式予告
虹ノ村に超人気バラエティ番組「ぽつんと診療所」がやってくる…!テレビ取材に張り切る村人たちだが、真空(高畑充希)は病のことや、この村にいることをまだ母親に伝えられていないとこぼす。そんな中、テレビクルーのカメラマンが足から血を流していることに、太陽(北村匠海)は気づき…?一方、佐和子(水野久美)の家で朔(井浦新)の涙を見て以来、なにか辛い過去があるのだろう…と察しつつも、本人が言うまでなにも聞かないと決めた真空と太陽。
そんなある日、真空は、畑で作業をする朔を窓からじっと眺めながら何やら考える太陽を見かける。どこか寂しげな表情で「ちょっとうらやましいなぁ」と呟く太陽に、その意味を測りかねる真空で…。その夜、太陽の様子がおかしいことを察した朔は、妻・沙織(佐々木希)との過去を、ゆっくりと話しはじめる。「仲間だから気を遣わせるのは嫌なんだ」と無理して笑う朔。しかし、その話を聞いた太陽は、なぜかさらに辛そうに顔をゆがめ、寒空の中、診療所を飛び出してゆく…。
数日後、ついに虹ノ村が取材された「ぽつんと診療所」の放送日。にじいろ商店にいつものメンバーで集い、酒盛りをしていると…いつの間にか泥酔した太陽が、突如ブチ切れ始め…。
「あんたらには、わかんねえんだよ…!」
彼女は医者で患者。彼は辛い過去を生きる男。
――じゃあ、僕はなに?果たして太陽の流した涙の理由とは…?
<引用>にじいろカルテ 公式



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