ユニクロの夏用マスク(エアリズムマスク)に人気が殺到しています。2020年6月19日に、ファーストリテイリングのユニクロが、夏用マスクの販売を開始し、店舗に多くの人の列ができて、購入できなかった人が多数出ました。オンライン販売では、接続できない状態になりました。
株式会社ユニクロは、1949年3月に、山口県宇部市で、柳井等が、メンズショップ小郡商事の開店しました。1984年6月2日に、小郡商事が、広島市にユニセックスカジュアル衣料品店を開店し、同年9月に柳井正が、取締役社長に就任しました。
1991年9月に、社名をファーストリテイリングに変更し、1997年から、製造型小売業に事業転換し、1999年には、フリースの販売で、「フリース旋風」を起こし、衣料品流通業に革命を起こしました。
ユニクロは、2020年2月末現在、国内に811店舗を展開し、海外にも多数の店舗を持っています。
ユニクロエアリズムマスクの評価、評判は?
ユニクロのエアリズムマスクの構造は、紫外線をカットするメッシュ素材、細菌や花粉などの粒子を99%カットするフィルター、汗ばんでもなめらかな肌触りのエアリズムの三層構造で、3サイズ(S、M、L)があります。価格は3枚組で990円(税抜き)です。
なめらかな肌触りのエアリズムは、ユニクロと東レが共同開発した「マイクロポリエステル繊維」で、細かい繊維を束ねた糸です。ユニクロの肌着に使用されている素材で、接触冷感、抗菌防臭、消臭、吸放湿製などの特徴を持ちます。
ユニクロは、三層構造によって、「マスクとしての防御性能」「洗濯可能」「つけごこち」の機能を実現したと言っています。専門機関のテストで、20回洗濯後も、フィルターが効果を持続すると証明されました(選択ネットの使用を推奨)
TWITTERを見ると、ユニクロマスクは、夏用でなく、オールシーズン用だと書いています。他のマスクと比較して、特に優れていると感じないと評価する人もいました。
~ ユニクロマスク、今の今でも間違った感覚の人いる。別にエアリズムと言えども涼しくはないんだよ?炎天下での使用はおすすめされてないよ?涼しくないよ?なのに、子どもの登下校に涼しいだろうとか、スポーツの時に使うとか…むしろ使わないでってUNIQLO記載してるよ? ~
使用すると、汗ばんでも滑らかな肌触りを維持しますが、厚いので、空気は通りにくい。不織マスクのほうが涼しいと言っている人がいました。
このマスクはいつまで買える?販売期間は?
2020年6月19日の、エアリズムマスクの販売は、オンラインとオフラインで行われました。オンラインはアクセス殺到で閲覧できない状態が続き、すぐに完売しました。オフラインの店頭販売は、各店舗で開店前から長蛇の列ができました。
ユニクロでは、次回からの販売について、お詫びとお知らせで「エアリズムマスクの品切れにより、お客様にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。継続的に増産しており、順次入荷いたしますので、今しばらくお待ちください。」と記載しています。
初回は、一人あたり、L、M、Sサイズを各1点(合計3点)購入できましたが、次回からはお一人一点、S、M、Lサイズの中から1点のみ購入できると言っています。
Sサイズは、小学生とか顔の小さな女性用、Mサイズは小さめで女性用、Lサイズは男性用の普通サイズです。
ユニクロでは、エアリズムマスクを継続的に増産していて、入荷次第、順次販売するとのことで、販売予定は改めて告知すると言っています。
まとめ
ユニクロが、今回販売したエアリズムマスクは、エアリズムを使用し、肌触りは良いのですが、夏用ではありません。今回販売のエアリズムマスクは、オールシーズン用で、熱中症に注意して使用する必要があります。ユニクロでは、今後改良して、夏用を販売することも考えられます。
夏用マスクとして、最近、特に注目を集めているのが、キシリトール加工をした生地を使用したマスクです。キシリトールは、汗などの水分と結合して、吸熱反応により、ひんやりすると言われます。
キシリトール加工の夏マスクは、ヨネックスのキシリトール加工マスク「スポーツフェイス」があります。ヨネックスの涼感素材「ベリークール」を採用し、吸汗速乾、抗菌加工でデザインも、夏用を意識していて、快適に使えると思われます。2020年7月上旬に発売予定です。
株式会社マルヒサの京都きもの京小町は、絹にキシリトール加工と抗菌加工をした絹マスクを販売しています。このマスクの使用者の感想として「暑い日の日中につけましたが、厚みが軽減された分、蒸れにくく快適です。絹のマスクの良い点は、この心地よさです」と冷感効果で快適だと報告しています。
イオングループのコックスは、キシリトール加工素材を使用した、接触冷感素材で、取り替え可能なフィルターをセットできるマスクを販売しています。
これから、夏になり暑くなっても、新型コロナウイルス感染症は、無くならないので、マスクを手放すことができません。夏場の熱中症対策のために、涼感素材のマスクの要望が増加しています。キシリトール加工素材は、汗による吸熱反応があり、夏用に適していると思われます。
ユニクロのマスクが、さらに改良されて、夏場も使用できるようになることを期待しています。


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