テレビ朝日系列にて現在放送中のドラマ「にじいろカルテ」。
藤井風さんが歌う「旅路」も、台本を読み込み、現場訪問を経て、このドラマのために書き下ろしたというだけあり、物語の雰囲気とぴったり重なり、温かく包み込んでいてくれているようです。
虹ノ村診療所で、村民の温かい愛に包まれながら病気と闘う真空。その病状は、決して安心できる状態ではないようです。真空の体調は大丈夫なのでしょうか。そこで、今回は、第6話の展開をご紹介していきたいと思います。
にじいろカルテ 第6話公式あらすじ予告
ひとり、部屋でカレンダーを眺める真空(高畑充希)、もうすぐ母親の誕生日だ。いい加減、自分の病のこと、そして虹ノ村で暮らしていることを伝えなければ…と思うが、何度もメールを打っては消し、打っては消しを繰り返してしまう。
そんなある日、雪乃(安達祐実)の記憶を確認する定期診察の日がやってくる。自分の年齢、簡単な引き算、野菜の名前などの記憶テストを行うも難なく答える雪乃だったが、ふと「こんな簡単な質問が、答えられなくなる日がくるのかな…」と不安な表情を見せる。
そこへ突然、泥だらけの日向(中野翠咲)が飛び込んでくる!息絶え絶えに「お母ちゃんとじいちゃんが…」と告げる日向。真空、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)は慌てて診療所を飛び出し緑川家に向かうが、そこで嵐(水野美紀)・日出夫(泉谷しげる)が倒れているのを発見し…?一方、日向を預かって欲しいと頼まれた氷月(西田尚美)は大喜びするが、その様子を見た霧ケ谷(光石研)は少し複雑な表情を浮かべ…。
そんなある日、診療を終えた真空が突如、倒れてしまう――!?
離れて暮らす、娘から母親へ。
一つ屋根の下で暮らす、義理の父親から、義理の娘へ。
―――いま伝えたいことがある。果たして真空は、お母さんに“真実”を伝えることができるのか…!
<引用>にじいろカルテ 公式
にじいろカルテ 第6話ロケ地
葛原神社 神奈川県相模原市緑区名倉3983
真空が写真を撮影していた虹ノ村の神社
尾県郷土資料館 山梨県都留市小形山1565-1
虹ノ村診療所 兼 真空の住まい・朔が管理する畑
公式HP:

五月軒 埼玉県所沢市和ケ原1-182-14
真空の母が以前働いていた飲食店
公式HP:

にじいろカルテ 第6話撮影協力一覧(エンドロール)
尾県郷土資料館 都留市・都留市教育委員会 農業法人 藤野倶楽部
秋山富岡地区 上野原市 さがみはらフィルムコミッション 五月軒
にじいろカルテ 第6話の感想
母の誕生日が近づき、自身の状況を伝えていないことに悩む真空。現状を伝えられなかったのは、母が責任を感じてしまうことを恐れていたようですね。
代わってあげられないことの悔しさや、自責の念。どんな病気でも怪我でも、母親がそう考えてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
それに対する太陽の考え方。大事なのは病気と闘うこと。頑張りすぎなくていいというのは、患者にはとても大切なこと。忘れていた何かに気づかされた思いでした。この言葉は、病気で倒れた蘭が日向を霧ケ谷夫婦に預けたことにも言えることですよね。
子宝に恵まれなかった氷月にとって、子どもを預けることは酷なのではないかと思い、氷月は氷月で蘭が自分に気を遣ってしまうのではと思っているようでしたよね。でも、今は病気を治すことが大事、そう思うことが一番大事だったということだったのではないでしょうか。
持病が悪化し、ついには寝込んでしまった真空を包み込んだ虹ノ村の温かさ。母にようやく状況を打ち明けることが出来たのは、こんな出来事の積み重ねなのかもしれませんね。
その知らせを聞いた母、当然心配はしているでしょう。でも、娘を信じて見守ることができるのは、届いた写真からも十分すぎるほどに伝わってくる、虹ノ村の温かさがあるからかもしれません。真空の居場所がここにあってよかったですね。
冒頭では簡単そうにテストをこなしていた雪乃、ジワジワと症状は進行していたようで、最後には自分の年齢がわからないようでした。
雪乃の記憶が薄れる中、橙田夫婦はどうなってしまうのか。第7話の展開が気になります。
にじいろカルテ 第7話公式予告
「あと、どれくらい?どれくらいしたら、私は何もわからなくなるの――?」
まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空(高畑充希)は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日…その事実に、不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換に「一緒に往診に行きませんか」と誘う。朔(井浦新)、太陽(北村匠海)と共ににじいろ号に乗り込み、佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。実は虹ノ村には、古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼があったが、今ではウェディングドレスが人気で隣町の結婚式場で挙げることが多いのだと語る佐和子。雪乃もその1人だったというが、結婚式の記憶がない雪乃は顔を曇らせる。
そんな雪乃の心中を察した真空は、その夜、急遽にじいろ商店に村のみんなを召集。雪乃と晴信の結婚式を提案する。最初は戸惑う晴信だったが、愛する妻の願いを叶えたいと一念発起を決意する。
途絶えていた村の伝統行事の復活に、じじーず(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)や佐和子をはじめ、当人より村人たちが大張り切り。しかし雪乃は嬉しい気持ちの一方で、認知症の症状が進行していることに不安を抱き…。
タイムリミットはあと10日。
もうすぐ僕を忘れる妻に、何を残せるだろうか。
神様、あと少しだけ、時間をください――。雪乃と晴信は、婚礼の日を迎えることができるのか…!?
ねえ、また好きになってくれる?<引用>にじいろカルテ 公式





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